先週木曜日の夜から時差-13時間(現在サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・メリーランド州にある「ケイブスバレーGC(7542ヤード、パー72)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦、「BMW選手権」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
賞金総額は950万ドル(1ドルを約110円として、約10億4500万円)、優勝賞金は171万ドル(約1億8800万円)と、プレーオフシリーズ第1戦の「ザ・ノーザン・トラスト」と同額で、第1戦でふるいに掛けられた70名で予選落ちのない4日間を戦い、その結果、更に30名に絞られて最終戦の「ツアー選手権」に臨むことになっている。
日本人選手としては世界ランキング17位、フェデックスポイントランキング16位でエースの松山英樹が出ているが、8年連続8度目の最終戦出場となるか!?
何時においてもあっさりとは諦めず、粘り強さを見せる彼に最後まで期待を膨らませたい。
なお、松山英樹は第3ラウンド、すなわち決勝ラウンド初日でトータル-8のまま伸ばせず、26位タイまで下がっている。
まあそれだけ周りが伸ばしていると言うことであるが、当然松山英樹はむずむずし、納得が行かないようである。
松山や伸ばしながらも順位下げ
気分切り替え最後に期待
さて首位タイに入って、プレーオフの6ホール目で勝ち、見事優勝を決めたのは世界ランキング10位のパトリック・カントレー(米国)で、最終日8バーディー、2ボギーの-6、トータル-27と大きく伸ばし、結果として首位を維持したことになる。
前半4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、後半も4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしており、周りの影響を受けないがごとくに安定したゴルフを見せている。
これで今年3勝目で、この試合の結果、フェデックスポイントランキングは1位まで上がった。
カントレー大きく伸ばし勝って魅せ
カントレープレーオフ勝ち強さ魅せ
カントレー安定力で勝って魅せ
首位タイでホールアウトして、プレーオフで負けた結果、単独2位となったのは世界ランキング6位で稀有の飛ばし屋、ブライソン・デシャンボー(米国)で、最終日7バーディー、1ボギーの-6、トータル-27と大きく伸ばしながらも、結果として1位下がったことになる。
デシャンボー競り合い魅せて二位となり
デシャンボー二位に入って強さ魅せ
それにしてもこの2人の伸ばし様は凄い!?
それから、単独3位を維持したのは世界ランキング29位のイム・ソンジェ(韓国)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル-23と大きく伸ばした。
イムソンジェ大きく伸ばし三位維持
イムソンジェ三位維持して強さ魅せ
単独4位を維持したのは世界ランキング16位のロリー・マキロイ(北アイルランド)で、最終日6バーディー、1ボギーの-5と大きく伸ばした。
マキロイや大きく伸ばし四位維持
マキロイや四位維持して強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン(米国)は最終日-6、トータル-20と大きく伸ばし、4位上げて6位タイに入った。
ジョンソンや最後も上げて強さ魅せ
ジョンソンや六位に入り強さ魅せ
世界ランキング55位で、かつて神の子と呼ばれたベテランメジャーチャンピオンのセルヒオ・ガルシア(スペイン)は最終日-3、トータル-20と伸ばしながらも2位下がって6位タイとなった。
世界ランキング25位のサム・バーンズ(米国)は最終日-2、トータル-19と伸ばしながらも4位下がって単独8位となった。
世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)は最終日-2、トータル-18と伸ばしながらも1下がって9位タイとなった。
世界ランキング13位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は最終日-1、トータル-18と少し伸ばしながらも5位下がって9位タイとなった。
世界ランキング9位のトニー・フィナウ(米国)は最終日-9、トータル-16と爆発的に伸ばし、17位上げて15位タイに入った。
トニーフィナウ最後爆発強さ魅せ
トニーフィナウ最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング15位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は最終日-6、トータル-15と大きく伸ばし、5位上げて17位タイに入った。
ホブランや大きく伸ばし上げて魅せ
ホブランや最後も上げて強さ魅せ
世界ランキング5位のジャスティン・トーマス(米国)は最終日-6、トータル-14と大きく伸ばし、4位上げて22位タイに入った。
トーマスや下がっても上げ強さ魅せ
トーマスや最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング20位のスコッティー・シェフラー(米国)は最終日-5、トータル-14と大きく伸ばし、22位タイを維持した。
シェフラーや大きく伸ばし順位維持
シェフラーや順位維持して強さ魅せ
世界ランキング8位のブルックス・ケプカ(米国)は最終日-4、トータル-14と伸ばしながらも、6位下がって22位タイとなった。
世界ランキング11位のハリス・イングリッシュ(米国)は最終日-7、トータル-13と爆発的に伸ばし、14位上げて26位タイに入った。
イングリッシュ下がっても上げ強さ魅せ
イングリッシュ最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング19位のダニエル・ベルガー(米国)は最終日-6、トータル-13と大きく伸ばし、6位上げて26位タイに入った。
ベルガーや下がっても上げ強さ魅せ
ベルガーや最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング12位のジョーダン・スピース(米国)は最終日-6、トータル-11と大きく伸ばし、15位上げて34位タイに入った。
スピースや下がっても上げ強さ魅せ
スピースや最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング7位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は最終日-3、トータル-10と伸ばしながらも、6位下がって38位タイとなった。
そして松山英樹は最終日3バーディー、1ダブルボギーの-1、トータル-9と少し伸ばしながらも、20位も下がって46位タイとなった。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-8から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4、5ホールと連続でバーディーを決め、続く3ホールをパーで凌いだが、第8ホールでダブルボギーを叩いてしまったので、結局伸ばせず、トータル-8のまま後半へと繋いでいる。
後半に入って7ホールをパーで凌いだ後、第17ホールで漸くバーディーを決めて、結局1打伸ばし、トータル-9としてホールアウトしている。
この試合の結果、フェデックスポイントランキングは22位まで下がったが、それでも8年連続8回目の最終戦、「ツアー選手権」への出場権を得ているから、やっぱり凄い!?
松山や伸ばしながらもまた下がり
それでも最後出られるのかも
松山や最終戦にまた出られ
今年も期待繋がるのかも
世界ランキング4位のザンダー・シャウフェレ(米国)は最終日-1、トータル-7と少し伸ばしながらも、9位下がって49位タイとなった。
そして世界ランキング3位のコリン・モリカワ(米国)は最終日-3、トータル-2と伸ばし、3位上げて63位タイに入った。
モリカワや最後も伸ばし意地を魅せ
モリカワや最後も上げて意地を魅せ