先週木曜日夜から時差-13時間(現在サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国ケンタッキー州にある「キーン トランスGC(7328ヤード、パー72)」において米国男子ツアー、「バーバゾル選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
賞金総額は350万ドル(約3億8千5百万円)、優勝賞金は63万ドル(約6千9百万円)と米国男子ツアーにしてはかなり少なく、並行して米国男子&欧州男子ツアーのメジャー大会、「全英オープン」(優勝賞金207万ドルであるから、約2億2千7百万円)が開催されていたことから、当然フィールドは大分薄くなっていた。
日本人選手としては世界ランキング286位の小平智が出場して、初日-4で32位タイとまあまあ好発進し、第2日目、すなわち予選ラウンド最終日ではトータル-7まで伸ばし、31位タイで余裕の予選通過を果たしている。
第3日目、すなわち決勝ラウンド初日にはトータル-11まで伸ばし、24位タイまで上げているので、最終日に何処まで上げられるか!?
もしかしたら次年度のシード権を得る為に繋げられるのか!?
ちょっと期待が高まっていた。
小平や崖っぷちにて奮闘し
小平や出場権を得る為の
助けになると期待するかも
さて、首位タイでホールアウトし、プレーオフの6ホール目を制して見事ツアー初優勝を決めたのは世界ランキング210位のジェームス・パワー(アイルランド)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-21位と大きく伸ばし、結果として4位上げたことになる。
既に34歳になっているから、今から世界を目指そうとしている木下稜介のことが思い出された。
世界は広く、色々な選手がいるので、思い立ったが吉日と考えれば好いのかも知れない。
それはまあともかく、この試合の結果、世界ランキングは113位まで上がっている。
最後上げ力を魅せたパワーかな
プレーオフパワー制して勝って魅せ
中堅達の期待膨らみ
首位タイでホールアウトしてプレーオフで敗れた結果、単独2位となったのは世界ランキング108位のJ.T.ポストン(米国)で、最終日1イーグル、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-2、トータル-21と伸ばし、結果として1位下がったことになる。
なおこの試合の結果、世界ランキングは89位まで上がっている。
ポストンや伸ばし足りずに二位となり
ポストンや最後に敗れ二位となり
3位タイに入ったのは世界ランキング232位のサム・ライデル(米国)、世界ランキング364位のアニルバン・ラヒリ(インド)で、共に最終日-7、トータル-20と爆発的に伸ばし、15位上げて来た。
最終日、サム・ライデルは7バーディー、アニルバン・ラヒリは8バーディー、1ボギーであった。
なおこの試合の結果、世界ランキングはサム・ライデルが189位、アニルバン・ラヒリが275位まで上がっている。
ライデルや下がっても上げ強さ魅せ
ライデルや最後は上げて力魅せ
最後上げ力を魅せたラヒリかな
下がっても上げ力魅すラヒリかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング135位のヘンリック・ノールランダー(スウェーデン)、世界ランキング206位のパトリック・ロジャース(米国)は最終日-5、トータル-19と大きく伸ばし、7位上げて5位タイに入った。
ノールランダー連日上げて強さ魅せ
ノールランダー最後も上げて強さ魅せ
ロジャースや下がっても上げ力魅せ
ロジャースや最後は上げて力魅せ
世界ランキング248位のライアン・アーマー(米国)は最終日-4、トータル-19と伸ばし、2位上げて5位タイに入った。
アーマーや下がっても上げ力魅せ
アーマーや最後は上げて力魅せ
世界ランキング153位のルーク・リスト(米国)は最終日-1、トータル-19と少し伸ばしながらも3位下がって5位タイとなった。
世界ランキング208位のテイラー・ペンリス(カナダ)は最終日-4、トータル-18と伸ばし、1位上げて11位タイに入った。
ペンリスや下がっても上げ力魅せ
ペンリスや最後は上げて力魅せ
世界ランキング250位のボー・ホーグ(米国)は最終日-3、トータル-18と伸ばしながらも4位下がって11位タイとなった。
世界ランキング260位のジョセフ・ブラムレット(米国)は最終日-1、トータル-18と少し伸ばしながらも8位下がって11位タイとなった。
世界ランキング296位のボウ・ホスラー(米国)は最終日-5、トータル-17と大きく伸ばし、6位上げて15位タイに入った。
ホスラーや下がっても上げ力魅せ
ホスラーや最後は上げて力魅せ
世界ランキング209位のブライアン・スチュアード(米国)は最終日-4、トータル-17と伸ばし、3位上げて15位タイに入った。
スチュアード下がっても上げ力魅せ
スチュアード最後は上げて力魅せ
世界ランキング217位のアダム・シェンク(米国)は最終日-3、トータル-17と伸ばしながらも3位下がって15位タイとなった。
そして小平智、世界ランキング179位のマーク・ハバード(米国)は最終日-4、トータル-15と伸ばし、4位上げて20位タイに入った。
小平智は最終日5バーディー、1ボギーで、これをもう少し詳しく見ておくと、決勝ラウンドでは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第7、8ホールと連続でバーディーを決めたので、結局2打伸ばしてトータル-13とし、後半へと繋いでいる。
後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第15ホールでもバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌ぎ、結局更に2打伸ばしてトータル-15とし、ホールアウトしている。
ただ、それでも世界ランキングは287位へと僅かでも下がっているから、その辺りにもフィールドの薄さを感じさせられる。
小平や連日上げて力魅せ
小平や上げ方足りずランク下げ
ハバードや下がっても上げ力魅せ
ハバードや最後は上げて力魅せ
それから世界ランキング141位のジム・ハーマン(米国)は最終日-1、トータル-15と少し伸ばしながらも8位下がって20位タイとなった。
世界ランキング99位のシャール・シュワーツェル(南アフリカ)は最終日-5、トータル-14と伸ばし、9位上げて26位タイに入った。
シュワーツェル連日伸ばし強さ魅せ
シュワーツェル最後も伸ばし強さ魅せ
世界ランキング134位のトム・ルイス(イングランド)は最終日-7、トータル-11と爆発的に伸ばし、29位も上げて40位タイに入った。
トムルイス下がっても上げ強さ魅せ
トムルイス最後は上げて強さ魅せ
そして世界ランキング239位のカミロ・ビジェガス(コロンビア)は最終日-4、トータル-8と伸ばし、16位上げて53位タイに入った。
ビジェガスや下がっても上げ力魅せ
ビジェガスや最後は上げて力魅せ