先週の女子ゴルフツアーの振り返りに付いては既に簡単に書き留めたので、今回は男子ゴルフツアーに付いて簡単に振り返っておく。
先ずは国内男子ツアーに付いてであるが、10月12日(水)から茨城県にある「取手国際ゴルフ倶楽部・東コース(6804ヤード、パー70)」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアーの最終戦、「ディライトワークスJGTOファイナル」が3日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング1115位(先週時点。以下、特に断らない限り同様)で長期に亘る不振から復調して来た大堀裕次郎(30歳、182㎝、80㎏)で、トータル-18まで伸ばした。
なお、この試合の結果、今シーズン2勝目で逆転賞金王にも輝き、世界ランキングは848位まで上がっている。
大堀や不振抜け出てまた勝って
先の希望が見えて来たかも
単独2位に入ったのは世界ランキング1472位の尾崎慶輔(31歳、173㎝、85㎏で、トータル-17まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは1135位まで上がっている。
2にタイに入ったのは世界ランキング609位の小西貴紀(31歳、174㎝、81㎏)、世界ランキング1989位の馬渡清也(25歳、180㎝、102㎏)で、トータル-14まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングは小西貴紀が586位、馬渡清也が1585位まで上がっている。
それから、国内男子ツアーは残念ながらオープンウイークとなっていた。
次に海外ツアーに付いて見て行くと、10月12日(水)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「ゲーリー・プレーヤーCC」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「Blue Label Charenge」が3日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング1124位のStephen Ferreira(ポルトガル、30歳)で、この試合の結果、世界ランキングは914位まで上がっている。
単独2位に入ったのは世界ランキング577位のLuca Filippi(南アフリカ、23歳)で、この試合の結果、世界ランキングは543位まで上がっている。
単独3位に入ったのは世界ランキング327位のPieter Moolman(南アフリカ、31歳)で、この試合の結果、世界ランキングは330まで下がっている。
また、10月13日(木)からオーストラリアにおいてオーストラリアの男子ツアー(ISPS HANDA PGA Tour of Australasia)、「CKB WA PGA選手権」が4日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング697位のDavid Micheluzi(オーストラリア、26歳)で、トータル-15まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは649位まで上がっている。
単独2位に入ったのは世界ランキング2756位のBen Ferguson(オーストラリア、49歳、186㎝、86㎏)で、この試合の結果、先週の最下位群から抜けて1752位まで上がっている。
3位タイに入ったのは世界ランキング640位のJarryd Felton(オーストラリア、27歳)、世界ランキング1122位のAndrew Martin(オーストラリア)で、トータル-11まで伸ばした。
なおこの試合の結果、世界ランキングはJarryd Feltonが622位まで、Andrew Martinが1080位まで上がっている。
また、10月13日(木)の朝から千葉県にある「アコーディア・ゴルフ習志野カントリー(7041ヤード、パー70」において米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング44位のキーガン・ブラッドリー(米国、36歳、191㎝、86㎏)で、トータル-15まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは23位まで上がっている。
2位タイに入ったのは世界ランキング109位のアンドリュー・パットナム(米国、33歳、185㎝、77㎏)、世界ランキング160位のリッキー・ファウラー(米国、33歳、175㎝、68kg)で、トータル-14まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングはアンドリュー・パットナムが79位まで、リッキーファウラーが106位まで上がっている。
世界ランキング213位で海外ツアーに積極的に参戦している新鋭の久常涼(20歳、175㎝、75㎏)、世界ランキング354位で長期に亘ってアマチュア世界一に君臨していた中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)は共にトータル-9まで伸ばして12位タイに入った。
なおこの試合の結果、世界ランキングは久常涼が199位まで、中島啓太が311位まで上がっている。
中島やプロに入って気合入れ
世界に伍して戦うのかも
久常涼世界夢見て気合入れ
上位入賞果たしたのかも
世界ランキング167位の堀川未来夢(ミクム、29歳、176㎝、84㎏)、世界ランキング343位で米国男子ツアーのシード権復活を目指している小平智(33歳、172㎝、70㎏)は共にトータル-8まで伸ばして16位タイに入った。
なおこの試合の結果、世界ランキングは堀川未来夢が161位まで、小平智が320位まで上がっている。
堀川や上位に入り力魅せ
小平や上位に入り力魅せ
世界ランキング84位で海外ツアーでも時には成果を見せていた比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)はトータル-4まで伸ばして36位タイに入った。
なおこの試合の結果、世界ランキングは84位を維持している。
