ロッキーズがアスレチックスと対戦し、１対３で負けている。
アスレチックスの先発投手はノーヒットノーランを２度も達成しているベテランエースのマイク・ファイアーズ（３５歳、１８８㎝、９６kg）で、６回で７７球投げ、７安打４三振１失点１自責点の好投で勝ちが付いて６勝２敗となり、防御率は５．０６から４．６７へと改善された。
アストロズ時代は成績が年々落ちていたが、２度の移籍で蘇った感がある。
参考までに昨シーズンまでの３シーズンの成績を見ておくと、２０１７年シーズンはアストロズ最終年となり、１５３回３分の１投げて８勝１０敗で、奪三振数が１４６、防御率が５．２２、WHIPが１．４３と、キャリアでも悪い方に当たる成績であった。
２０１８年シーズンは先ずタイガースに移籍して、途中で再生工場と言われるアスレチックスに移動しており、通算で１７２回投げて１２勝８敗で、奪三振数が１３９、防御率が３．５６、WHIPが１．１８と、エース級に改善されている。
そして２０１９年シーズンも同様で、１８４回３分の２投げて１５勝４敗で、奪三振数が１２６、防御率が３．９０、WHIPが１．１９であった。
この年の５月７日、レッズ相手に２度目のノーヒットノーランを達成している。
ファイアーズ気持ち整い勝って魅せ
ファイアーズ巧さを魅せて勝ち重ね
またブリュワーズがカージナルスと７回制のダブルヘッダーで対戦し、その第１試合では２対４で負けている。
カージナルスの先発投手は此方も気持ちで投げる大ベテラン、アダム・ウェインライト（３９歳、２０１㎝、１０４kg）で、７回で１０２球投げ、４安打(１本塁打)９三振１四球２失点２自責点の力投で完投勝ちし、５勝１敗となって、防御率は２．９１から２．８７へと少し好くなっている。
今シーズンは試合数が少なく、見通しが立ち易いのか？ 単純に無理をしていない所為か？ 割と安定しているように思われる。
参考までに昨シーズンまでの３シーズンの成績見ておくと、２０１７年シーズンは右肘の故障が出て途中で治療を受けながら頑張ったが、休むことも多く、１２３回３分の１投げて１２勝５敗で、奪三振数が９６、防御率が５．１１、WHIPが１．５０と不本意な成績に終わった。
２０１８年シーズンは故障が出て休むことが多くなり、４０回３分の１投げて２勝４敗で、奪三振数が４０、防御率が４．４６、WHIPが１．４６と更に不本意な成績に終わっているが、球団の信頼は厚く、新たに契約を勝ち取っている。
そして２０１９年シーズンは蘇り、１７１回３分の２投げて１４勝１０敗で、奪三振数が１５３、防御率が４．１９、WHIPが１．４３となって、ローテーションの一角を立派に担っている。
信頼でウェインライトや蘇り
力魅せウェインライトや勝ち重ね
それからヤンキースがブルージェイズと対戦し、１３対２で圧勝している。
ヤンキースの先発投手は復調した感のある１０１mph（１０１マイル毎時、約１６３㎞/h）投手のゲリット・コール（３０歳、１９３㎝、１００㎏）で、７回で９５球投げ、３安打８三振２四球１失点１自責点の力投で勝ちが付いて６勝３敗となり、防御率は３．２０から３．００へと好くなった。
ここ２試合、また強いゲリット・コールが戻って来たようで、ホッとさせられる。
参考までに昨シーズンまでの３シーズンの成績を見ておくと、２０１７年シーズンはパイレーツの最終年に当たり、２０３回投げて１２勝１２敗で、奪三振数が１９６、防御率が４．２５、WHIPが１．２５と、球の力の割に不本意な成績に終わっている。
２０１８年シーズンはアストロズに移籍して刺激を受けたようで、２００回３分の１投げて１５勝５敗で、奪三振数が２７６、防御率が２．８８、WHIPが１．０３と一流エース級に飛躍している。
そして２０１９年シーズンは更に飛躍し、２１２回３分の１投げて２０勝５敗で、奪三振数が３２６、防御率が２．５０、WHIPが０．８９とスーパーエース級になっている。
その結果、今シーズンはヤンキースの過酷なエースを担い、ここまでのところ、やっぱり苦労しているように思われる。
ただ、また新たにマー君こと田中将大から刺激を受けているようで、それがどうのように出て来るのか！？
期待して見守りたい。
先々で刺激を糧のコールかな
力魅せ勝ちを重ねるコールかな
力出し抑えて魅せるコールかな
