先週木曜日の夜から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・バージニア州にある「キングスミルリゾート(6445ヤード、パー71)」において米国女子ツアー、「ピュアシルク選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が昨日終わった。
日本人選手としては世界ランキング12位で黄金世代かつ日本のエース、畑岡奈紗、世界ランキング26位で黄金世代、そして全英女子チャンピオンの渋野日向子、世界ランキング202位でリオ五輪4位の実力者、野村敏京、世界ランキング238位で心身共に元気なベテラン、上原彩子、世界ランキング719位でプラチナ世代の山口すず夏が出ており、渋野日向子が2日目+4、トータル+3と落とし、44位も下がって68位タイとなりながらも、ぎりぎりで予選を通過している。
そして、一転して3日目は-7、トータル-4と爆発的に伸ばし、何と52位も上げて16位タイに付けて来た。
これは最終日に弥が上にも上位入りを期待せずにいられない!?
渋野日向子弥が上にも上位入り
期待せずには居られないかも
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング108位のシュ・ウェイリン(台湾)で、最終日1イーグル、4バーディー、3ボギーの-3、トータル-13と伸ばした。
この試合の結果、世界ランキングは78位まで上がっている。
シュウェイリン首位を維持して強さ魅せ
シュウェイリン首位を維持して勝って魅せ
単独2位となったのは世界ランキング41位のモリヤ・ジュタヌガーン(タイ)で、最終日5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1、トータル-11と少し伸ばしながらも1位下がった。
この試合の結果、世界ランキングは35位まで上がっている。
妹のアリヤ・ジュタヌガーン(世界ランキング22位から23位に下がる)に比べて小柄で、爆発力は一歩譲るが、この頃は何だか安定しているように思える。
ジュタヌガーンモリヤの方が安定し
単独二位を確保するかも
単独3位を維持したのは世界ランキング14位のジェシカ・コルダ(米国)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-10と少し伸ばした。
この試合の結果、世界ランキングは12位まで上がっている。
ジェシカコルダ少し伸ばして三位維持
ジェシカコルダ三位維持して強さ魅せ
単独4位を維持したのは世界ランキング177位のサラ・ケンプ(オーストラリア)で、最終日3バーディー、2ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばした。
この試合の結果、世界ランキングは148位まで上がっている。
サラケンプ少し伸ばして四位維持
サラケンプ四位維持して力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング51位のリゼット・サラス(米国)は最終日イーブン、トータル-8と伸ばせず、1位下がって5位タイとなった。
世界ランキング3位のキム・セヨン(韓国)は最終日-2、トータル-7と伸ばし、5位上げて7位タイに入った。
キムセヨン下がっても上げ強さ魅せ
キムセヨン最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング5位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ)は最終日-4、トータル-6と伸ばし、17位上げて10位タイに入った。
ヘンダーソン下がっても上げ強さ魅せ
ヘンダーソン最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング28位のアリー・ユーイング(米国)は最終日-2、トータル-5と伸ばし、6位上げて13位タイに入った。
初日は72位タイと出遅れたが、第2日目以降上げ続け、ここまで持って来たのは流石ではないか!?
ユーイング連日上げて強さ魅せ
ユーイング最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング4位のネリー・コルダ(米国、ジェシカ・コルダの妹)は最終日-5、トータル-2と大きく伸ばし、38位も上げて25位タイに入った。
渋野日向子ほどではないにしても、この選手の上下動も中々凄い!?
ネリーコルダ下がっても上げ強さ魅せ
ネリーコルダ最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング38位のステーシー・ルイス(米国)は最終日+2、トータル-1と落とし、12位下がって31位タイとなった。
そして渋野日向子は最終日3バーディー、6ボギーの+3、トータル-1と落とし、15位下がって31位タイとなった。
最終日だけドライビングディスタンスが293ヤードと異常に伸びている。
第3日目の爆上げを受けて攻めに攻めたのであろうか!?
先ず第3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、ここからは全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル+3から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩いてしまったが、1つ空いて第3、4ホールと連続バーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第7~9ホールと3連続でバーディーを決めて、結局4打伸ばし、トータル-1として後半へと繋いでいる。
後半に入って2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、続く第13ホールでボギーを叩いてしまったが、1つ空いて第15ホールでイーグルを決めて、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでバーディーを決め、結局更に3打伸ばしてトータル-4とし、最終日へと繋いでいる。
そして最終日に付いてももう少し詳しく見ておくと、トータル-4から出て、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第4ホールでバーディーを決めて何とか取り返したが、1つ空いて第6、7ホールと連続ボギーを叩いてしまい、残りの2ホールをパーで凌いで、結局2打落としてトータル-2とし、後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決めたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩いてしまい、思うように伸ばせず、1つ空いて第15ホールでまたバーディーを決めたが、1つ空いて第17、18ホールと連続ボギーを叩いてしまい、結局更に1打落としてトータル-1とし、ホールアウトした。
この試合の結果、世界ランキングは3位下がって29位となり、日本人選手の中で4番手となっている。
渋野日向子上げては下がりムズムズし
渋野日向子気分を換えてまた期待
世界ランキング9位のレキシー・トンプソン(米国)は最終日-2、トータルイーブンと伸ばし、19位上げて39位タイに入った。
初日72位タイと出遅れたのもあるが、第2日目以降連日上げてここまで持って来たのは流石ではないか。
トンプソン連日上げて強さ魅せ
トンプソン連日上げて意地を魅せ
世界ランキング16位のオースティン・アースト(米国)は最終日-1、トータル+1と少し伸ばし、9位上げて48位タイに入った。
アーストや下がっても上げ強さ魅せ
アーストや最後は上げて強さ魅せ
そして世界ランキング29位のエイミー・オルソン(米国)は最終日イーブン、トータル+3と維持し、63位タイを維持した。