比嘉一貴中位に入り意地を魅せ
そして、世界ランキング19位で自他共に日本のエースと認める松山英樹(30歳、 180㎝、90㎏)はトータル-3まで伸ばして40位タイとなり、この試合の結果、世界ランキングは19位を維持している。
松山や期待したほど伸ばせずに
もやもや残し早帰りかも
背中の痛みが出ていたようであるが、今週米国本土で開催される大会に出るようであるから、出る限りは無理のない範囲で健闘を期待したい。
また、10月13日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のスペインにある「レアル・クラブ・バルデラマ(7028ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「アンダルシア・マスターズ」が4日間の日程で開催された。
優勝したのは世界ランキング158位のエイドリアン・オタエギ(スペイン、29歳、183㎝、79㎏)でトータル-19まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは95位まで上がっている。
オタエギや独走で勝ち力魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング388位のヨアキム・ラゲルグレン(スウェーデン、30歳、175㎝、80㎏)で、トータル-13まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは264位まで上がっている。
ラゲルグレン二位に入って力魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング65位のミンウー・リー(オーストラリア、224歳、米国女子ツアーで活躍しているミンジー・リーの弟)はトータル-10まで伸ばした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは58位まで上がっている。
ミンウーリー三位に入り強さ魅せ
そして世界ランキング276位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)はトータル-1と少し伸ばして21位タイに入り、この試合の結果、世界ランキングは267位まで上がっている。
世界ランキングが上がったのは久し振りの気がする。
東南アジアでのんびり休めたのが好かったのかなあ。
川村やアジアで疲れ癒したか
世界ランクを上げているかも
それから、アジアンツアーは残念ながらオープンウイークとなっていた。
次に男子日本人選手の世界ランキングの変動に付いてであるが、トップ20の変動を挙げておく。
順位 変動 氏名
19位 ー 松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)
84位 ー 比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)
103位 ↓ 1 桂川有人(24歳、167㎝、70㎏)
114位 ↓ 4 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)
119位 ↓ 3 今平周吾(30歳、165㎝、67㎏)
127位 ↓ 2 星野陸也(26歳、186㎝、76㎏)
139位 ↓ 3 大槻智春(32歳、172㎝、94㎏)
140位 ↑ 1 木下稜介(31歳、174㎝、75㎏)
152位 ↓ 5 金谷拓実(24歳、173㎝、75㎏)
154位 ー 大西魁斗(23歳、177㎝、70㎏)
161位 ↑ 6 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)
167位 ↑ 4 香妻陣一朗(28歳、165㎝、71㎏)
185位 ↑ 1 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)
191位 ↑ 6 池田勇太(36歳、177㎝、77㎏)
194位 ↑ 1 岩田寛(41歳、178㎝、74㎏)
199位 ↑14 久常涼(20歳、175㎝、75㎏)
200位 ↑ 6 池村寛世(トモヨ、27歳、166㎝、72㎏)
244位 ↓ 3 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)
266位 ↑ 3 時松隆光(29歳、168㎝、75㎏)
267位 ↑ 9 川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)
6月以来世界ランキングの変動に付いて触れるのを暫らく置いていたら、その間にポイント配分が変わったのも響いているのか、日本人選手が全体的に下がっているように思われた。
更に、900位までの範囲で10位以上上がった選手に付いて見ておく。
海外志向の強い期待のツアールーキー、中島啓太(22歳、177㎝、75㎏)は43位上がって311位に、小平智(33歳、172㎝、70㎏)は23位上がって320位に、塚田陽亮(37歳、173㎝、80㎏)は10位上がって571位に、小田孔明(44歳、176㎝、85㎏)は11位上がって572位に、小西貴紀(30歳、174㎝、81㎏)は23位上がって586位に、嘉数光倫(32歳、168㎝、72㎏)は24位上がって604位になっている。
また小木曽喬(タカシ、25歳、178㎝、72㎏)は11位上がって654位に、アジアツアー等、海外のツアーにも積極的に参戦して来た亀代順哉(27歳、167㎝、85㎏)は15位上がって703位に、坂本雄介(24歳、174㎝、74㎏)は15位上がって774位に、中里光之介(30歳、179㎝、74㎏)は19位上がって823位に、大堀裕次郎は(30歳、182㎝、80㎏)は267位上がって848位になっている。
そして今週であるが、残念ながら国内男子ツアー下部のABEMAツアーはシーズンオフとなり、アジアンツアーは引き続きオープンウイークとなっているが、国内男子ツアー、南アフリカ男子ツアー、オーストラリア男子ツアー、DPワールドツアー、米国男子ツアーと開催が予定されており、日本人選手が出場を予定しているツアーもまあまああるので、楽しみに待ちたい。