10月5日(木)の朝から沖縄県にある「かねひで喜瀬カントリークラブ(6577ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「かねひで美やらびオープン」が3日間の日程で開催され、その最終日が10月7日(土)に終わった。
公式サイトによると賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に47位タイまでに入っていた55名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なお、ライブ中継に付いてはCS放送のスカイAによって3日間に亘ってたっぷりと放送されていた。
さて首位タイとなり、プレーオフを1ホール目で制して見事逆転優勝したのは世界ランキング464位(先週時点。以下同様)で95期生をリードするひとり、米国女子ツアーに参戦していた経験を持つP.サイパン(本名:パナラット・タナポルブーンヤラス、タイ、25歳、169㎝、57㎏)で、最終日4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-6と少し伸ばし、結果として2位上げて来た。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-5からスタートして、前半では1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-3と落としたが、後半に入ってからは加速して、3バーディーの-3、トータル-6と伸ばした。
なお、これがこのツアーにおいて今年2勝目、通算でも2勝目となるが、いずれもプレーオフを制してと言うのが流石ではないか!?
サイパンや少し伸ばして勝って魅せ
サイパンや連日上げて力魅せ
サイパンや逆転勝ちで力魅せ
首位タイとなり、プレーオフで負けて単独2位となったのは世界ランキング447位でステップアップツアーにおいて通算4勝で、今季は国内女子ツアーを主戦場としていた印象がある石川明日香(26歳、161㎝、57㎏)で、最終日4バーディー、1ボギーの-3、トータル-6と伸ばし、結果として5位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-3からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-4と少し伸ばし、後半に入っても、2バーディーの-2、トータル-6と順調に伸ばした。
石川や確り伸ばし上げて魅せ
石川や連日上げて力魅せ
石川や二位に入って力魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング531位で93期生をリードするひとり、このツアーにおいて優勝経験を持つ黄金世代の工藤優海(24歳、155㎝、55㎏)、世界ランキング522位で95期生をリードするひとり、初優勝が待たれる新世紀世代の大須賀望(21歳、146㎝、52㎏)、世界ランキング450位の種子田香夏(28歳、158㎝、55㎏)、世界ランキング620位で狭間世代のレナゴンこと石川怜奈(23歳、168㎝)で、トータル-5まで伸ばした。
工藤優海は最終日4バーディーの-4と伸ばして18位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-1からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-3と伸ばし、後半に入ってからも、2バーディーの-2、トータル-5と順調に伸ばした。
工藤優海確り伸ばし上げて魅せ
工藤優海連日上げて力魅せ
工藤優海三位に入り力魅せ
大須賀望は最終日6バーディー、3ボギーの-3と伸ばして8位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-2からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-3と少し伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、2ボギーの-2、トータル-5と順調に伸ばした。
大須賀や確り伸ばし上げて魅せ
大須賀や連日上げて力魅せ
大須賀や三位に入り力魅せ
種子田香夏は最終日4バーディー、5ボギーの+1と少し落として1位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-6からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-6と維持したが、後半に入ってからは2バーディー、3ボギーの+1、トータル-5と少し落とした。
種子田香夏前半耐えて後半で
少し落として下がったのかも
種子田香夏三位に入り力魅せ
石川怜奈は最終日1イーグル、2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの+3と落として2位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル-8からスタートして、前半では1バーディー、2ボギーの+1、トータル-7と少し落とし、後半に入ってからも1イーグル、1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+2、トータル-5と落とした。
