先週木曜日の２２時２０分頃から時差－１５時間の米国テキサス州にある「オールドアメリカンGC（６４７５ヤード、パー７１）」において米国女子ツアー、「ボランティアーズ・オブ・アメリカ」が4日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
来週に控える米国女子ツアーのメジャー大会、「全米女子オープン選手権」の前哨戦として世界ランキングベストテンの内、５人が出ている。
その１人が世界ランキング７位の畑岡奈紗であることはちょっと誇らしい。
それに、世界ランキング２４２位でベテランの上原彩子も出ており、予選を何とか通過し、その後も奮闘していた。
畑岡や世界に伍して誇らしく
畑岡や猛者と競り合い楽しませ
上原や通過した後奮闘し
さて、単独首位に抜け出て、見事優勝したのは世界ランキング７９位でベテランのアンジェラ・スタンフォード（米国）で、最終日７バーディー、３ボギーの－４、トータル－７と伸ばし、３位上げて来た。
今年４３歳になり、身長１６７㎝と向こうの選手としては大きくないし、飛ばし屋でもないが、２年振りの７勝目となるそうな。
もっとも今年はこの試合も含めて１４試合に出て予選落ちは２回で、ベストテンが３回、ベスト２０まで広げると６回入っている。
そしてこの試合の前に出た１１月１９～２２日の「ペリカン選手権」でも６位タイに入っているから、から、調子を上げて来ていたと言えよう。
スタンフォード巧さを魅せて優勝し
スタンフォード経験活かし勝って魅せ
スタンフォード最後抜け出て勝って魅せ
２位タイとなったのは世界ランキング１５位のユ・ソヨン（韓国）、世界ランキング５位のパク・インビ（韓国）、世界ランキング６１位のイェ・リミノ（米国）で、最終日－１、トータル－５と少し伸ばしたが、１位下がった。
最終日ユ・ソヨンは１バーディー、パク・インビは３バーディー、２ボギー、イェ・リミノは４バーディー、３ボギーであった。
ユ・ソヨンは元世界ランキング１位で、今年はこの試合も含めて３試合に出て２位タイが２回とやはり強い選手であるが、今回はその彼女を抜いて行ったアンジェラ・スタンフォードを褒めるべきではないか！？
それでもユ・ソヨンは最後の第１８ホールでバーディーを決め、意地を魅せている。
ユソヨンや伸ばし足りずに首位を落ち
ユソヨンや伸ばし足りずに二位となり
ユソヨンや最後バーディー意地を魅せ
パク・インビも元世界１で、こんな風に大事な試合が近くなると調子を上げて来るのは流石ではないか！？
パクインビ伸ばし足りずに首位を落ち
パクインビ伸ばし足りずに二位となり
パクインビメジャーを前に調子上げ
イェ・リミノはまだ１９歳で、国内女子ツアーで言えば笹生優花らと同じ新世紀世代となり、若手超有望選手である。
イェリミノや伸ばし足りずに首位を落ち
イェリミノや伸ばし足りずに二位となり
イェリミノ期待に応え活躍し
単独５位となったのは世界ランキング１位のコ・ジンヨン（韓国）で、最終日３バーディー、１ダブルボギーの－１、トータル－４と少し伸ばしながらも１位下がった。
それでもメジャーを前に短い期間で調子を上げて来たこの選手も流石であるし、当然最も怖い存在ではないか！？
コジンヨンメジャーに向けて調子上げ
コジンヨンメジャーを前に期待させ
なお、YAHOOのスポーツナビにおけるゴルフに関するデータの更新は遅れがちなので、世界ランキングに付いては他のデータを参照させて貰った。
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５７位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)は最終日－１、トータル－３と少し伸ばし、５位上げて６位タイに入った。
最終日ノードクイスト上げて魅せ
最終日ノードクイスト強さ魅せ
世界ランキング３６位のチャーリー・ハル（イングランド）は最終日イーブン、トータル－３と伸ばせず、２位下がって６位タイとなった。
世界ランキング２６位のジェニファー・クプチョ(米国)は最終日＋１、トータルイーブンと少し落としながらも２位上げて１１位タイに入った。
最後にも上げ力出すクプチョかな
