木曜日の朝から時差-1時間のシンガポールにある「セントーサゴルフクラブ セラポンコース(7403ヤード、パー71)」において国内男子ツアーとアジアンツアーの共同主幹競技、「SMBCシンガポールオープン」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
予選ラウンドの第1、2ラウンドはそれぞれ途中雷雲によるサスペンデッド、日没サスペンデッド等を挟んで2日掛かりで終わり、決勝ラウンドになって漸く予定通りの日程で回り出した。
或る記事によると賞金総額は約1億4327万円とあったから、国内男子ツアーと変わらない!?
まあ国内男子ツアーの1つでもあるからね。
ただし先週同国内で開催されていたアジアンツアー、「シンガポールインターナショナル」に出場していた外国人選手が規定に違反して勝手に外出していた所為で新たなビザが発行されなくなり、その煽りを食って出場を予定をしていた日本人選手が出場出来なくなった。
そんなことも関係して他の大丈夫であった日本人選手の中でも出場を取り止めた選手もおり、公平性を保つ為に国内男子ツアーの賞金ランキングとしては加算されなくなり、優勝者に付与される予定であった以後2年間の出場権も与えられなくなったそうである。
恩恵として上位入賞者に与えられる全英オープンへの出場権は残ると言う。
何方にしても迷惑な話である。
ともかく、それ以外変わらないとすれば、先週も書いたようにアジアンツアーではこの大会を終えたシーズン終了時の賞金ランキング上位30名が2月に開催される予定の賞金総額500万ドル(約5億7千万円)のビッグイベント、「サウジインターナショナル」の出場権が得られることになるはずである。
現時点のアジアンツアーの賞金ランキングではコウスケ・ハマモトが9位、関藤直煕が25位に付けている。
コロナ禍やアジアンツアー煽り受け
日本の選手減っちゃったかも
なお、日本人選手としては世界ランキング182位の浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)を含めて全20名が出場して、決勝ラウンドには浅地洋佑を含め、11人が駒を進めている。
その中には世界ランキングがかなり低い選手もまあまあ含まれているから、日本人選手の手に合う大会とは言えそうである。
さて、単独首位を維持して見事優勝したのは世界ランキング221位のサドム・ケーオカンジャナ(タイ、23歳)で、最終日2バーディーの-2、トータル-13と伸ばした。
首位を維持ケーオカンジャナ勝って魅せ
力出しケーオカンジャナ勝って魅せ
2位タイに入ったのは世界ランキング578位の桂川有人(23歳、167㎝)、世界ランキング89位のキム・ジュヒョン(韓国、19歳)で、トータル-10まで伸ばした。
桂川有人は最終日3バーディーの-3と伸ばして2位上げて来た。
と言うことで、これで無事全英オープンへの出場権を得ている。
桂川確り伸ばし二位に上げ
全英の道見えて来たかも
桂川二位まで上げて力魅せ
キム・ジュヒョンは最終日4バーディー、2ボギーの-2と伸ばして1位上げて来た。
この選手、先週は優勝し、アジアンツアーの賞金王で、連日のアンダープレーであるから、若いのに中々であるが、顔を見なければ体格も中々だし、インタビューに英語で応えている様子も普通に見えるから中々である。
キムジュヒョン連日伸ばし強さ魅せ
キムジュヒョン二位に入って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング438位で巨漢のキム・シファン(米国、33歳、185㎝、100㎏)は最終日+2、トータル-9と落とし、3位下がって単独4位となった。
世界ランキング490位の小林伸太郎(35歳、177㎝、87㎏)は最終日6バーディー、2ボギーの-4、トータル-5と伸ばし、21位も上げて9位タイに入った。
小林伸確り伸ばし上げて魅せ
小林伸九位に入り力魅せ
世界ランキング614位のコウスケ・ハマモト(濱本康介、タイ、22歳)は最終日3バーディー、1ボギーの-2、トータル-5と伸ばし、10位上げて9位タイに入った。
ハマモトや最後は上げて力魅せ
ハマモトや九位に入り力魅せ
世界ランキング234位の金飛鳥(キム・ビオ、韓国。30歳、182㎝、75㎏)は最終日+1、トータル-5と少し落とし、2位下がって9位タイとなった。
世界ランキング27位のポール・ケイシー(イングランド、44歳、178㎝、80㎏)は最終日-5、トータル-3と大きく伸ばし、31位も上げて16位タイに入った。
ケイシーや最後は伸ばし上げて魅せ
ケイシーや最後大きく上げて魅せ
世界ランキング875位の竹安俊也(29歳、175㎝)は最終日イーブン、トータル-2と維持し、1位上げて23位タイに入った。
竹安や最後も上げて力魅せ
竹安や決勝は上げ力魅せ
世界ランキング187位のパチャラ・コンワットマイ(タイ、22歳、185㎝、82㎏)は最終日+2、トータル-2と落とし、11位下がって23位タイとなった。
世界ランキング1715位(今週の最下位)の岡田絃希(ゲンキ、24歳、178㎝、70㎏)は最終日3バーディー、2ボギー、2ダブルボギーの+3、トータル-2と落とし、13位下がって23位タイとなった。
世界ランキング413位のポール・ピーターソン(米国、33歳、180㎝、69㎏)は最終日-3、トータル+1と伸ばし、28位も上げて34位タイに入った。
ピーターソン下がっても上げ力魅せ
ピーターソン最後は上げて力魅せ
世界ランキング463位でスーパーアマチュアのラチャノン・チャンタナヌワット(タイ、14歳)は最終日イーブン、トータル+1と維持し、3位上げて34位タイに入った。
最後上げチャンタナヌワット力魅せ
世界ランキング689位の中里光之助(29歳、179㎝、74㎏)は最終日3バーディー、4ボギーの+1、トータル+1と少し落とし、1位下がって34位タイとなった。
世界ランキング559位で新鋭の大西魁斗(23歳、177㎝、70㎏)は最終日4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル+2と落とし、3位下がって40位タイとなった。
世界ランキング299位のハム・ジョンウ(韓国、27歳、175㎝、90㎏)は最終日+1、トータル+3と少し落としながらも、4位上げて43位タイに入った。
ハムジョンウ下がっても上げ強さ魅せ
ハムジョンウ最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング1715位でベテランの小林正則(45歳、186㎝、79㎏)は最終日5ボギー、1ダブルボギーの+7、トータル+3と大きく落とし、31位も下がって43位タイとなった。
世界ランキング1715位の篠優希(24歳、178㎝、65㎏)は最終日4バー ディー、2ボギー、1ダブルボギーのイーブン、トータル+6と維持し、12位上げて57位タイに入った。
篠優希下がっても上げ力魅せ
篠優希最後は上げて力魅せ
世界ランキング182位の浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)は最終日4バーディー、3ボギー、1クアドラプルボギー(+4)の+3、トータル+7と落としながらも、2位上げて60位タイに入った。
初日が+7の120位タイ大きく出遅れたのもあるが、その後ずっと上げ続けているのは流石ではないか!?
上げ続け強さを魅せる浅地かな
最後まで上げ強さ魅す浅地かな
世界ランキング1001位の岩井亮磨(36歳、171㎝、70㎏)は最終日2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+4、トータル+7と落とし、5位下がって60位タイとなった。
世界ランキング428位のS・チッカランガッパ(インド、28歳)は最終日+5、トータル+8と大きく落とし、10位下がって65位タイとなった。
そして、世界ランキング540位で大型プレイヤーの小斉平優和(23歳、180㎝、85㎏)は最終日1バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの+6、トータル+9と大きく落とし、12位下がって67位タイとなった。