水曜日朝から京都府にある「城陽カントリー俱楽部(6355ヤード、パー72)」においてステップアップツアーの今シーズン最終戦、「京都レディースオープン」が3日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
賞金総額は2000万円、優勝賞金は360万円で、2日間の予選ラウンド終了時に50位タイまでに入っていた59名の選手が残り1日の決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
例によってCS放送のスカイAによってライブ中継が昼休みを挟んでほぼ行われていたので、毎日のんびり楽しませて貰った。
ところで、若手選手の中には楽しみな選手が結構増えて来たが、その中の1人、新人の岩井千怜(19歳、162㎝、59㎏、岩井明愛と双子)は今回、此方にエントリーしており、初日+4で48位タイと出遅れたものの、第2日目が終わった時点ではトータル+4を維持して17位タイまで上がって来た。
流石の勢いではないか!?
同じく新人で、ランキング的には上位の、ボーイッシュな岩井明愛(アキエ、19歳、161㎝、59㎏)の方はレギュラーツアー、「大王製紙エリエールレディスオープン」の方にエントリーしているから、その意味でも、今週はどちらのツアーも気になるところである。
ステップかレギュラーなのか迷い出し
大事なシーン見逃すのかも
それはまあともかく、参考までに現時点での賞金ランキングの気に留まったところ挙げておく。
順位 名前 賞金総額(円) 勝数
1 リ・ハナ(韓国) 18,190,916 3
2 小野祐夢 14,217,047 2
3 石川怜奈 12,344,750 2
4 服部真夕 10,756,142 1
6 岸部桃子 7,846,800 1
11 植竹希望 7,050,000 1
12 岩井明愛 7,035,000 1
15 後藤未有 6,245,645 1
18 岩井千怜 5,889,875 1
なお、1位と2位の金額差が大きく、賞金女王はリ・ハナに決まっているそうである。
今年は、既に6月に行われた2020年度のプロテストに合格しており、レギュラーツアーでの賞金額も8,704,000円あるから、賞金だけで合計26,894.916円稼いでいることになる。
賞金を確り稼ぐリハナかな
なんて、わざわざ出稼ぎに来ているのであるから、当然だなあ。
さて、首位タイでホールアウトし、プレーオフを制して見事初優勝を決めたのは世界ランキング684位で6月の最終プロテストトップ通過の新人、佐久間朱莉(18歳、155㎝)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-2と少し伸ばし、結果として1位上げて来たことになる。
このところ女子プロの若手実力者が増えているジャンボ軍団の一員で、時折名前が気に留まるようになった選手である。
佐久間朱莉少し伸ばして勝って魅せ
佐久間朱莉初優勝し力魅せ
ホールアウト後、待機している間に首位タイとなり、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング437位でベテランの西山ゆかり(39歳、162㎝、58㎏)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-2と大きく伸ばし、結果として6位上げて来たことになる。
西山や大きく上げて二位となり
西山や二位に入って強さ魅せ
単独3位に入ったのは世界ランキング797位の新武瑠衣(28歳、165㎝、55㎏)で、最終日2バーディー、4ボギーの+2、トータルイーブンと落として2位下がった。
新武瑠衣最後落として二位下がり
新武瑠衣三位に入り力魅せ
終わってみたらアンダーパーはたった2人だけと、かなり難しい設定であったようだ。
ここでプロの厳しさを教え、来シーズンの活躍を期待するとの餞であろうか!?
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング1238位の植手桃子(24歳、156㎝、50㎏)は最終日-2、トータル+1と伸ばし、4位上げて4位タイに入った。
植手桃子最後は上げて力魅せ
植手桃子四位に入り力魅せ
世界ランキング451位でイップスを克服して復活したベテランの服部真夕(33歳、166㎝、57㎏)は最終日イーブン、トータル+1と維持して4位タイを維持した。
服部真夕スコア維持して四位維持
服部真夕四位維持して強さ魅せ
世界ランキング440位の山内日菜子(25歳、162㎝、60㎏)は最終日-2、トータル+3と伸ばし、14位上げて8位タイに入った。
山内や最後伸ばして上げて魅せ
山内や八位に入り強さ魅せ
世界ランキング347位の小野祐夢(24歳、161㎝、54㎏)は最終日-1、トータル+3と少し伸ばし、9位上げて8位タイに入った。
これで無事賞金レースは2位に収まったようである。
小野祐夢最後は上げて強さ魅せ
小野祐夢八位に入り強さ魅せ
世界ランキング700位でベテランの福田侑子(40歳、168㎝、66㎏)は最終日+3、トータル+3と落とし、5位下がって8位タイとなった。
世界ランキング484位で既にこのツアーで優勝している有望新人の岩井千怜(19歳、162㎝、59㎏)は最終日もイーブン、トータル+4と維持し、6位上げて11位タイに入った。
パチ、パチ、パチ、パチ、パチ、・・・
これは流石と言うべきではないか!?
来シーズンの更なる活躍を期待しよう。
岩井千怜スコア維持して上げて魅せ
岩井千玲最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング465位でベテランの岩橋里衣(35歳、156㎝、53㎏)は最終日-2、トータル+5と伸ばし、23位も上げて14位タイに入った。
岩橋里衣最後も上げて強さ魅せ
岩橋や大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング378位でレギュラーツアーでもじわじわ存在感を示し出している大型選手の竹山佳林(25歳、170㎝、68㎏)は最終日イーブン、トータル+5と維持し、8位上げて14位タイに入った。
竹山やスコア維持して上げて魅せ
竹山や最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング493位で狭間世代の常(ツネ)文恵(22歳、170㎝、52㎏)は最終日+2、トータル+5と落とし、6位下がって14位タイとなった。
世界ランキング433位で狭間世代の廣田真優(22歳、153㎝、50㎏)は最終日+4、トータル+6と落とし、15位下がって20位タイとなった。
世界ランキング479位の竹内美雪(25歳、160㎝、58㎏)は最終日+4、トータル+8と落とし、7位下がって24位タイとなった。
世界ランキング226位で世代的には笹生優花、西郷真央等と同じ新世紀世代に当たるリ・ハナ(韓国、20歳、156㎝、52㎏)は最終日+7、トータル+10と大きく落とし、24位も下がって32位タイとなった。
世界ランキング494位の武尾咲希(27歳、159㎝、61㎏)は最終日+4、トータル+13と落としながらも、4位上げて46位タイに入った。
武尾咲希落としながらもまた上がり
武尾咲希最後も上げて意地を見せ
そして、世界ランキング454位でベテランの川満陽香理(34歳、164㎝、57㎏)は最終日+8、トータル+14と大きく落とし、24位下がって52位タイとなった。