昨日の7時45分頃から愛知県知多郡にある「新南愛知カントリークラブ 美浜コース(6456ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「デサントレディース東海クラシック」が3日間の日程で開催され、その第2日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
CSも含めて、テレビで結構生中継がありそうである。
と思っていたが、ステップアップツアーとは違ってネット配信は無く、テレビのCS放送等で朝から楽しめるのも今日からであった。
昼食後、2時過ぎからBS 放送でライブ中継を視ていたら、眠くなって来たが、大分動きがあったので、最終日も楽しめそうである。
黄金世代の後に谷間世代? そしてプラチナ世代、更に新世紀世代へと広がり、すっかり若返った感のあることが刺激になり始めたか? 俄かの私等が意識していなかった中堅層の活躍が視られるようになり、幅が広がってかえって面白くなるのかも知れない。
若返る子等の活躍刺激なり
若返る子等の刺激で活性化
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング266位の東浩子(28歳、156㎝、52㎏)、世界ランキング74位でプラチナ世代の古江彩佳(20歳、153㎝、54㎏)で、トータル-11まで伸ばしている。
東浩子は2日目7バーディーの-7と大きく伸ばし、9位上げて来た。
アウトスタート(第1ホールから)で、トータル-4から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、その後も第3、6ホール、更に第8、9ホールと連続でバーディーを決め、一気にトータル-9まで伸ばした。
後半に入って勢いが少し収まったが、それでも第12、14ホールとバーディーを決めてさらに2打伸ばし、トータル-11とした。
前半で一気に伸ばす東かな
前半で存在示す東かな
古江彩佳は2日目5バーディーの-5と伸ばし、1位上げて来た。
同じくアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では第4ホールでバーディーを決めただけで、後はパーで凌ぎ、トータル-7まで伸ばしている。
後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、第15~17ホールと3連続でバーディーを決めて4打伸ばし、トータル-11として、強いところを見せている。
後半で伸ばして魅せる古江かな
後半で強さを魅せる古江かな
単独3位に付けたのは世界ランキング134位の李知姫(イ・チヒ、韓国、41歳、170㎝、61㎏)で、2日目7バーディーの-7、トータル-9と伸ばし、23位も上げて来た。
こんな風に出れば存在感を示すところは流石ではないか!?
李知姫力を示し上げて魅せ
単独4位の付けているのは世界ランキング226位のサイ・ペイイン(台湾、29歳、156㎝、56㎏)で、2日目3バーディー、2ボギーの-1、トータル-8と少し伸ばしたが、3位下がっている。
5位タイに付けているのは世界ランキング15位の鈴木愛(26歳、155㎝)、世界ランキング209位の藤田さいき(34歳、168㎝、65kg)で、2日目は2人共-1、トータル-7と少し伸ばしたが、3位下がっている。
2日目に付いて鈴木愛は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギー、藤田さいきは2バーディー、1ボギーであった。
鈴木愛に付いては、これでも十分に凄いのであるが、画面で視る限りやはり本調子ではないようで、ここぞと言う踏ん張りが効かず、憎いぐらいの強さが出るにはまだ少し掛かりそうに思われる。
鈴木愛未だ物足りぬ強さかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング69位で谷間世代の稲見萌寧(21歳、166㎝、58㎏)は2日目-2、トータル-6と伸ばし、3位上げて7位タイに付けて来た。
谷間はちょっと失礼な気がするが、大柄でアスリートっぽく、強い割に地味な印象があるから、合っていなくもない気もする。
稲見萌地味に伸ばして上げて魅せ
世界ランキング128位の柏原明日架(24歳、171㎝、63㎏)は2日目-5、トータル-5と大きく伸ばし、36位も上げて14位タイに付けて来た。
アスリート的な存在感と言う意味では確かに勝っている!?
柏原大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング272位でプラチナ世代の西村優菜(20歳、150㎝、50㎏)は2日目-3、トータル-5と伸ばし、12位上げて14位タイに付けて来た。
ここ2試合、途中で伸ばして上位に加わり、面白くしている。
西村やまた上げて来て面白く
世界ランキング189位の青木瀬令奈(27歳、153㎝、50kg)は2日目-1、トータル-4と少し伸ばしたが、4位下がって19位タイとなっている。
世界ランキング210位で黄金世代の大里桃子(22歳、171㎝、60kg)は2日目-4、トータル-3と伸ばし、39位も上げて26位タイに付けて来た。
大里や確り伸ばし上げて魅せ
世界ランキング85位で黄金世代の勝みなみ(22歳、157㎝、56kg)は2日目-2、トータル-3と伸ばし、14位上げて26位タイに付けて来た。
勝みなみ確り上げて強さ魅せ
世界ランキング71位の小祝さくら(22歳、158㎝、58kg)は2日目イーブン、トータル-3と伸ばせず、11位下がって26位タイとなっている。
そして世界ランキング78位で新世紀世代の笹生優花(? 日本人選手の小さい枠にはめなくても好い気もする。フィリピン、19歳、166㎝、63㎏)は2日目+1、トータル-3と少し落とし、16位下がって26位タイとなっている。
忙しくなって来たことによる疲れ、経験不足等も影響しているのか、まだ抜け切れないが、随所に片鱗を魅せ、解説陣を喜ばせている。
今日のドラコン大会は出るかどうか迷っていたようであるが、一緒に回った上田桃子の勧めもあって出ることにしたそうな。
早速穴井詩を2ヤードほど上回って270ヤードかっ飛ばし、優勝したようで、既に記事になっていた。
群を抜く飛距離で魅せる笹生かな
世界ランキング195位の福田真未(28歳、168㎝、58㎏)、世界ランキング486位で黄金世代の吉川桃(22歳、156㎝、60kg)は2日目+2、トータル-3と落とし、20位も下がって26位タイとなっている。
世界ランキング283位のニュースター、田辺ひかり(23歳、165㎝、55kg)は2日目-2、トータル-2と伸ばし、16位上げて34位タイに付けて来た。
自信付け普通に通る田辺かな
世界ランキング444位で間世代の吉本ここね(20歳、161㎝、53kg)は2日目+4、トータル-2と落とし、32位も下がって34位タイとなっている。
世界ランキング112位で黄金世代の原英莉花(21歳、173㎝、58kg)は2日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、2位下がって42位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
後輩の笹生優花に大分勢いを持って行かれた感のある原英莉花であるが、最終日の爆発に期待したい。
原英莉花最後爆発期待して
世界ランキング111位の成田美寿々(28歳、167㎝、60㎏)は2日目+2、トータル-1と落とし、27位も下がって42位タイとなり、ぎりぎりで予選を通過している。
ここまで回復したことで先ずは好しとし、決勝ラウンドでの活躍に期待したい。
通過して先ずは成功成田かな
そして世界ランキング64位の上田桃子(34歳、161㎝、54kg)、世界ランキング88位の比嘉真美子(26歳、161㎝、58kg)、世界ランキング95位の岡山絵里(24歳、161㎝、64kg)はトータルイーブンで53位タイとなり、残念ながらぎりぎりでCUTの憂き目に遭っている。
また、世界ランキング154位の松田鈴英(22歳、167㎝、54kg)、世界ランキング156位で黄金世代の新垣比菜(21歳、165㎝、56kg)、世界ランキング173位で黄金世代の吉本ひかる(21歳、152㎝、53㎏)はトータル+2で69位タイ、世界ランキング390位でプラチナ世代の吉田優利(20歳、158㎝、58kg)はトータル+4で85位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭っている。