sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

ZOZOチャンピオンシップ最終日、松山英樹おめでとう! ・・・R3.10.24③

 木曜日の朝から千葉県にある「アコーディア習志野(7041ヤード、パー70)」において国内で行われる唯一の米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」が4日間の日程で開催され、その最終日が感動的に終わった。

 

 賞金総額が995万ドル、優勝賞金が175万ドルであるから、1ドル約113円としてそれぞれ約11億2千万円、約2億円と、流石に高額となっている。

 

 それ故、準メジャー並みに厚いフィールドかと思えば、今回はコロナ禍の影響、それも関係した移動距離、時差を考えるときつい日程等の所為か、むしろ薄いぐらいであった。

 

 そしてこの大会は予選CUTがなく、優勝者にはフェデックスポイントが500ポイント付与されるそうな。

 

 日本人選手としては世界ランキング19位でエースの松山英樹、世界ランキング72位で米国男子ツアー参戦を目指す木下稜介、世界ランキング76位でやはり米国男子ツアー参戦を目指す新鋭の金谷拓実の他、世界ランキング216位でスーパーアマチュアの中島啓太(日本体育大学)、世界ランキング363位でスーパー新人の久常涼等を含め、19名が出場している。

 

 ライブ放送の方はテレビ朝日系列の地上波、BS朝日、CSテレ朝日チャンネル2を使ってたっぷり予定されており、初日からのんびり楽しませて貰った。

 

 前回はタイガーウッズと競り合い、2位に入っていた松山英樹の状態が今回始まるまでは微妙だったので、期待を膨らませ過ぎるとちょっとしんどい気もしたが、マスターズに優勝した時もそんな感じだったのではなかったか!?

 

 日本人選手が大勢出ている分、松山英樹に意識を集中させ過ぎず、応援したいし、少し余裕を持ったトップ争いを期待したい。

 

        日本人選手が多く出場し

        ZOZOの大会期待膨らみ

 

 全体にそんな感じであったのが好かったのか、ともかく松山英樹は初日6バーディーの-6と大きく伸ばし、2位タイと好発進で喜ばせてくれたが、それより凄かったのがキャディーと間違えられ、それをエネルギーとしたベテランの岩田寛で、初日1-グル、6バーディー、1ボギーの-7と爆発的に伸ばし、単独首位に立った!

 

 しかし、岩田寛の怒りのエネルギーは残念ながらそこまでで終わり、その後は下がって行ったが、松山英樹は2日目3バーディー、1ボギーの-2、トータル-8と伸ばし、遂に単独首位に立った!

 

 そして、3日目4バーディー、2ボギーの-2、トータルm、-10と伸ばし、単独首位を維持している。

 

 これは最後までわくわく、そわそわが止まらない!?

 

        松山やきっちり伸ばし首位を維持

 

        松山や首位を維持して強さ魅せ

 

 さて単独首位を維持したまま、見事優勝したのは世界ランキング19位で日本のエース、松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)で、最終日2イーグル、3バーディー、2ボギーの-5、トータル-15と大きく伸ばした。

 

 最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート(第1ホールから)の最終組で、トータル-10から出て、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでイーグルを決めたが、1つ空いて第11ホールでボギーを叩き、結局1打伸ばし、トータル-11として後半へと繋いでいる。

 

 この時点では単独2位で追っていたキャメロン・トリンゲールに追い着かれて首位タイとなっている。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決めたキャメロン・トリンゲールに抜かれたが、第11ホールでバーディーを決めトータル-12まで伸ばしてまた首位タイに並び、1つ空いて第13ホールでバーディーを決めてトータル-13として1打差を付け、1つ空いて第15ホールでもバーディーを決めてこの時点でトータル-14まで伸ばし、2打差を付けた。

 

 そして1つ空いて第17ホールでボギーを叩いてトータル-13と落としたが、キャメロン・トリンゲールもボギーを叩いたので、差は縮まらなかった。

 

 最後、第18ホールは圧巻のショットを魅せ、イーグルを決めてトータル-15まで伸ばし、大差を付けての勝利となった。

 

 これで米国男子ツアーで通算7勝目(メジャー1勝を含む)、国内男子ツアーも入れて通算15勝目となった。

 

 今年に関しては、メジャー大会のマスターズを入れて米国男子ツアー2勝目である。

 

 東京五輪4位タイを含め、期待の大きい試合では好いところ魅せているから、流石ではないか!?

