昨日19時50分頃から時差-13時間(サマータイム中、それ以外では-14時間)」の米国ニューヨーク州にある「ウィンゲッド・フットGC(7477ヤード、パー70)」において米国&欧州男子ツアーのメジャー大会、「全米オープン」が4日間の日程で開催され、その初日が3名を残して日没サスペンデッドとなっている。
何れも暫定100位以下と下位に沈んでいるので、全体のここまでの様子に付いて触れておく。
日本人選手としては世界ランキング18位の松山英樹、世界ランキング65位の今平周吾、世界ランキング114位の石川遼、世界ランキング240位のアマチュアチャンピオン、金谷拓実が出ている。
始まる前の記事には非常に厚いフィールドで、また難しいコースと言うことで、アンダーパーが殆んどでないようなことを書いていたが、今のところそうでも無さそうな感じである。
ただ、例えば松山英樹のプレーを観ていても、フェアーウェイは狭く、ラフは深く、グリーンはうねっているので、きついのは分かる。
松山や何とか耐えて食らい付き
今平や何とか耐えて食らい付き
石川や予選通過を期待かな
先ず予選通過を期待金谷かな
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング3位のジャスティン・トーマス(米国)で、6バーディー、1ボギーの-5まで伸ばしている。
スコアも含めて、何時もと変わらぬ様子に見えるから、流石ではないか!?
トーマスやスイスイ伸ばし力魅せ
トーマスやすんなり首位に立って魅せ
2位タイに付けているのは世界ランキング10位のパトリック・リード(米国)、世界ランキング36位のマシュー・ウルフ(米国)、世界ランキング77位のトーマス・ピーターズ(ベルギー)で、-4まで伸ばしている。
パトリック・リードは1イーグル、4バーディー、1ダブルボギーで、マシュー・ウルフ、トーマス・ピーターズは共に5バーディー、1ボギーであった。
憎まれど流石に強いリードかな
二位に付け巧さを魅せるウルフかな
ピーターズ海を渡って強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング4位のロリー・マキロイ(北アイルランド)、世界ランキング25位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は-3で5位タイに付けている。
世界ランキング8位のザンダー・シャウフェレ(米国)は-2で8位タイに付けている。
世界ランキング2位のジョン・ラーム(スペイン)、世界ランキング9位のブライソン・デシャンボー(米国)、世界ランキング16位のトニー・フィナウ(米国)は-1で14位タイに付けている。
何時もはスロースターターに見えるジョン・ラームであるが、今回は難しいコースで早速力を魅せているのであろうか!?
もう上位狙って見せるラームかな
世界ランキング11位のパトリック・カントレー(米国)、世界ランキング24位のイム・ソンジェ(韓国)はイーブンで22位タイに付けている。
そして松山英樹、今平周吾、世界ランキング6位のウェブ・シンプソン(米国)、世界ランキング12位のアダム・スコット(オーストラリア)、世界ランキング23位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は+1で33位タイに付けている。
松山英樹はアウトスタート(第1ホールから)で、前半では第5ホールでバーディーを決め、後は耐えるゴルフで-1まで伸ばした。
後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩き、第12、13ホールと連続でボギーを叩いたが、第15ホールでバーディーをきめて1つ戻し、結局+1で第2日目へと気持ちを繋いだ。
松山や粘りを魅せて繋ぐ秋
松山や粘りを魅せて明日期待
今平周吾はインスタート(第1ホールから)で、前半では暫らくは何とかパーで耐えながらも、第14、18ホールとボギーを叩いて、+2となった。
後半に入って第1ホールでバーディーを決めて+1に戻したが、第2、4ホールとボギーを叩いて+3まで落としてちょっと心配させた。
しかしその後、第6、9ホールとバーディーを決めて+1まで戻したのは流石ではないか!?
今平や明日へと繋ぐ力魅せ
また石川遼、金谷拓実は+2で57位タイと出遅れ、CUTライン上にある。
石川遼は1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーで、金谷拓実2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーであった。
もう少し詳しくみておくと、石川遼はアウトスタートで、前半では第4ホールでバーディーを決めたが、後はパーで凌いで、-1まで伸ばした。
後半に入っていきなり第10ホールでボギーを叩き、第12ホールでダブルボギーを叩いて、トータル+2まで落とした。
石川や何とかまとめ後期待
金谷拓実はインスタートで、前半では比較的直ぐに第11ホールでバーディーを決めたが、第14、15ホールと連続でボギーを叩き、+1とした。
後半に入って暫らくはパーで凌ぎ、第7ホールでバーディーを決めたが、第9ホールでダブルボギーを叩いて更に1打落とし、結局+2として第2日目に繋いだ。
まだ希望残して魅せる金谷かな
世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米国)、世界ランキング13位のダニエル・ベルガー(米国)、世界ランキング20位のジャスティン・ローズ(イングランド)、世界ランキング21位のタイガー・ウッズ(米国)、世界ランキング22位のマーク・リーシュマン(オーストラリア)は+3で71位タイと出遅れている。
このままでは予選落ちであるから、ここにいる猛者たちの爆発力を期待したい。
世界ランキング14位のティレル・ハットン(イングランド)、世界ランキング15位のトミー・フリートウッド(イングランド)、世界ランキング17位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド)、世界ランキング26位のゲーリー・ウッドランド(米国)、世界ランキング27位のマット・クーチャー(米国)は+4で92位タイと出遅れている。
そして世界ランキング5位のコリン・モリカワ(米国)、世界ランキング19位のポール・ケイシー(イングランド)、世界ランキング29位のシェーン・ローリー(アイルランド)、世界ランキング30位のケビン・キスナー(米国)は+5で120位タイと大きく出遅れている。