9月22日(金)の8時頃から宮城県にある「利府ゴルフ倶楽部クラブ(6569ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は7000万円、優勝賞金は1260万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた58名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
このツアーでは、2021年6月の最終プロテストに合格した93期生、2021年11月の最終プロテストに合格した94期生に続いて、2022年11月の最終プロテストに合格した95期生も既に活躍し、優勝もしているので、毎回結構ワクワクさせて貰っている。
今回の注目選手としてはプラチナ世代で米国女子ツアーを主戦場としているエースの畑岡奈紗、勝みなみが出場して、2人共予選を通過している。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではCS放送の日テレジータスによって土日の前半に放送されていた。
それにインターネットの動画配信サイトDAZN、UーNEXTにおいては3日間に亘ってのんびりと楽しむことが出来た。
国内の女子のツアーは賑やかで
米国帰り加わったかも
さて単独首位を維持したまま、見事2週連続完全優勝を果たしたのは世界ランキング39位で93期生を代表し、先週はこのツアーにおける2勝目を完全優勝で果たした岩井明愛(アキエ、21歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)で、最終日1イーグル、3バーディー、2ボギーの-3、トータル-13と伸ばした。
最終日はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-10からスタートして、前半では1イーグル、1バーディー、1ボギーの-2、トータル-12と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-13と少し伸ばした。
なおこれがこのツアーにおける3勝目となり、2週連続で完全優勝したのは4人目とのことである。
その他、双子が揃って2週目連続優勝は初だそうで、これからも岩井ツインズは双子としての記録を次々と塗り替えて生きそうだなあ。
岩井明愛確り伸ばし首位を維持
岩井明愛完全勝利強さ魅せ
岩井明愛完全続け強さ魅せ
単独2位に入ったのは世界ランキング58位で新世紀世代をリードするひとり、昨年後半から終盤に掛けて失速して低迷した後に漸く復調して来た西郷(せご)どんこと西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)で、最終日1イーグル、4バーディー、2ボギーの-4、トータル-11と伸ばして1位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では2バーディー、1ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、1イーグル、2バーディー、1ボギーの-3、トータル-11と伸ばした。
第18ホールにイーグルを決めて単独2位に抜け出したのは流石ではないか!?
強い西郷真央が戻って来て、好かった、好かった。ホッ。
西郷真央確り伸ばし上げて魅せ
西郷真央最後イーグル強さ魅せ
西郷真央二位に入って強さ魅せ
3位タイに入ったのは世界ランキング23位で新世紀世代を代表し、昨年は後半に調子を上げてこのツアーにおける年間女王に輝いた山下美夢有(22歳、150㎝、52㎏)、世界ランキング367位の濱田茉優(28歳、166㎝、62㎏)、世界ランキング210位で94期生をリードするひとり、最終プロテストにトップ合格して昨年このツアーにおける初優勝を果たしている尾関彩美悠(アミユ、20歳、158㎝、52㎏)、世界ランキング19位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、35歳、155㎝、63㎏)で、トータル-9まで伸ばしている。
山下美夢有は最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして13位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-4からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-6と伸ばし、後半に入ってからも4バーディー、1ボギーの-3、トータル-9と順調に伸ばした。
山下や大きく伸ばし上げて魅せ
山下や連日上げて強さ魅せ
山下や三位に入り強さ魅せ
濱田茉優も最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばして13位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル-4からスタートして、前半では4バーディー、1ボギーの-3、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも、2バーディーの-2、トータル-9と順調に伸ばした。
濱田茉優大きく伸ばし上げて魅せ
濱田茉優連日上げて力魅せ
濱田茉優三位に入り力魅せ
尾関彩美悠は最終日5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして8位上げて来た。
最終日はアウトスタートで、トータル-5からスタートして、前半では3バーディーの-3、トータル-8と伸ばし、後半に入ってからも2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばした。
尾関彩美悠確り伸ばし上げて魅せ
尾関彩美悠下がっても上げ力魅せ
尾関彩美悠三位に入り力魅せ
申ジエは最終日1イーグル、4バーディー、4ボギーの-2と伸ばして3位を維持した。
最終日はアウトスタートでトータル-7からスタートして、前半では2バーディー、2ボギーのイーブン、トータル-7と維持し、後半に入ってからは加速して、1イーグル、2バーディー、2ボギーの-2、トータル-9と伸ばした。
出場する試合を選ぶ年齢となり、また以前ほどの勢いを常に見せるわけには行かなくなったが、それでも解説者を唸らせる凄技を時折見せるのは流石ではないか!?
