レギュラーシーズンが大きく削られたので、いきなりの感もあるが、こう言う時期であるから、それはまあ仕方が無い。
さて、ツインズがアストロズと対戦し、1対4で逆転負けしている。
ツインズに先発投手は居場所を得た感のあるマエケンこと前田健太(32歳、185㎝、84㎏)で、5回で91球投げ、2安打5三振3四球無失点の粘投ながら勝敗は付かず、防御率は0.00のままであった。
緊張もあったのか、調子はそんなに好くなかったようであるが、それでも粘れるところが流石エースである。
相手バッターにも粘られて、球数を要したところが課題と言えばそうなのかも知れないが、それがポストシーズンでもある。
参考までに今シーズンまでの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンは便利に使われ、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26であった。
2019年シーズンも同様で、153回3分の2投げて10勝8敗3セーブで、奪三振数が169、防御率が4.04、WHIPが1.07であった。
WHIPが大分好くなっているところが今に繋がっている!?
そして2020年シーズンは66回3分の2投げて6勝1敗で、奪三振数が80、防御率が2.70、WHIPが0.75と水を得たような活躍を見せている。
マエケンや期待違えず繋ぐ秋
マエケンやビシッと抑え繋ぐ秋
アストロズの先発投手はサイ・ヤング賞投手で技巧派のザック・グリンキー(36歳、188㎝、91㎏)で、4回で79球げ、2安打1三振3四球1失点1自責点の粘投ながら勝敗は付かず、防御率は2.25となった。
打たれはしているが、傷口をこれぐらいに止めているのは流石である。
参考に今シーズンまでの3シーズンに付いての成績を見ておくと、2018年シーズンは207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.09であった。
2019年シーズンは後半アストロズに移籍し、通算で208回3分の2投げて18勝5敗で、奪三振数が187、防御率が2.93、WHIPが0.98と期待に応える好成績であった。
そしてエースが故障し、負荷の掛かった2020年シーズンは67回投げて3勝3敗で、奪三振数が67、防御率が4.03、WHIPが1.13と少し落ちている。
グリンキー何とか粘り巧さ魅せ
またアスレチックスがWソックスと対戦し、1対4で負けている。
Wソックスの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161㎞/h)投手でエース候補のルーカス・ジオリト(26歳、198㎝、111㎏)で、7回で100球投げ、2安打8三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は1.29となった。
6回までは完全に抑える快投であったが、7回に1本ヒットを打たれ、8回も登板してランナーを2人残して降板した。
その後に登板した投手が打たれ、失点、自責点が付いている。
参考に今シーズンまでの3シーズンに付いての成績を見ておくと、2018年シーズンは173回3分の1投げて10勝13敗で、奪三振数が125、防御率が6.13、WHIPが1.48と、先発としては悪く、粗さが目立った。
2019年シーズンは一皮むけ、176回3分の2投げて14勝9敗で、奪三振数が228、防御率が3.41、WHIPが1.06とエース級になっている。
そして今シーズンは好調が続いてノーヒットノーランも達成しており、72回3分の1投げて4勝3敗で、奪三振数が97、防御率が3.48、WHIPが1.04となっている。
ジオリトや実力発揮勝って魅せ
ジオリトやイニングを食い勝って魅せ