sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の変動・・・R5.4.19①

 4月も中旬が過ぎようとし、時折肌寒い日もあるが、全体に過ごし易い日が増えている。

 

 私の住む奈良辺りでは最高気温が25℃を超え、最低気温が15℃を超える日もあるが、大体は最高気温が20℃前後、最低気温が10℃前後と言う感じである。

 

 それでも世界は広く、たとえばメジャーリーガーの大谷翔平が日本時間の昨朝登板していたボストン辺りでは日中でも10℃を切り、冷たい雨が降っていた。

 

 また南半球では我が国と反対の季節になっている。

 

 そんな中、先週も世界中の彼方此方で男女プロゴルフツアーが開催されていた。

 

 男子ツアーの様子に付いては既に触れたので、今回は女子ツアーの様子に付いて簡単に書き留めておく。

 

 先ずは国内で開催されたツアーから見ておくと、4月11日(火)の8時頃から大分県にある「臼杵カントリークラブ(6474ヤード、パー72)」において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「フンドーキンレディース」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによれば、賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円となっており、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に55位タイまでに入っていた63名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 因みに、当初は21試合で賞金総額が4億5500万円と言われていたこのツアーであるが、その後2試合が加わって全23試合となり、賞金総額も5000万円増えたので5億500万円となっている。

 

        ステップはじわじわ増えて充実し

        益々ファンが楽しめるかも

 

 なおライブ中継に付いては通常通り、CS放送のスカイAによって3日間たっぷりと放送されていた。

 

 さて単独首位に抜け出て見事逆転優勝したのは世界ランキング432位(先週時点。以下特に断らない限り同様)で最強アズマ軍団の福山恵梨(30歳、170㎝、60㎏)で、トータル-10と大きく伸ばした。

 

 なおこれがこのツアーで6年振りの通算4勝目になり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは361位まで上がっている。

 

        福山恵梨久々勝利力魅せ

        此の勢いで次回も期待

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング657位で94期生、プラチナ世代の藤田かれん(22歳、162㎝)で、トータル-8と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは502位まで上がっている。

 

 単独3位に入ったのはアマチュアの菅楓華(フウカ、17歳、167㎝)で、トータル-6と伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは793位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング731位の西木裕紀子(31歳、163㎝、56㎏)、世界ランキング942位で95期生、新世紀世代の大須賀望(21歳、146㎝、52㎏)で、トータル-5まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは西木裕紀子が643位まで上がり、大須賀望が747位まで上がっている。

 

また、4月14日(金)の朝から熊本県にある「熊本空港カントリークラブ(6523ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「KKT杯バンテリンレディスオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると、賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円となっており、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時点に44位タイまでに入っていた50名の選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 このツアーには、昨年の11月に最終プロテストに合格した95期生も何人か既に参戦しており、楽しみが増している。

 

        国内の女子のツアーは若手増え

        更に華やぎ感じるのかも

 

 なおライブ中継に付いては、全国的に視ることが出来るテレビではCS放送の日テレジータスで4月14日(金)の全日、4月15日(土)、16日(日)の前半に放送された。

 

 インターネットの動画配信サイト、DAZN、U-NEXTでは3日間に亘ってたっぷりと配信され、試合終了まで視ることが出来た。

 

 さて、単独首位に抜け出て逆転で見事このツアー初優勝を決めたのは世界ランキング114位で93期生をリードするひとり、岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、岩井ツインズの姉)で、トータル-7まで伸ばした。

 

 なお、これまで姉妹共に優勝したのは何件かあったが、双生児で優勝は初とのことで、この試合の結果を踏まえ、世界ランキングは86位まで上がっている。

 

        岩井明愛逆転勝ちで力魅せ

        千怜に並び涙するかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング56位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング1位で米国と韓国で賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ(韓国、34歳、155㎝、63㎏)、世界ランキング166位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の穴井詩(ララ、35歳、165㎝、58㎏)、世界ランキング171位で実力派若手選手をリードするひとり、野澤真央(26歳、168㎝、58㎏)で、トータル-6まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは申ジエが45位まで上がり、穴井詩が147位まで上がり、野澤真央が153位まで上がっている。

 

 次に海外ツアーに目を向けると、4月13日(木)の2時頃から時差-19時間の米国・ハワイ州オアフ島にある「ホアカレイ・カントリー・クラブ(6303ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「ロッテ選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は200万ドル、優勝賞金は30万ドルとなっており、1ドルを約134円とすれば、それぞれ約2億6800万円、約4020万円であった。

 

 なお、この2023年シーズン、このツアー全体では35試合予定され、賞金総額が1億140万ドルとなっているから、約135億9000万円となり、国内女子ツアーのほぼ3倍ぐらいになっている。

 

