sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

国内男子ツアー最終戦、最終日チャン・キムおめでとう!・・・R2.12.6③

 木曜日の朝から東京都にある「東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)」において国内男子ツアーのメジャー大会、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が4日間の日程で開催され、その最終日が熱く競り合って終わった。

 

 選ばれし30名による今年の最終戦であった。

 

 もっとも、賞金ランキングについては国内女子ツアーと同じく、2020年分だけではなく、2021年分と統合して決められるそうである。

 

 新型コロナウイルス感染症の影響もあって、元々国内女子ツアーに比べて少ない試合数が更に少なくなっている国内男子ツアーであるが、漸く若手の勢いが見えて来た!?

 

 その中の1人、この頃頭角を現し始めた? 大学生プロの石坂友宏の記事が増えて来たので、ちょっと注目したが、今回はちょっと厳しかったようである。

 

 何でもレジェンドの片山晋呉に自ら積極的に合同練習を志願し、今回は片山晋呉の方から練習ラウンドを一緒に回ろうとのお誘いがあったそうな。

 

 もしかしたら片山晋呉がそうしたくなるような見どころでもあったのだろうか!?

 

 またの機会の活躍を期待したい。

 

 さて、単独首位となって見事優勝したのは世界ランキング103位で飛ばし屋の大型選手、チャン・キム(米国、30歳、188㎝、102㎏)で、最終日6バーディー、3ボギーの-3、トータル-8と伸ばし、2位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳し目に見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから。従って以下では略)で、トータル-5から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、続く第3ホールでボギーを叩いたが、1つ空いて第5、6ホールと連続でバーディーを決め、続く2ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでもバーディーを決めて、結局3打伸ばしてトータル-8としている。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決めて取り戻し、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第17ホールでバーディーを決めてバウンスバック!

 

 結局トータル-8を維持している。

 

 粘ってホールアウトし、待っている間に周りが伸ばし切れず、どころかかえって落とし、結局優勝はチャン・キムのものとなった。

 

        チャンキムや粘りを魅せて優勝し

 

        チャンキムや粘りの結果優勝し

 

 2位タイとなったのは世界ランキング256位の大槻智春(30歳、172㎝、94㎏)、世界ランキング268位でベテランながらまだまだチャレンジし続ける谷原秀人(42歳、178㎝、80㎏)、世界ランキング331位でマッチョマンに憧れる? 岩田寛(39歳、177㎝、74㎏)で、トータル-7となっている。

 

 大槻智春は最終日1イーグル、3バーディー、1ボギーの-4と伸ばし、4位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-3から出て、前半では5ホールをパーで凌ぎ、第6ホールでイーグルを決め、続く7、8ホールと連続でバーディーを決めて一気にトータル-7まで伸ばして優勝争いに加わっている。

 

 後半に入って4ホールをパーで凌いだ後、第14ホールでバーディーを決めてまだ優勝争いを続けていたが、第18ホールでボギーを叩き、結局トータル-7のままホールアウトし、その後の組のチャン・キムと差が付いた。

 

        大槻や首位争いを楽しませ

 

        大槻や首位争いで期待させ

 

 谷原秀人は最終日3バーディー、1ボギーの-2と伸ばし、1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-5から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、残りの8ホール全てをパーで凌いで、トータル-6まで伸ばしている。

 

 後半に入って4ホールをパーで凌いで、第14、15ホールと連続でバーディーを決めてトータル-8まで伸ばし、優勝争いを期待させたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩き、結1打伸ばしてトータル-7でホールアウトした。

 

        谷原や最後落として二位となり

 

        谷原や最後落として惜敗し

 

 岩田寛は最終日2バーディー、2ボギーのイーブンと伸ばせず、1位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-7から出て、前半では6ホールをパーで凌いだ後、第7ホールで漸くバーディーを決めたが、1つ空いて第9ホールでボギーを叩いて、結局伸ばせずトータル-7のままであった。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決めたが、続く7ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでボギーを叩いて伸ばせず、トータル-7のままホールアウトしている。

 

 昨日まで首位なので当然最終組であるから、最後まで期待を持たせたが、第18ホールのボギーが痛かった!?

 

        岩田寛スコア伸ばせず二位となり

 

        岩田寛スコア伸ばせず首位を落ち

 

        岩田寛最後落として惜敗し

 

 単独5位となったのは世界ランキング126位の金谷拓実(22歳、172㎝、75㎏)で、最終日4バーディー、4ボギーのイーブン、トータル-5と伸ばせず、2位下がった。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル-5から出て、前半では4ホールをパーで凌いだ後、第5ホールでボギーを叩き、続く2ホールをパーで凌いだ後、第8ホールでもボギーを叩いたが、ここは空かさず第9ホールでバーディーを決めてバウンスバック!

 

 結局1打落としてトータル-4としている。

 

 後半に入っていきなり第10、11ホールと連続でボギーを叩いてしまったが、続く第12ホールでバーディーを決めてバウンスバック!

 

 続く3ホールをパーで凌いだ後、第16、17ホールと連続でバーディーを決め、結局1打伸ばしてスタート時点のトータル-5まで戻してホールアウトした。

 

 粗さも観られ、金谷拓実の日でなかったことは確かであるが、それでも落とした分を諦めず戻して行くところ等、巧さ、強さだけではなく、気持ちの強さも感じさせる!?

 

        金谷拓実スコア伸ばせず五位となり

 

        金谷拓実落として伸ばし五位となり

 

        金谷拓実五位に止まり強さ魅せ

 

 なお、YAHOOのスポーツナビのゴルフに関するデータの更新は遅れがちであるので、世界ランキングに付いては他のデータを参照させて貰った。

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング100位でサービス精神旺盛な人気者、石川遼(29歳、175㎝、70㎏)は最終日-1、トータル-4と少し伸ばし、6位タイを維持した。

 

        石川遼少し伸ばして六位維持

 

        石川遼上位入賞強さ魅せ

 

        石川遼上位入賞意地を魅せ

 

 世界ランキング670位の大型選手、小斉平優和(22歳、180㎝、85㎏)は最終日+2、トータル-4と落とし、4位下がって6位タイとなった。

 

 それでも優勝争いに加わり、この順位となったことは自信となるはずである。

 

 これからの活躍にも期待したい。

 

        小斉平これからの伸び期待して

 

 世界ランキング343位で元気一杯の大ベテラン、藤田寛之(51歳、168㎝、70㎏)は最終日-2、トータル-2と伸ばし、2位上げて8位タイに入った。

 

 彼のタイガー・ウッズでも40歳を過ぎて疲れを口にしている。

 

 それを上回る50歳を過ぎているのに、一旦落ちても盛り返して来るこの粘り、若さには感心させられる!?

 

        下がってもまた上げて来る藤田かな

 

        諦めぬ若さを魅せる藤田かな

 

 世界ランキング360位の出水田大二郎(27歳、183㎝、90㎏)は最終日イーブン、トータル-2と維持し、8位タイを維持している。

 

        出水田やスコア維持して八位維持

 

 世界ランキング78位で昨年の賞金王の今平周吾(28歳、165㎝、66㎏)は最終日-3、トータル-1と伸ばし、4位上げて10位タイに入った。

 

 少しずつにせよ、ずっと上げているのは流石ではないか!?

 

        今平やじわじわ上げてベストテン

 

        今平や最後まで上げベストテン

 

 世界ランキング190位の堀川未来夢(27歳、176㎝、88㎏)、世界ランキング245位の木下稜介(29歳、174㎝、75㎏)は最終日-1、トータル-1と少し伸ばし、10位タイを維持した。

 

        堀川や少し伸ばして十位維持

 

        堀川や十位維持して強さ魅せ

 

        木下や少し伸ばして十位維持

 

        木下や十位維持して強さ魅せ

 

 世界ランキング223位で選手会長のゲンちゃんこと時松隆光(27歳、168㎝、75㎏)は最終日イーブン、トータル-1と伸ばせず、1位下がって10位タイとなった。

 

 世界ランキング116位で若き飛ばし屋、星野陸也(24歳、186㎝、76㎏)は最終日イーブン、トータル+1と伸ばせず、2位下がって単独15位となった。

 

 世界ランキング254位の比嘉一貴(25歳、158㎝、70㎏)は最終日-1、トータル+3と少し伸ばし、3位上げて16位タイに入った。

 

 この選手も今平周吾と同様、少しずつにせよ上げ続けて来たのは流石ではないか!?

 

        比嘉一貴最後も伸ばし上げて魅せ

 

        比嘉一貴最後も上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング281位の池田勇太(34歳、176㎝、76㎏)は最終日イーブン、トータル+4と維持し、1位上げて18位タイに入った。

 

        池田勇太最後維持して上げて魅せ

 

 世界ランキング154位で曲がらないのが売りの稲森佑貴(26歳、169㎝、68㎏)、世界ランキング473位のベテラン、小田孔明(42歳、176㎝、85㎏)は最終日+2、トータル+6と落とし、4位下がって23位タイとなった。

 

 世界ランキング273位の香妻陣一朗(26歳、165㎝、71㎏)は最終日+3、トータル+9と落とし、1位下がって単独27位となった。

   

 世界ランキング426位の内藤寛太郎(38歳、172㎝、74㎏)は最終日+6、トータル+11と大きく落とし、4位下がって単独28位となった。

 

 世界ランキング546位の石坂友宏(21歳、173㎝、75㎏)は最終日+5、トータル+12と大きく落とし、2位下がって単独29位となった。

 

 そして、世界ランキング598位でレジェンドの片山晋呉(47歳、171㎝、70㎏)は最終日+4、トータル+13と落とし、1位下がって最下位の単独30位となった。