sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今日ナショナル・リーグで気になった投手達・・・R元年10.12①

 昼前から吹き始めた風が漸く収まった気がする。

 

 さっきまで揺れていた電線、小枝等が揺れなくなった。

 

 ずっと位1日になったが、メジャーリーグでは今日も熱戦が繰り広げられている。

 

 リーグ優勝決定シリーズに入っており、今日はナショナル・リーグの1試合が行われた。

 

 中地区1位のカージナルスワイルドカードゲームを勝ちが上がって来たナショナルズと対戦し、0対2で完封負けしている。

 

 これまでマックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービンの先発3本柱を先発、ブルペンとフル回転させていた印象であるが、今日は違うパターンで行き、勝ったのは結構大きい!?

 

 カージナルスの先発投手は日本帰り1年目のの昨シーズン、いきなりエースクラスの活躍をしたマイルズ・マイコラス(31歳、198㎝、107kg)で、6回で98球投げ、7安打7三振2四球1失点1自責点の粘投ながら負けが付いて0勝1敗となり、防御率は1.50となった。

 

 無理なく投げた速球の球速が150km/h台前半をマークしていたから、調子は悪くない。

 

 地区シリーズでも6回を1失点で投げ、この時は勝っている。

 

 今日は相手が悪かったようである。

 

        マイコラス好投ながら負けが付き

 

        マイコラス相手快投負けが付き

 

 参考までに昨シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 昨シーズンは200回3分の2投げて18勝4敗で、奪三振数が146、防御率が2.83、WHIPが1.07と一流エースクラスの活躍であった。

 

 読売ジャイアンツでの経験を通して身に付けて来た技、自信等が大きかったようである。

 

 そして今シーズンはかなり落ち、184回投げて9勝14敗で、奪三振数が144、防御率が4.16、WHIPが1.22とローテ中堅クラスの活躍をしている。

 

 この波が何かあったのかと心配されたが、実は読売ジャイアンツ時代も、1年目13勝3敗、2年目4勝2敗、3年目14勝8敗と大きな波があった。

 

 要するにそんな面も持った投手と言うことで、来シーズンはどの面が出るのか!?

 

 ちょっと注目したい。

 

 それはまあともかく、この後は細かい継投に入っている。

 

 3番手として登板したのが以前は手の付けられない印象があったベテランのアンドルー・ミラー(34歳、201㎝、34kg)で、3分の1回で7球投げ、無安打1三振無失点と抑え切って、勝敗は付かなかったが、防御率は0.00のままであった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは62回3分の2投げて4勝3敗2セーブで、奪三振数が95、防御率が1.44、WHIPが0.83と凄かった。

 

 そしてこのシーズンまでの5シーズンが手の付けられない凄さであった。

 

 2018年シーズンは故障が続き、34回投げて2勝4敗2セーブで、奪三振数が34、防御率が4.24、WHIPが1.38と落ちている。

 

 そして今シーズンも成績的には回復せず、54回3分の2投げて5勝6敗6セーブで、奪三振数が70、防御率が4.45、WHIPが1.32であった。

 

        時が過ぎ秋風の吹くミラーかな

 

 7番手に登板し、最後を締めたのが100mph(100マイル毎時、約161km/h)超投手のカルロス・マルティネス(ドミニカ、28歳、183㎝、91kg)で、3分の1回で7球投げ、無安打1三振1四球無失点と抑えて勝敗は付かず、防御率は0.00のままであった。

 

 先発で打たれ出したなあと思っていたら、何時の間にかブルペン担当なっていた。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは先発専門で、205回投げて12勝11敗で、奪三振数が217、防御率が3.64、WHIPが1.22と準エースクラスであった。

 

 前年までの凄さを期待して観ると、ちょっともの足りなかった覚えがある。

 

 2018年シーズンはブルペンが増え、118回3分の2投げて8勝6敗5セーブで、奪三振数が117、防御率が3.11、WHIPが1.35であった。

 

 2019年シーズンも同様の起用法で少し慣れ? 48回3分の1投げて4勝2敗24セーブで、奪三振数が53、防御率が3.17、WHIPが1.18であった。

 

        マルティネス速さを生かし抑え切り

 

 ナショナルズの先発投手はローテ中堅クラスのベテラン、アニバル・サンチェス(ベネズエラボリバル、35歳、183㎝、95kg)で、7回3分の2で103球投げ、1安打5三振1四球無失点の快投で勝ちが付いて1勝0敗となり、防御率は0.00のままであった。

 

 地区シリーズでも勝敗は付かなかったが、5回1失点と好投を披露している。

 

 今日は8回2死までノーヒットノーランの凄さであった。

 

        サンチェスや経験生かし快投し

 

        サンチェスや経験生かし勝って魅せ

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンはタイガースの最終年で、先発としての起用が減り、105回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が104、防御率が6.41、WHIPが1.59と振るわなかった。

 

 前にも書いたが、この年途中移籍したジャスティン・バーランダーもタイガースでは振るわず、そんな気にさせるチーム状態であったのかも知れない。

 

 2018年シーズンはまずツインズと契約し、ランス・リンがやって来たことにより押し出されてブレーブスと先ずマイナー契約、そしてメジャー契約し、136回3分の2投げて7勝6敗で、奪三振数が135、防御率が2.83、WHIPが1.08と復活を魅せている。

 

 そして今シーズンナショナルズに移籍し、166回投げて11勝8敗で、奪三振数が134、防御率が3.85、WHIPが1.27とローテ中堅クラスの活躍をしている。

 

 今回の快投で先発4本柱とも言われ出している!?

 

        サンチェスやローテに厚みプラスして

 

        サンチェスややる気掻き立て勝って魅せ

 

 感情豊かなラテン系の選手には余計に気持ちの問題が大きいのかも知れない。

 

 そして抑えに登板したのが昨シーズンまでの守護神、ショーン・ドゥーリトル(33歳、188㎝、95kg)で、1回3分の1で15球投げ、無安打1三振無失点の快投でセーブが付いて1勝0敗1セーブとなり、防御率は0.00のままであった。

 

 実は新守護神のダニエル・ハドソンが育休に入っている為の起用だとか。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 アストロズから途中移籍した2017年シーズンは通算で51回3分の1投げて2勝0敗24セーブで、奪三振数が62、防御率が2.81、WHIPが0.86であった。

 

 2018年シーズンは爪先の炎症等の故障もあったが、45回投げて3勝3敗25セーブで、奪三振数が60、防御率が1.60、WHIPが0.60の活躍を魅せた。

 

 そして今シーズンは60回投げて6勝5敗29セーブで、奪三振数が66、防御率が4.05、WHIPが1.30と落ちている。

 

 それでも短期決戦では経験がものを言う。

 

        ドゥーリトル経験生かし抑え切り

 

        ドゥーリトルやる気起こして抑え切り

 

 それに3本柱の大車輪の働き、そして新守護神が問題なく育休に入れていること等からもチームの空気が好いように思われる!?