プロ野球でも気になる投手はメジャーリーグのスカウト達が気に掛けてスピードガンを持ち込み、観戦したくなるような実力派である。
今日はそんな投手達が登板し、力投を見せてくれた。
セ・リーグでは広島カープが読売ジャイアンツと対戦し、1対6で負けている。
読売ジャイアンツの先発投手は12連勝が掛った沢村賞投手の絶対エース、菅野智之(30歳、186㎝、93㎏)で、6回で104球投げ、4安打9三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて12勝0敗となり、防御率は1.78から1.76へと僅かに好くなっている。
ランナーを出さない投手としても注目されているWHIPは0.85のままであった。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは好調で187回3分の1投げて17勝5敗で、奪三振数が171、防御率が1.59、WHIPが0.85と素晴らしく、初の沢村賞に輝いている。
2018年シーズンも同様で、202回投げて15勝8敗で、奪三振数が200、防御率が2.14、WHIPが1.00で、2年連続2回目の沢村賞に輝いている。
2019年シーズンは腰痛が出て休みが多くなり、136回3分の投げて11勝6敗で、奪三振数が120、防御率が3.89、WHIPが1.25と不本意な成績に終わっている。
そんなことも刺激になったのかも知れない。
またメジャーリーグへの道も見えて来たのであろうか!?
打たれても中々負けぬ菅野かな
ランナーをあまり出さない菅野かな
踏ん張って抑えて魅せる菅野かな
また楽天ゴールデンイーグルスはソフトバンクホークスと対戦し、2対6で負けている。
ソフトバンクホークスの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)でプロ野球に在籍する日本人先発投手の中では最速? の千賀滉大(27歳、187㎝、90㎏)で、7回で132球投げ、5安打10三振3四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて7勝5敗となり、防御率は3.16から3.01へと好くなっている。
菅野智之に比べると大分粗い面が残っており、WHIPは1.34から1.33へと僅かに好くなっている。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンは結構調子好く、143回投げて13勝4敗で、奪三振数が151、防御率が2.64、WHIPが1.07であった。
2018年シーズンはちょっと粗さが出て、141回投げて13勝7敗で、奪三振数が163、防御率が3.51、WHIPが1.23であった。
2019年シーズンは調子が好く、スピードも上り、180回3分の1投げて13勝8敗で、奪三振数が227、防御率が2.79、WHIPが1.16となっている。
力投で抑えて魅せる千賀かな
力魅せ勝ちを重ねる千賀かな
それからオリックスバッファローズが西武ライオンズと対戦し、3対0で完封勝ちしている。
オリックスバッファローズの先発投手は今やエース!? とも思われる、登板日が気になり、楽しみな山本由伸(22歳、178㎝、80㎏)で、8回で120球投げ、4安打14三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて7勝3敗となり、防御率は2.63から2.43へと好くなっている。
WHIPも中々好く、1.00から0.98へと僅かに好くなっている。
参考までに昨シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2017年シーズンはデビューしたばかりで、23回3分の2投げて1勝1敗で、奪三振数が20、防御率が5.32、WHIPが1.65と目立つ程ではなかった。
2018年シーズンはブルペンで腕を磨き、53回投げて4勝2敗1セーブで、奪三振数が46、防御率が2.89、WHIPが1.06と見違えるように好くなっている。
そして2019年シーズンは先発に戻って、143回投げて8勝6敗で、奪三振数が127、防御率が1.95、WHIPが0.96と、群を抜いて素晴らしい成績を上げている。
由伸や快投魅せて勝ち重ね
由伸や圧倒魅せて勝ち重ね