木曜日の７時半から東京五輪ゴルフ女子が埼玉県にある「霞が関カンツリー倶楽部 東コース（６６４８ヤード、パー７１）」において４日間の日程で始まり、その第３ラウンドが終わっている。
３５か国から６０名の選手が出場し、予選落ちはない。
日本人選手としては世界ランキング９位で黄金世代を代表する日本のエース、畑岡奈紗（２２歳、１５８㎝）、世界ランキング２８位で谷間世代を代表する稲見萌寧（２２歳、１６６㎝、５８㎏）が出ている。
また日本人でもあるが、フィリピン人でもある世界ランキング１０位で新世紀世代を代表する笹生優花（２０歳、１６６㎝、６３㎏）がフィリピン代表として出ている。
第２ラウンドを終えて、稲見萌寧はトータル－７まで伸ばし、６位タイまで上げ、畑岡奈紗はトータル－４まで伸ばし、１１位タイに上げている。
笹生優花はトータルイーブンまで戻し、３４位タイに上げている。
３人共伸ばし、上げているから、これは楽しみになって来た！？
なお、昨日も書いたように第３ラウンドからは酷暑を考慮してアウトスタート（第１ホールから）、インスタート（第１０ホールから）の２方向からのスタートとなっている。
稲見萌寧大きく伸ばし上げて魅せ
畑岡奈紗確り伸ばし上げて魅せ
笹生優花確り伸ばし上げて魅せ
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング１位のネリー・コルダ(米国、２３歳、１７８㎝)で、第３ラウンド３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１５と伸ばしている。
第２ラウンドのように爆発的ではなく、前半に３バーディー、１ボギーで、後半は全てパーで凌いでいる。
絶好調ではなく、少しぐらい乱れがあっても何とかパーで凌ぐところに、余計強さが
感じられる。
ネリーコルダ少しのミスは耐えながら
何とか首位を維持するのかも
ネリーコルダ首位を維持して強さ魅せ
単独で２位を維持しているのは世界ランキング２００位のアディテイ・アショク(インド､２３歳､１７４㎝)で、第３ラウンド５バーディー、２ボギーの－３、トータル－１２と伸ばしている。
アディティアショク確り伸ばし二位を維持
アディティアショク二位を維持して力魅せ
３位タイに付けているのは世界ランキング１１位のリディア・コ（ニュージーランド、２４歳、１６５㎝）、世界ランキング１７位のハナ・グリーン（オーストラリア、２４歳、１７２㎝）、稲見萌寧、世界ランキング７２位のエミリー・ペデルセン（デンマーク、２５歳、１７１㎝）で、トータル－１０まで伸ばしている。
リディア・コは第３ラウンド５バーディーの－５と大きく伸ばし、６位上げて来た。
因みにリオ五輪（リオデジャネイロオリンピック）では銀メダルに輝いており、変わらぬ強さを魅せて来た！？
リディアコや大きく伸ばし三位付け
リディアコや三位に上げて強さ魅せ
ハナ・グリーンは第３ラウンド５バーディー、１ボギーの－４と伸ばし、５位上げて来た。
ハナグリーン確り伸ばし三位付け
ハナグリーン三位に上げて強さ魅せ
そして稲見萌寧は第３ラウンド５バーディー、２ボギーの－３と伸ばし、３位上げて来た。
猛者の中に混じってこの奮闘振りは流石ではないか！？
これが海外ツアーへのチャンレンジに勇気を与えてくれるかも知れない。
第３ラウンドに付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート（第１０ホールから）で、トータル－７から出て、前半では２ホールをパーで凌いだ後、第３ホールでバーディーを決め、１つ空いて第５、６ホールと連続でバーディーを決めたが、続く２ホールをパーで凌いだ後、第９ホールでボギーを叩いたので、結局２打伸ばし、トータル－９として後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなり第１０ホールでバーディーを決め、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１３ホールでもバーディーを決めたが、続く４ホールをパーで凌いだ後、第１８ホールでボギーを叩いたので、結局更に１打伸ばし、トータル－１０として最終ラウンドへと繋いでいる。
稲見萌寧確り伸ばし三位付け
稲見萌寧三位に上げて強さ魅せ
エミリー・ペデルセンは第３ラウンド４バーディー、３ボギーの－１と少し伸ばしながらも１位下がっている。
ペデルセン少し伸ばして少し下げ
ペデルセン伸ばし足りずに１位下げ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
そして畑岡奈紗は第３ラウンド６バーディー、２ボギーの－４、トータル－８と伸ばし、４位上げて７位タイに付けて来た。
第３ラウンドに付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル－４から出て、前半ではいきなり第１ホールでボギーを叩いたが、続く３ホールをパーで凌いだ後、第５、６ホールと連続でバーディーを決め、続く第７ホールでボギーを叩いたが、空かさず第８ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第９ホールも連続してバーディーを決め、結局２打伸ばし、トータル－６として後半へと繋いでいる。
後半に入って３ホールをパーで凌いだ後、第１３ホールでバーディーを決め、続く３ホールをパーで凌いだ後、第１７ホールでもバーディーを決め、結局更に２打伸ばしてトータル－８とし、第３ラウンドへと繋いでいる。
畑岡奈紗確り伸ばし七位付け
畑岡や七位に上げて強さ魅せ
世界ランキング７５位のマデリーン・サグストロム(スウェーデン、２８歳、１７５㎝)は第３ラウンドイーブン、トータル－８と伸ばせず、２位下がって７位タイとなっている。
世界ランキング６１位のナンナ・マジソン（デンマーク、２６歳、１７１㎝）は第３３ラウンド＋１､トータル－８と少し落とし、５位下がって７位タイとなっている。
世界ランキング４位のキム・セヨン(韓国、２８歳、１６３㎝)、世界ランキング２０位のフォン・シャンシャン（中国、３２歳、１７２㎝、６５㎏）は第３ラウンド－３、トータル－７と伸ばし、１位上げて１０位タイに付けて来た。
キム・セヨンは第２ラウンドで下がったが、ムービングデーにまた上げて来るところが流石ではないか！？
キムセヨン下がっても上げ強さ魅せ
キムセヨン連日伸ばし強さ魅せ
フォン・シャンシャンはリオ五輪において銅メダルに輝いているが、もう直ぐ引退するようなことも言っている。
無理をしない強さ、中々ではないか！？
フォンシャンシャン連日上げて強さ魅せ
フォンシャンシャン余裕のプレイ上げて魅せ
世界ランキング２位のコ・ジンヨン（韓国、２６歳、１６７㎝）は第３ラウンドイーブン、トータル－７と伸ばせず、４位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング６位のキム・ヒョージュ（韓国、２６歳、１６６㎝）は第３ラウンド－１、トータル－５と少し伸ばしながらも７位下がって１８位タイとなっている。
そして笹生優花は第３ラウンド５バーディー、１ボギーの－４、トータル－４と伸ばし、１４位上げて２０位タイに付けて来た。
第３ラウンドに付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート（第１０ホールから）で、トータルイーブンから出て、前半ではいきなり第１０ホールでボギーを叩いてしまったが、１つ空いて第１２ホールでバーディーを決めて取り返し、続く４ホールをパーで凌いだ後、第１７、１８ホールと連続でバーディーを決めて、結局２打伸ばし、トータル－２として後半へと繋いでいる。
後半に入って２ホールをパーで凌いだ後、第３ホールでバーディーを決めて、続く４ホールをパーで凌いだ後、第８ホールでもバーディーを決めて、結局更に２打伸ばし、トータル－４として最終ラウンドへと繋いでいる。
多少出遅れても第２ラウンド、第３ラウンドとじわじわ上げて来る強さ、もうすっかり米国女子ツアーに馴染んでいる！？
笹生優花じわじわ上げて強さ魅せ
笹生優花最終日まで期待させ
世界ランキング３位のパク・インビ（韓国、３３歳、１６７㎝、６５㎏）は第３ラウンドイーブン、トータル－３と伸ばせず、１位下がって２５位タイとなっている。
それでも最後までどうなるか分からない凄味がある！？
因みにリオ五輪では金メダルに輝いている。
世界ランキング１３位で飛ばし屋のパティー・タバタナキト（タイ、２１歳、１６８㎝）は第３ラウンド－２、トータル－２と伸ばし、５位上げて２９位タイに付けて来た。
この選手も爆発力を持ち、下がったり、上がったりしながら、この時点でここら辺りに居ても最後はどうなるか分からない強さを感じさせる！？
タバタナキト下がっても上げ強さ魅せ
タバタナキト最後爆発期待させ
世界ランキング１４位のジェシカ・コルダ(米国、２８歳、１７０㎝、ネリー・コルダの姉)は第３ラウンド＋２、トータル－２と落とし、１８位下がって２９位タイとなっている。
世界ランキング１２位で飛ばし屋ののレキシー・トンプソン（米国、２６歳、１８０㎝）は第３ラウンド－２、トータル－１と伸ばし、５位上げて３４位タイに付けて来た。
トンプソン下がっても上げ強さ魅せ
トンプソン最後爆発期待して
世界ランキング８位のミンジー・リー(オーストラリア、２５歳)は第３ラウンド＋２､トータル－１と落とし、１０位下がって３４位タイとなっている。
世界ランキング５位のダニエル・カン(米国、２８歳、１６８㎝)は第３ラウンド＋３､トータル－１と落とし、２３位も下がって３４位タイとなっている。
そして、世界ランキング７位のブルック・ヘンダーソン（カナダ、２３歳、１６３㎝）は第３ラウンドイーブン、トータルイーブンと伸ばせず、６位下がって４０位タイとなっている。
ところで、気になる明日からの天気であるが、明日８月７日（土）は朝からずっと曇りで、１５時頃に雷マーク、１８時頃から傘マークが出ている。
８月８日（日）は予備日として取ってあるそうだが、午前に傘マークと雷マークが出ているから、明日の早朝から２方向のスタートでなるべく午前中にまとめようとしているのは納得が行く！？