 

        松山や後半伸ばし強さ魅せ

 

        松山や大差を付けて勝って魅せ

 

        松山や後半伸ばしメンタルと

        格の違いを魅せられたかも

 

 2位タイに入ったのは世界ランキング130位のブレンダン・スティール(米国、38歳、188㎝、80㎏)、世界ランキング69位のキャメロン・トリンゲル(米国、34歳、188㎝、84㎏)で、トータル-10まで伸ばした。

 

 ブレンダン・スティールは最終日6バーディー、2ボギーの-4と伸ばして1位上げて来た。

 

 最終日に付いてもうすこし詳しく見ておくと、最終組より1組前のアウトスタートで、トータル-6から出て、前半では第2ホールでバーディーを決め、1つ空いて第4ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第6、7ホールと連続でバーディーを決め、残りの2ホールをパーで凌いだので、一気に4打伸ばし、この時点でトータル-10として、トップ争うに加わる勢いを魅せて後半へと繋いでいる。

 

 後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩いて一歩後退したが、空かさず第14ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!

 

 1つ空いて第16ホールでボギーを叩いてまた後退したが、1つ空いて第18ホールでバーディーを決めて取り返し、結局トータル-10を維持したままホールアウトし、最終組の結果を待つことになった。

 

        スティールや確り伸ばし二位となり

 

        スティールや二位に入って力魅せ

 

 キャメロン・トリンゲールは最終日3バーディー、2ボギーの-1と少し伸ばして2位を維持した。

 

 最終日に付いてもうすこし詳しく見ておくと、アウトスタートの最終組で、首位と1打差のトータル-9から出て、前半では5ホールをパーで凌いだ後、第6ホールで漸くバーディーを決め、このホールイーグルの松山英樹と2打差となったが、続く2ホールをパーで凌ぎ、第9ホールでバーディーを決め、結局2打伸ばし、トータル-11として松山英樹と並び、首位タイで後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールでバーディーを決め、トータル-12まで伸ばして遂に松山英樹を抜き、単独トップに立った!

 

 しかし、勢いはここまでで、そこがまだ優勝経験の無い弱さが出たのか? 攻め始めた故の停滞か? ともかく流れが変わって、続く6ホールをパーで凌いでいる内に松山英樹に追い抜かれ、差を付けられた。

 

 そして第17、18ホールと連続でボギーを叩き、結局後半では1打落とし、トータル-10として単独3位であったブレンダン・スティールに並ばれて2位タイでホールアウトした。

 

 それでも強かったことには違いなく、今後の自信にもなったようである。

 

 そして、一流プロらしい振舞いで観客を魅了していた。

 

        トリンゲール抜いた途端に停滞し

        結局二位で落ち着いたかも

 

        トリンゲール二位を維持して強さ魅せ

 

 4位タイに入ったのは世界ランキング54位のマッケンジー・ヒューズ(カナダ、30歳、185㎝、82㎏)、世界ランキング73位のマット・ウォレス(イングランド、31歳、185㎝、85㎏)、世界ランキング75位のセバスチャン・ムニョス(コロンビア、28歳、183㎝、81㎏)で、トータル-6となっている。

 

 マッケンジー・ヒューズは最終日5バーディー、2ボギーの-3と伸ばして5位上げて来た。

 

        上げ続け四位となったヒューズかな

 

        四位なり強さを魅せたヒューズかな

 

 マット・ウォレスは最終日3バーディー、3ボギー、セバスチャン・ムニョスは最終日5バーディー、1ボギー、2ダブルボギーで共にイーブンと伸ばせず、1位下がった。

 