石川怜奈じわじわ落とし二位下がり
其れでも三位流石なのかも
石川怜奈三位に入り力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング512位で94期生をリードするひとり、初優勝が待たれるプラチナ世代の藤田かれん(23歳、162㎝)は最終日-2、トータル-4と伸ばし、4位上げて7位タイに入った。
藤田かれんじわりと伸ばし上げて魅せ
藤田かれん連日上げて力魅せ
藤田かれん七位に入り力魅せ
世界ランキング393位で国内女子ツアーにおいて通算2勝し、このツアーにおいても優勝した酒井美紀(32歳、165㎝、78㎏)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばして七位タイを維持した。
酒井美紀少し伸ばして七位維持
酒井美紀七位維持して強さ魅せ
酒井美紀七位に入り強さ魅せ
世界ランキング610位でこのツアーにおける優勝経験があるベテランの岩橋里衣(リエ、37歳、156㎝、53㎏)は最終日+1、トータル-3と少し落とし、5位下がって9位タイとなった。
世界ランキング524位で狭間世代をリードするひとり、今季漸くこのツアーにおいて念願の初優勝を果たした吉本ここね(23歳、161㎝、53㎏)は最終日-1、トータル-2と少し伸ばし、9位上げて12位タイに入った。
吉本や少し伸ばして上げて魅せ
吉本や下がっても上げ力魅せ
吉本や上位に入り力魅せ
世界ランキング409位で今季このツアーにおける通算2勝目を果たした鬼頭さくら(28歳、162㎝、63㎏)、世界ランキング633位で94期生をリードするひとり、初優勝が待たれるプラチナ世代の高久みなみ(22歳、159㎝、59㎏)は共に最終日イーブン、トータル-2と伸ばせず、1位下がって12位タイとなった。
世界ランキング552位で95期生をリードするひとり、初優勝が待たれる新世紀世代の奥山純菜(21歳、157㎝、55㎏)は最終日+1、トータル-2と少し落とし、5位下がって12位タイとなった。
世界ランキング616位の武尾咲希(29歳、159㎝、61㎏)は最終日+3、トータル-1と落とし、13位下がって17位タイとなった。
世界ランキング372位の沖せいら(31歳、161㎝)は最終日イーブン、トータルイーブンと維持し、5位上げて19位タイに入った。
沖せいらスコア維持して上げて魅せ
沖せいら下がっても上げ強さ魅せ
沖せいら上位に入り強さ魅せ
世界ランキング602位で94期生をリードするひとり、昨年このツアーにおいて逸早く優勝した狭間世代の大林奈央(24歳、163㎝、60㎏)は最終日イーブン、トータル+1と維持し、12位上げて22位タイに入った。
大林少し伸ばして上げて魅せ
大林最後は上げて力魅せ
大林上位に迫り意地を魅せ
世界ランキング427位で95期生をリードするひとり、このツアーにおいて既に優勝している小林光希(ミツキ、21歳、161㎝)、世界ランキング541位で95期生をリードするひとりで初優勝が待たれ、これまで国内女子ツアーを主戦場としていた印象がある池ヶ谷瑠菜(ルナ、20歳、156㎝、60㎏)はともに最終日イーブン、トータル+2と維持し、20位も上げて27位タイに入った。
小林やスコア維持して上げて魅せ
小林や下がっても上げ力魅せ
小林や中位に入り意地を魅せ
池ヶ谷瑠菜スコア維持して上げて魅せ
池ヶ谷瑠菜下がっても上げ力魅せ
池ヶ谷瑠菜中位に入り意地を魅せ
世界ランキング598位で94期生をリードするひとり、初優勝が待たれる小林夢果(20歳、167㎝)は最終日+1、トータル+2と少し落としながらも、7位上げて27位タイに入った。
落としても小林夢果上げて魅せ
意地を魅せ小林夢果中位入り
世界ランキング475位の竹内美雪(27歳、160㎝、58㎏)は最終日+2、トータル+3と落とし、2位下がって36位タイとなった。
世界ランキング608位で国内女子ツアーにおいて通算5勝の実績を持ち、イップスによる低迷から復活してこのツアーにおいても優勝した服部真夕(35歳、166㎝、57㎏)は最終日+6、トータル+3と大きく落とし、29位も下がって36位タイとなった。
世界ランキング553位でイタリア系のスタイヤーノ梨々菜(26歳、156㎝、56㎏)は最終日+3、トータル+4と落とし、8位下がって42位タイとなった。
そして、世界ランキング550位でこのツアーにおいて通算2勝の実績を持ち、これまで国内女子ツアーを主戦場としていた印象がある高木萌衣(メイ、26歳、164㎝、54㎏)は最終日+4、トータル+5と落とし、11位下がって45位タイとなった。
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何時もであれば今週の世界ランキングが出ていれば、それを添えるのであるが、先週ステップアップツアーに出場していた選手は軒並み下がっており、例えば優勝したP.サイパンでも470位に下がっているので、どうやら先週の成績が反映されていないように思われ、添えないことにした。
女子のランキングの場合、週の途中でも修正されることがあるから、もしかしたら今週もそうなるのかも知れない。