メジャーリーグで待ち兼ねていたチームが今日、漸く出て来た。
それはメッツで、フィリーズがそのメッツと対戦して5対3で逆転勝ちしている。
メッツの先発投手は今、メジャーリーグで1番速い先発投手のように思われるジェイコブ・デグロム(32歳、193㎝、82㎏)で、6回で77球投げて、3安打7三振2四球無失点の快投ながら勝敗は付かず、0勝0敗のままで、防御率は0.00のままであった。
試合がずっと中止になっていたのはどうやら新型コロナウイルス感染症の所為であったようで、メッツにとって今日が開幕戦のようなものか? ストレート、スライダーが中心で、チェンジアンプは投げていなかったように言われている。
速球の最速は102mph(102マイル毎時、約164㎞/h)、平均は99.1mph(約159㎞/h)と凄い!?
それでも後の投手が打たれた結果、チームとしては負けている。
参考までの昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは217回投げて10勝9敗で、奪三振数が269、防御率が1.70、WHIPが0.91でサイ・ヤング賞に輝いている。
2019年シーズンは204回投げて11勝8敗で、奪三振数が255、防御率が2.43、WHIPが0.97と好調を保ち、続けてサイ・ヤング賞に選ばれている。
2020年シーズンは益々球速が増して来たようで、、68回投げて4勝2敗で、奪三振数が104、防御率が2.38、WHIPが0.96であった。
ディグロムや快投魅せて勝ち消され
ディグロムや快投ながら勝ち消され
次にプロ野球であるが、日本ハムファイターズがソフトバンクホークスと対戦して0対7で完封負けしている。
ソフトバンクホークスの先発投手は今、プロ野球で1番速い先発投手のように思われる千賀滉大(28歳、187㎝、90㎏)で、5回3っ分の2で81球投げ、3安打4三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。
速球の最速は159㎞/h(約99mph)で、平均は156㎞/h(約97mph)辺りか?
ともかく、ジェイコブ・デグロムに比べてそんなに落ちるわけではないが、相手の日本ハムファイターズの元気がなく、千賀滉大もその空気に染まったのか? ボォーッとし、淡々と投げているように見えた。
それが災いしたように上体を襲う打球を避けながら捕球して転倒し、左足首の辺りに体重がグッと掛かってぐねったように見えた。
それが中途半端な回数で引っ込んだ理由であるが、相当痛そうで、担架で運ばれたから、大きな怪我でないことを祈るのみである。
参考までに昨年までの3シーズンの記録を見ておくと、2018年シーズンは141回投げて13勝7敗で、奪三振数が163、防御率が2.81、WHIPが1.23であった。
2019年シーズンは180回3分の1投げて13勝8敗で、奪三振数が227、防御率が3.03、WHIPが1.16であった。
2020年シーズンは121回投げて11勝6敗で、奪三振数が149、WHIPが1.21であった。
打球避け千賀滉大足ぐねり
勝利は得ても後痛いかも
またヤクルトスワローズが広島カープと対戦して0対2で完封負けしている。
広島カープの先発投手は2年目の新鋭、と言うか、既に若きエースの森下暢仁(23歳、180㎝、77㎏)で、9回で119球投げ、6安打5三振2四球無失点の快投で完封勝ちして2勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。
9回になっても速球の球速が今日最速の152㎞/hを記録したそうであるから、既にスーパーエース格ではないか!?
参考までに昨シーズンの成績を見ておくと、122回3分の2投げて10勝3敗で、奪三振数が124、防御率が1.91、WHIPが1.09と素晴らしく、新人王に輝いている。
森下や快投魅せて完封し
既にエースの風が吹くかも
それから阪神タイガースが読売ジャイアンツと対戦し、6対2で7回降雨コールド勝ちしている。
阪神タイガースの先発投手は昨シーズン移籍して即エースの西勇輝(30歳、181㎝、81㎏)で、7回で94球投げ、4安打(1本塁打)3三振2四球2失点2自責点と足場の緩い中、好投で勝ちが付いて1勝1敗となり、防御率は1.29から1.93へと悪化している。
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはオリックスバッファローズでの最後の年で、162回3分の1投げて10勝13敗で、奪三振数が119、防御率が3.60、WHIPが1.22と準エース格であった。
2019年シーズンは阪神に移籍していきなりエース格で、172回3分の1投げて10勝8敗で、奪三振数が112、防御率が2.92、WHIPが1.13と好くなっている。
2020年シーズンは149回3分の2投げて11勝5敗で、奪三振数が115、防御率が2.26、WHIPが0.98と更に好くなっている。
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