sanso114の日記

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今日ナショナル・リーグで気になった投手達②・・・R元年10.10②

 今、メジャーリーグでは両リーグで地区シリーズが行われており、今日はナショナル・リーグの2試合が行われた。

 

 東地区1位のブレーブスが中地区1位のカージナルスと対戦して、1対13と大敗し、カージナルスがリーグ優勝決定シリーズに勝ち上がったことに付いては既に書いた。

 

 もう1試合に付いてはまだなので、簡単に書き留めておく。

 

 西地区1位のドジャースワイルドカードを勝ち上がって来たナショナルズと対戦し、10回まで行って3対7で逆転負けしている。

 

 先制したのはドジャースで、1回裏に2点、2回裏に1点と入れている。

 

 先発投手の状態等を考えても、てっきりドジャースが勝ち抜けるのかと思っていたら、6回からナショナルズが返し始めた。

 

 6回表に1点、8回表に2点と返して延長に持ち込み、10回表に一挙4点入れて逆転に成功した。

 

 ドジャース打線は3回以降抑え切られ、これで今年は終戦

 

 ナショナルズがリーグ優勝決定シリーズへと駒を進めた。

 

 凄い!?

 

 マックス・シャーザー、スティーブン・ストラスバーグ、パトリック・コービン等が大車輪の働きで、ワイルドカードからここまで勝ち上がってしまった!

 

 ドジャースの先発投手は前回に6回を無失点に抑えている100mph(100マイル毎時、約161km/h)投手の期待の若手、ウォーカー・ビューラー(25歳、188㎝、79㎏)で、6回3分の2で117球投げ、4安打7三振3四球1死球1失点1自責点の粘投ながら勝敗は付かず1勝0敗のままで、防御率は0.71となった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 メジャーデビューした2017年シーズンは9回3分の1投げて1勝0敗で、奪三振数が12、防御率が7.71、WHIPが2.04と好いところを見せられなかった。

 

 2018年シーズンはブレークし、137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96と凄みを見せている。

 

 そして今シーズンは右のエースと言われるほど活躍し、182回3分の1投げて14勝4敗で、奪三振数が215、防御率が3.26、WHIPが1.04であった。

 

        ビューラーや期待に応え繋ぐ秋

 

        ビューラーや巧く抑えて繋ぐ秋

 

 2番手に登板したのが贅沢にもサイ・ヤング賞投手の左腕エース、クレイトン・カーショー(31歳、193㎝、103kg)で、回跨ぎで3分の1回で6球投げ、2安打(2本塁打)1三振2失点2自責点と打ち込まれ、勝敗は付かず0勝1敗のままであったが、防御率は7.71となった。

 

 ここ2年、調子が落ちて来ているところに、ポストシーズンにはもともと弱い面が残っているから、ここでもタラレバを言われそうである。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは故障もあったように思うが、175回投げて18勝4敗で、奪三振数が202、防御率が2.31、WHIPが0.95と結果を残している。

 

 2018年シーズンは故障が増え、161回3分の1投げて9勝5敗で、奪三振数が155、防御率が2.73、WHIPが1.04と少し落ち、前年まで8シーズン続けて来た2桁勝利が途切れた。

 

 普通に94mph(約151km/h)出ていた速球の球速の低下が言われ始めた。

 

 そして今シーズン178回3分の1投げて16勝5敗で、奪三振数が189、防御率が3.03、WHIPが1.04であった。

 

 ここ暫らくは速球の球速が90mph(約145㎞/h)位が普通になって来ている。

 

        カーショーや球速落ちて打たれ出し

 

 8回に1アウトも取れずに降板したクレイトン・カーショーの後を受けて3番手に登板したのはマエケンこと、前田健太(31歳、185㎝、86kg)で、1回で14球投げ、無安打3三振無失点の快投で試合を締めたが、勝敗は付かず0勝0敗のままで、防御率も0.00のままであった。

 

 流石!

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンはブルペンが増え出し、134回3分の1投げて13勝6敗1セーブで、奪三振数が140、防御率が4.22、WHIPが1.15であった。

 

 2018年シーズンも同様で、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26であった。

 

 2019年シーズンも同様で、153回3分の2投げて10勝8敗3セーブで、奪三振数が169、防御率が4.04、WHIPが1.07であった。

 

 先発としては打たれる場面も多く観られるが、研究して器用に対応し、またブルペンを担当した時も器用に対応している。

 

 気持ちの強さもあり、ポストシーズンでの強さが際立っている!?

 

        マエケンやメンタル強く繋ぐ秋

 

        マエケンや器用に抑え繋ぐ秋

 

 負けが付いたのは4番手のジョー・ケリー(31歳、185㎝、84kg)で、1回3分の1で32球投げ、3安打(1本塁打)2三振2四球4失点4自責点と打ち崩されて負けが付き、0勝1敗となって、防御率は23.14となった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは58回投げて4勝1敗で、奪三振数が52、防御率2.79、WHIPが1.19とまだ好かった。

 

 2018年シーズンは大分落ち、65回3分の2投げて4勝2敗2セーブで、奪三振数が68、防御率が4.39、WHIPが1.36となった。

 

 そして今シーズンは移籍して来て、51回3分の1投げ、5勝4敗1セーブで、奪三振数が62、防御率が4.56、WHIPが1.38とあまり変わっていない。

 

 後に投げた抑えの切り札、ケンリー・ジャンセンがきっちり締めただけに、ここも何故使われたか? 早めの交代は無かったのか? 等のタラレバを言われそうなところである。

 

        打ち込まれ負けを背負ったケリーかな

 

 ナショナルズの先発投手は準エース、時にエース代理を担ったスティーブン・ストラスバーグ(31歳、196㎝、107kg)で、6回で105球投げ、6安打(2本塁打)7三振1四球3失点3自責点とクォリティースタートながら勝敗は付かず1勝0敗のままで、防御率は3.00となった。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは175回3分の1投げて15勝4敗で、奪三振数が204、防御率が2.52、WHIPが1.02と一流エースクラスであった。

 

2018年シーズンは右肩、首の故障等があり、130回投げて10勝7敗で、奪三振数が156、防御率が3.74、WHIPが1.20と落ちている。

 

 そして今シーズンここまでは209回投げて18勝6敗で、奪三振数が251、防御率が3.32、WHIPが1.04と気合が入っている。

 

        気合入れストラスバーグ繋ぐ秋

 

        気合入れストラスバーグ耐える秋

 

 3番手の登板したのは同じく準エース、エース代理を担った移籍1年目のパトリック・コービン(30歳、191㎝、98kg)で、1回3分の1で22球投げ、無安打3三振1死球無失点と抑え切り、勝敗は付かず0勝2敗のままで、防御率は7.88と改善されて来た。

 

 漸く慣れて、好さが出て来たようで、この後が期待される。

 

 この投手、メジャー2年目の2013年シーズンに14勝を上げているが、2014年シーズンにトミー・ジョン手術を受け、暫らく低迷していた。

 

 参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。

 

 2017年シーズンは198回3分の2投げて14勝13敗で、奪三振数が178、防御率が4.03、WHIPが1.42と2度目の2桁勝利を上げている。

 

 2018年シーズンは内容的に手術前を超え、200回投げて11勝7敗で、奪三振数が246、防御率が3.15、WHIPが1.05とエースクラスとなった。

 

 そして今シーズンも同様で、202回投げて14勝7敗で、奪三振数が238、防御率が3.25、WHIPが1.18となっている。

 

        コービンやポストも慣れて抑え出し

 

        コービンやポストも慣れて繋ぐ秋