そして畑岡奈紗は最終日２バーディー、５ボギーの＋３、トータルイーブンと落とし、７位下がって１１位タイとなった。
最終日の首位争いを期待していただけにちょっと残念であるが、この試合はあくまでも前哨戦である。
メジャーでの活躍を期待したい。
それでは最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－３から出て、第３ホールでボギーを叩き、１つ空いて第５ホールでもボギーを叩き、続く２ホールをパーで凌いだ後、第８ホールでもボギーを叩いて、３打落として貯金を吐き出し、トータルイーブンとしている。
後半に入って第１１ホールでボギーを叩き、続く３ホールをパーで凌いで、第１５、１７ホールとバーディーを決めたが、続く第１８ホールでまたボギーを叩いたので、結局伸ばせず、トータルイーブンのままホールアウトした。
畑岡やボギー先行順位落ち
畑岡や課題残して次期待
世界ランキング１２位のイ・ジョンウン６（韓国）は最終日＋２、トータル＋１と落とし、３位下がって１６位タイとなった。
長いブランクにも拘らず、僅かな試合数でここまで調子を上げて来るのは流石ではないか！？
イ６（シックス）短い期間で調子上げ
イ６次戦に向けて調子上げ
世界ランキング３１位のオースティン・アースト(米国)は最終日－２、トータル＋２と伸ばし、１７位上げて１９位タイに入った。
アーストや最後は伸ばし上げて魅せ
アーストや最後は上げて強さ魅せ
世界ランキング８位のミンジー・リー(オーストラリア)は最終日－１、トータル＋２と少し伸ばし、１１位上げて１９位タイに入った。
ミンジーリー少し伸ばして上げて魅せ
ミンジーリー最後も伸ばし上げて魅せ
世界ランキング２７位のジェシカ・コルダ（米国）は最終日＋５、トータル＋２と大きく落とし、１５位下がって１９位タイとなった。
世界ランキング２３位のハナ・グリーン（オーストラリア）は最終日＋２、トータル＋３と落とし、４位下がって単独２４位となった。
世界ランキング９位のパク・ソンヒョンは最終日＋１、トータル＋５と少し落としながらも３位上げて３３位タイに入った。
この選手、凄く強いのに、ぎらぎらとしたところが見えず、淡々としているように見える！？
世界ランキング２８位で今シーズンの全英女子チャンピオン、ソフィア・ポポフ（ドイツ）は最終日＋３、トータル＋５と落とし、９位下がって３３位タイとなった。
世界ランキング１９位のハ・ミジョン（韓国）は最終日＋２、トータル＋６と落とし、２位下がって３８位タイとなった。
世界ランキング３３位のステーシー・ルイス（米国）は最終日＋３、トータル＋８と落とし、４位下がって４８位タイとなった。
世界ランキング２１位のアリヤ・ジュタヌガーン（タイ）は最終日イーブン、トータル＋１１と維持し、９位上げて６２位タイに入った。
最後維持順位を上げるアリヤかな
世界ランキング３５位のエイミー・ヤン（韓国）は最終日＋５、トータル＋１２と大きく落とし、８位下がって６５位タイとなった。
世界ランキング３７位のメリッサ・レイド（イングランド）は最終日＋７、トータル＋１２と大きく落とし、２１位も下がって６５位タイとなった。
そして上原彩子は最終日１バーディー、５ボギーの＋４、トータル＋１３と落としながらも１位上げて６７位タイに入った。
最終日付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第１０ホールから)で、トータル＋９から出て、前半ではいきなり第１０、１１ホールと連続ボギーを叩いてしまったが、続く６ホールをパーで凌いだ後、第１８ホールで漸くバーディーを決め、結局１打落としてトータル＋１０としている。
後半に入っていきなり第１ホールでボギーを叩き、続く４ホールをパーで凌いだ後、第６ホールでまたボギーを叩き、１つ空いて第８ホールでもボギーを叩いたので、結局更に３打落としてトータル＋１３としてホールアウトした。
上原やスコア落として少し上げ
上原やスコア落として上げて魅せ
世界ランキング１４７位で飛びっきりの飛ばし屋、ビアンカ・パグダナナン(タイ)は最終日＋６、トータル＋２１と大きく落とし、最下位の単独７６位のままであった。