        マットウォレススコア伸ばせず一位下げ

 

        マットウォレス四位に入り強さ魅せ

 

        スコア維持四位となったムニョスかな

 

        四位なり強さを魅せたムニョスかな

 

 以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 世界ランキング76位で米国男子ツアーへの進出を目指す新鋭の金谷拓実(23歳、173㎝、75㎏)は最終日4バーディーの-4、トータル-5と伸ばし、12位上げて7位タイに入った。

 

 おっ、これは中々。

 

 リスペクトする先輩、松山英樹の凄さを改めて知り、また自分もじわじわとここまで上げ、自信になったのだろうなあ。

 

        金谷拓実連日上げて強さ魅せ

 

        金谷拓実七位まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング3位で日系のコリン・モリカワ(24歳、175㎝、77㎏)は最終日-1、トータル-5と少し伸ばし、1位上げて7位タイに入った。

 

流石は流石であるが、最終日のこの緩やかな伸ばし方からすると、コリン・モリカワのゲームでは無かった、と言うことだろうなあ。

 

        モリカワや最後も上げて強さ魅せ

 

        モリカワや七位まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング40位のトミー・フリートウッド(イングランド、180㎝、76㎏)、世界ランキング60位のブランデン・グレイス(南アフリカ、33歳、178㎝、78㎏)は最終日イーブン、トータル-5と伸ばせず、1位下がって7位タイとなった。 

 

 世界ランキング46位で感情表出が豊かなキム・シウ(韓国、26歳、180㎝、83㎏)、世界ランキング136位で昨シーズンの国内男子ツアー賞金王の今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)は共に最終日-2、トータル-2と伸ばし、6位上げて18位タイに入った。

 

        キムシウや下がっても上げ強さ魅せ

 

        キムシウや上位に入り強さ魅せ

 

 今平周吾は最終日4バーディー、2ボギーで、後半の2日共伸ばしているのは流石ではないか!?

 

        今平や後半伸ばし強さ魅せ

 

        今平や上位に入り強さ魅せ    

 

 世界ランキング161位で米国男子ツアー復帰を目指すベテランの岩田寛(40歳、177㎝、74㎏)は最終日2バーディー、1ボギーの-1、トータル-2と少し伸ばし、1位上げて18位タイに入った。

 

        岩田寛最後は伸ばし強さ魅せ

 

        岩田寛上位に入り強さ魅せ

      

 世界ランキング479位で陽気さが売りの中西直人(33歳、177㎝、80㎏)は最終日8バーディー、1ボギーの-7、トータルイーブンと爆発的に伸ばし、31位も上げて28位タイに入った。

 

 おっ、この爆発力は凄くないか!?

 

        中西や最後爆発上げて魅せ

 

        中西や大きく上げて力魅せ

 

 は3日目-2、トータル+2と伸ばし、22位も上げて36位タイに付けて来た。       

 

        シャウフェレや下がっても上げ強さ魅せ

 

        シャウフェレや大きく上げて強さ魅せ

 

 

 世界ランキング5位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国、27歳、178㎝、80㎏)、世界ランキング216位でスーパーアマチュアの中島啓太(21歳、177㎝、75㎏)は共に最終日-2、トータルイーブンと伸ばし、8位上げて28位タイに入った。

 

 ザンダー・シャウフェレは後半の2日間上げて来るのは流石ではないか!?

 

        シャウフェレや後半上げて強さ魅せ

 

        シャウフェレや最後も上げて強さ魅せ

 

 中島啓太は最終日4バーディー、2ボギーで、じわじわにせよ、最後まで上げ続けるのは流石ではないか!?

