メッツがブレーブスと対戦し、２対１５と大敗している。
ブレーブスの先発投手はサイ・ヤング賞候補としても名前が挙がっている期待の若手、マックス・フリード（２６歳、１９３㎝、８６kg）で、５回で８０球投げ、３安打３三振２四球１死球１失点１自責点の粘投で勝ちが付いて７勝０敗となり、防御率は１．９８から１．９６へと僅かに好くなっている。
それだけ好投を続けていると言うことであるが、腰痛の負傷者リスト（IL）入りして戻って来たところで、サイ・ヤング賞争いでは一歩後退している。
参考までに昨シーズンまでの３シーズンの成績を見ておくと、２０１７年シーズンは途中でメジャーリーグに昇格し、２６回投げて１勝１敗で、奪三振数が２２、防御率が３．８１、WHIPが１．６２であった。
２０１８年シーズンは内容的に大分好くなり、３３回３分の２投げて１勝４敗で、奪三振数が４４、防御率が２．９４、WHIPが１．３７となっている。
２０１９年シーズンはブルペンから先発陣に移り、１６５回３分の２投げて１７勝６敗で、奪三振数が１７３、防御率が４．０２、WHIPが１．３３と、ローテの一角を担える成績を上げた。
フリードやサイヤング賞競い合い
フリードや何とか抑え勝って魅せ
またタイガースがインディアンスと対戦し、０対１で完封負けしている。
インディアンスの先発投手は期待の若手、ザック・プリーサック（２５歳、１９１㎝、１００kg）で、７回３分の１で１１２球投げ、５安打１１三振１四球無失点の快投で勝ちが付いて４勝２敗となり、防御率は２．２０から１，８５へと少し好くなっている。
チームではエースのシェーン・ビーバーに次ぐ成績を上げており、伸びて来方も何だか似ている！？
参考までにメジャーリーグに上がって来た昨シーズンの成績を見ておくと、１１５回３分の２投げて８勝６敗で、奪三振数が８８、防御率が３．８１、WHIPが１．２３と、早速頭角を現している。
プリーサックビーバーに似て快投し
プリーサック快投魅せて勝ち重ね
またカブスがツインズと対戦し、１対０で完封勝ちしている。
カブスの先発投手は準エース的存在に落ち着いているように見える技巧派のカイル・ヘンドリックス（３０歳、１９１㎝、８６kg）で、８回で１０球投げ、３安打１０三振１四球無失点の快投で勝ちが付いて６勝４敗となり、防御率は３．２９から２．９３へと少し好くなっている。
元々エースとしてよりも優れたサブ的存在であった所為か？ ダルビッシュ有の復調、エースへの昇格が好い影響を与えているように見える。
参考までに昨シーズンまでの３シーズンの成績を見ておこう。
２０１７年シーズンは前年のエース級の大活躍の疲れが出たのか？ １３９回３分の２投げて７勝５敗で、奪三振数が１２３、防御率が３．０３、WHIPが１．１９と不本意な成績に終わっている。
２０１８年シーズンは復調し、１９９回投げて１４勝１１敗で、奪三振数が１６１、防御率が３．４４、WHIPが１．１５であった。
２０１９年シーズンも同様で、１７７回投げて１１勝１０敗で、奪三振数が１５０、防御率が３．４６、WHIPが１．１３であった。
要するにエースとしては少し物足りないが、まあ好いかと言う感じであろうか！？
ダルビッシュヘンドリックス輝かせ
力抜けヘンドリックス力投し
それからアスレチックスがジャイアンツと対戦し、６対０で完封勝ちしている。
アスレチックスの先発投手はすっかり蘇ったクリス・バジット（３１歳、１９６㎝、９８㎏）で、６回３分の２で１０１球投げ、３安打７三振３四球無失点の快投で勝ちが付いて５勝２敗で、防御率は２．９２から２．５７へと好くなっている。
２０１６年シーズンにトミージョン手術を受け、２０１７年シーズンはメジャーリーグに戻れなかった。
参考までに昨シーズンまでの２シーズンの成績を見ておくと、２０１８年シーズンはそんなには投げられなかったが、４７回３分の２投げて２勝３敗で、奪三振数が４１、防御率が３．０２、WHIPが１．２４とまあまあ期待に応えている。
２０１９年シーズンはもう殆んど復調して、１４４回投げて１０勝５敗で、奪三振数が１４１、防御率が３．８１、WHIPが１．１９であった。
バジットや期待に応え勝って魅せ
バジットやエースを担い勝って魅せ