 日本人選手としては世界ランキング13位で黄金世代を代表し、自他共に日本のエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング18位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りで既にこのツアーにおいても優勝している古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング39位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで2019年に優勝した渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング48位でプラチナ世代をリードするひとり、今年からこのツアーに本格参戦している西村優菜(22歳、150㎝、50㎏)、世界ランキング51位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋の勝みなみ(24歳、157㎝、57㎏)、世界ランキング133位で黄金世代をリードするひとり、飛ばし屋の原英莉花(24歳、173㎝、58㎏)、世界ランキング545位でシード権確保が課題の上原彩子(39歳、155㎝)、世界ランキング656位でかつてはハワイを拠点としており、このツアーで3勝している野村敏京(ハルキョウ、30歳、163㎝)が出場しており、畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子、西村優菜、原英莉花が予選を通過することが出来た。

 

 全体では前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に57位タイまでに入っていた73名の選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。

 

 なお、ライブ中継に付いてはWOWOWで放送されていた。

 

        ハワイでの米国ツアー日本人

        最終日まで楽しめたかも

 

 さて、首位タイに入ってプレーオフを1ホール目で制し、見事このツアー初優勝を決めたのは世界ランキング178位でツアールーキーのグレース・キム(オーストラリア、22歳)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは80位まで上がっている。 

 

        グレースキムプレーオフ勝ち初勝利

        強い勝ち方此れから期待

 

 首位タイに入り、プレーオフで負けて2位タイとなったのは世界ランキング135位のソン・ユジン(韓国、37歳、158㎝)、世界ランキング185位のリュウ・ユー(中国、27歳、175㎝)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはソン・ユジンが107位まで上がり、リュウ・ユーが129位まで上がっている。

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング217位のチェン・ペイユン(台湾、32歳、165㎝)、世界ランキング239位のリネア・ストロームスウェーデン、26歳、175㎝)で、トータル-11まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはチェン・ペイユンが189位まで上がり、リネア・ストロームが203位まで上がっている。

 

 日本人選手に付いても見ておくと、畑岡奈紗はトータル-5まで伸ばして16位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは13位を維持している。

 

 古江彩佳はトータル-2まで伸ばして23位タイに入ったが、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは19位まで下がっている。

 

 原英莉花もトータル-2まで伸ばして23位タイに入ったが、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは137位まで下がっている。

 

 西村優菜はトータル-1と少し伸ばして38位タイに入り、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは47位まで上がっている。

 

 渋野日向子はトータル+3まで落として57位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは39位を維持している。

 

 また4月13日(木)の朝から韓国にある「フェラム・コース(6652ヤード、パー72)」において韓国女子ツアー、「メディヒール・ハンコーキリボ選手権」が4日間の日程で開催された。

 

 公式サイトによると賞金総額は10億ウォンで、1ウォンを約0.101円とすれば、約1億100万円であった。

 

 このツアーは国内女子ツアーに次ぐぐらいの大きなツアーとなっており、今年は32試合が予定され、賞金総額は311億ウォン、したがって約31億4000万円となっている。

 

 コロナ禍の影響もあり、それまでは彼方此方で活躍していた選手がこのツアーで活躍していることも多いようである。

 

 さて、優勝したのは世界ランキング320位のイ・ジョンミ(韓国、28歳、169㎝)で、トータル-12まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは182位まで上がっている。

 

 単独2位に入ったのは世界ランキング75位のパク・ヒュンキョン(韓国、23歳、167㎝)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは70位まで上がっている。

 

 3位タイに入ったのは世界ランキング22位のパク・ミンジ(24歳、160㎝)、世界ランキング41位のキム・スジ(韓国、26歳、163㎝)、世界ランキング87位のイ・ガヨン(韓国、23歳、166㎝)、世界ランキング147位のチュン・イェソン(韓国、22歳、160㎝)、世界ランキング483位のキム・ミンピョル(韓国、19歳、168㎝)で、トータル-9まで伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはパク・ミンジが23位まで下がり、キム・スジが40位まで上がり、イ・ガヨンが83位まで上がり、チュン・イェソンが135位まで上がり、キム・ミンピョルが321位まで上がっている。

 

 また4月13日(木)の午後から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のフランスにある「ゴルフ・デ・テリー・バランス(5970ヤード、パー72)」において欧州女子ツアーの下部に当たるレット・アクセス・シリーズ(LETAS)、「テリー・バランス・レディース・オープン」が3日間の日程で開催されたが、事情により2ラウンドで終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は4万ユーロとなっており、1ユーロを約147円とすれば、約588万円と、かなり低額である。

 

 日本人選手としては世界ランキング1431位の早川真帆(26歳、155㎝)が出場しており、無事予選を通過することが出来た。

 