 

        中島やじわじわ上げて強さ魅せ

 

        中島や最後まで上げ強さ魅せ

 

 世界ランキング30位のホアキン・ニエマン(チリ、22歳、183㎝、70㎏)は最終日+2、トータルイーブンと落とし、15位下がって28位タイとなった。

 

 世界ランキング157位で。このところ姉より活躍が目立って来た香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏、香妻琴乃の弟)は最終日6バーディー、1ボギーの-5、トータル+1と大きく伸ばし、19位上げて35位タイに入った。

 

        香妻落大きく上げて魅せ

 

        香妻や最後も伸ばし強さ魅せ

 

 世界ランキング126位で曲がらないのが売りの稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏)は最終日4バーディー、2ボギーの-2、トータル+1と伸ばし、10位上げて35位タイに入った。

 

        稲森や確り上げて強さ魅せ

 

        稲森や最後は上げて強さ魅せ

 

 世界ランキング131位の大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)は最終日1バーディー、2ボギーの+1、トータル+1と少し落とし、11位下がって35位タイとなった。

 

 世界ランキング105位で飛ばし屋の星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)、世界ランキング291位の永野竜太郎(33歳、181㎝、85㎏)は共に最終日4バーディー、3ボギーの-1、トータル+2と少し伸ばし、6位上げて39位タイに入った。

 

        星野陸也最後は伸ばし上げて魅せ

 

        星野陸也まだ差を感じ準備かな

 

        最後上げ力を魅せた永野かな

 

 世界ランキング41位のライアン・パーマー(米国、45歳、180㎝、80㎏)は最終日+3、トータル+3と落とし、20位も下がって44位タイとなった。

 

 世界ランキング220位で新鋭の大型選手、大岩龍一(23歳、182㎝、92㎏)は最終日-4、トータル+3と落とし、25位も下がって44位タイとなった。

 

 世界ランキング52位のエリック・ファンローエン(南アフリカ、31歳、191㎝、80㎏)は最終日+3、トータル+4と落とし、16位下がって48位タイとなった。

 

 世界ランキング363位で新鋭の久常涼(19歳、175㎝、75㎏)は最終日5バーディーの-4、トータル+5と伸ばし、17位上げて52位タイに入った。

 

        久常涼最後は上げて力魅せ

 

        久常涼最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング31位のウィル・ザラトリス(米国、25歳、188㎝、75㎏)は最終日-2、トータル+6と伸ばし、12位上げて54位タイに入った。

 

        ザラトリス最後伸ばして上げて魅せ

 

        ザラトリス最後は上げて意地を魅せ

 

 世界ランキング253位で漸く親孝行が出来た苦労人の杉山知靖(28歳、177㎝、75㎏)も最終日5バーディー、4ボギーの-1、トータル+7と少し伸ばし、9位上げて57位タイに入った。

 

        杉山や最後確り上げて魅せ

 

        杉山や最後は上げて力魅せ

 

 世界ランキング207位で小柄故のコンプレックスをバネにして活躍している比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)は最終日2バーディー、3ボギーの+1、トータル+7と少し落とし、3位下がって57位タイとなった。

 

 世界ランキング322位でシード権を失ったばかりの米国男子ツアー復帰を目指す小平智(32歳、173㎝、68㎏)は最終日4バーディー、2ボギー、2ダブルボギー、1トリプルボギーの+5、トータル+7と大きく落とし、21位も下がって57位タイとなった。

 

 世界ランキング221位でイケメンと女子プロの人気も高い新鋭の片岡尚之(23歳、171㎝、67㎏)は最終日2バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの+2、トータル+9と落とし、7位下がって66位タイとなった。

 

 世界ランキング72位で米国男子ツアーへの参戦を目指す木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)は最終日2バーディー、5ボギーの+3、トータル+9と落とし、12位下がって66位タイとなった。

 

 世界ランキング50位で初夏までは欧州男子ツアーを主戦場として来た新鋭のガリック・ヒーゴ(南アフリカ、22歳、185㎝、80㎏)は最終日+4、トータル+14と落とし、3位下がって75位タイとなった。

 

 そして米国男子ツアーでの優勝経験もあるベテランの今田竜二(45歳、173㎝、68㎏)は最終日6ボギーの+6、トータル+17と大きく落とし、3位下がって最下位の単独77位となった。

 

 でもまあ、久し振りの米国男子ツアーで最後までそれなりに付いて行けたのは流石ではないか!?