第18ホールでイーグルを決めてここに入って来たのも流石だし、そこで観客からの万来の拍手に包まれていたのも流石であった。
申ジエやじわりと伸ばし三位維持
申ジエや最後イーグル三位維持
申ジエや三位維持して強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング87位で実力派ベテラン選手を代表し、国内女子ツアーのメジャー大会における初優勝が待たれる上田桃子(37歳、161㎝、54㎏)は最終日-3、トータル-8と伸ばし、4位上げて7位タイに入った。
上田桃子確り伸ばし上げて魅せ
上田桃子下がっても上げ強さ魅せ
上田桃子七位に入り強さ魅せ
世界ランキング116位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、アスリート系飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)、世界ランキング135位で94期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる飛ばし屋の竹田麗央(リオ、20歳、166㎝、68㎏、平瀬真由美の姪)はともに最終日-2、トータル-8と伸ばしながらも、1位下がって7位タイとなった。
穴井詩伸ばしながらも一位下げ
穴井詩伸ばし足りずに一位下げ
穴井詩七位に入り力魅せ
竹田麗央伸ばしながらも一位下げ
竹田麗央伸ばし足りずに一位下げ
竹田麗央七位に入り力魅せ
世界ランキング79位で黄金世代をリードするひとり、ウエイトトレーニングによって飛ばし屋に変身した勝みなみ(25歳、157㎝、57㎏)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、5位下がって11位タイとなった。
勝みなみ伸ばしながらも五位下がり
勝みなみ伸ばし足りずに五位下がり
勝みなみ上位に入り強さ魅せ
世界ランキング50位で94期生を代表し、昨年はこのツアーの下部に当たるステップアップツアーにおいて新記録となる5勝を上げて賞金女王に輝き、今年はこのツアーにおいて既に3勝している飛ばし屋の櫻井心那(ココナ、19歳、166㎝、62㎏)は最終日-5、トータル-6と大きく伸ばし、16位上げて14位タイに入った。
櫻井や大きく伸ばし上げて魅せ
櫻井や連日上げて強さ魅せ
櫻井や上位に入り強さ魅せ
世界ランキング83位で狭間世代を代表し、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(モネ、24歳、166㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル-6と伸ばせず、8位下がって14位タイとなった。
世界ランキング104位で実力派中堅選手をリードするひとり、飛ばし屋の川岸史果(28歳、166㎝)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、4位上げて19位タイに入った。
川岸やじわりと伸ばし上げて魅せ
川岸やじわじわ上げて力魅せ
川岸や上位に入り力魅せ
世界ランキング56位で93期生をリードするひとり、このツアーにおいて既に4勝している岩井千怜(チサト、21歳、162㎝、59㎏、岩井ツインズの妹)は最終日イーブン、トータル-4と伸ばせず、5位下がって21位タイとなった。
このツインズ、両方共が絶好調で競り合うとまでは中々行かないようであるが、ずれていれば、その分長く楽しめるとも言える!?
世界ランキング136位で実力派中堅選手をリードするひとり、広い交友関係を楽しむ青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)は最終日+1、トータル-4と少し落とし、10位下がって21位タイとなった。
世界ランキング16位で黄金世代を代表し、米国女子ツアーを主戦として自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)は最終日-1、トータルイーブンと少し伸ばし、12位上げて38位タイに入った。
畑岡奈紗少し伸ばして上げて魅せ
畑岡奈紗下がっても上げ強さ魅せ
畑岡奈紗中位に入り意地を魅せ
世界ランキング65位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落やコスメに強いことからお洒落番長、コスメ番長等と呼ばれている吉田優利(23歳、158㎝、58㎏)は最終日イーブン、トータル+1と維持し、9位上げて41位タイに入った。
吉田優利スコア維持して上げて魅せ
吉田優利下がっても上げ強さ魅せ
吉田優利最後は上げて意地を魅せ
世界ランキング130位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、柔らかい笑顔が印象的なイ・ミニョン(韓国、31歳、168㎝、73㎏)は最終日+1、トータル+1と少し落とし、1位下がって41位タイとなった。
世界ランキング53位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら(25歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング84位で狭間世代をリードするひとり、今年このツアーにおける念願の初優勝を果たしたナチュラルアイドル系の菅沼菜々(23歳、158㎝)は共に最終日+2、トータル+1と落とし、11位下がって41位タイとなった。
そして世界ランキング126位で93期生をリードするひとり、このツアーにおける初優勝が待たれる大学生プロの桑木志帆(20歳、164㎝)は最終日+2、トータル+2と落とし、9位下がって49位タイとなった。