 さて、プレオフを制して見事初優勝したのはアマチュアのルイス・ウマ・ランドクリフ(フランス、14歳)で、トータル-1と少し伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは632位まで上がっている。

 

        ランドクリフプレーオフ制し優勝し

        天才性を見せられたかも

 

 プレーオフの結果、2位タイとなったのは世界ランキング502位のシャルロッテ・リアティア(フランス、23歳、178㎝)、世界ランキング773位のペスクアーレ・コファ(オランダ、26歳)で、トータル-1と少し伸ばした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはシャルロッテ・リアティアが450位まで上がり、ペスクアーレ・コファが636位まで上がっている。

 

 単独4位に入ったのは世界ランキング1069位のクロエ・シャーロット(フランス)で、トータルイーブンと維持した。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングは812位まで上がっている。

 

 5位タイに入ったのは世界ランキング368位のアガサ・サウザン(フランス、31歳)、世界ランキング744位のエミー・ペロニン(フランス)で、トータル+1と少し落とした。

 

 なおこの試合の結果を踏まえ、世界ランキングはアガサ・サウザンが367位まで上がり、エミー・ペロニンが682位まで上がっている。

 

 早川真帆はトータル+10まで落として最下位の50位タイとなり、この試合の結果を踏まえて、世界ランキングは1434位まで下がっている。

 

 それから、米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアー、欧州女子ツアー、オーストラリア女子ツアーに付いてはオープンウイークであった。

 

 次に女子日本人選手の中で世界ランキングが1~20番目の選手に付いては以下のようであった。

 

   順位  変動  氏名     

  13位  ー   畑岡奈紗(24歳、158㎝) 

  19位 ↓ 1 古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)

  21位  ー   山下美夢有(21歳、150㎝、52㎏)

  31位  ー   笹生優花(21歳、166㎝、63㎏) 

  35位 ↑ 1 西郷真央(21歳、158㎝、57㎏)

  38位  ー   渋野日向子(24歳、167㎝、62㎏)

  43位  ー   稲見萌寧(23歳、166㎝、58kg)

  44位  ー   川﨑春花(19歳、158㎝、51㎏、94期生)

  47位 ↑ 1 西村優菜(22歳、150㎝未満 50㎏)     

  52位 ↓ 1 勝みなみ (24歳、157㎝、57㎏)  

  68位 ↑ 1 上田桃子(36歳、161㎝、54㎏)

  71位 ↓ 1 吉田優利(22歳、158㎝、58㎏)

  74位 ↓ 1 小祝さくら(24歳、158㎝、58㎏)  

  78位  ー   岩井千怜(チサト、20歳、162㎝、59㎏、93期生) 

  86位 ↑28 岩井明愛(アキエ、20歳、161㎝、59㎏、93期生)

  88位 ↓ 4 藤田さいき(37歳、168㎝、68㎏)

  92位 ↓ 3 菅沼菜々(23歳、158㎝) 

  97位 ↓ 2 青木瀬令奈(30歳、153㎝、50㎏)

  99位  ー   高橋彩華(サヤカ、24歳、162㎝、55㎏)

 105位 ↓ 3 堀琴音(27歳、165㎝、56kg)  

 

  先週開催された以下の日本人選手の世界ランキングの変動に関係しそうなツアーが幾つか開催され、まあまあ大きな変動が見られたので、500位までの範囲で20位以上上がった選手に付いて見ておく。

 

 アイドル系の可愛さで人気のある林菜乃子(25歳、154㎝、51㎏)は21位上がって238位に、モデル系の格好よさで人気のある脇元華(25歳、174㎝、64㎏)は28位上がって242位に、家庭生活を重視して出場数を減らしている有村智恵(35歳、159㎝、57㎏)は21位上がって250位に、93期生でプラチナ世代の浜崎未来(ミライ、22歳、162㎝、58㎏)は23位上げて253位に、94期生をリードするひとり、宮澤美咲(20歳、160㎝、60㎏)は21位上げて289位に、最強アズマ軍団のひとりでステップアップツアーでは強いところを見せて来た福山恵梨(30歳、170㎝、60㎏)は71位上がって361位になっている。

 

 また93期生で黄金世代の工藤優海(ユウミ、24歳、155㎝、55㎏)は29位上がって404位に、安田彩乃(27歳、162㎝、58㎏)は26位上がって442位に、94期生の成澤祐美(25歳、160㎝、56㎏)は26位上がって449位に、高木萌衣(メイ、26歳、164㎝、54㎏)は20位上がって462位に、93期生で狭間世代の薮田梨花(23歳、155㎝、60㎏)は25位上がって478位になっている。

 

 それから今週は、国内女子ツアー、韓国女子ツアー、米国女子ツアーが開催される予定で、欧州女子ツアーとその下部ツアー、オーストラリア女子ツアー、エプソンツアーはオープンウイークとなっている。