パイレーツがカージナルスと対戦し、延長10回まで行って5対6で惜敗している。
パイレーツの先発投手は昨シーズンまでの成長でエース級の期待が高まっていたトレバー・ウィリアムズ(27歳、191cm、104kg)で。5回で90球投げ、5安打(1本塁打)7三振2四球2失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず3勝3敗のままであったが、防御率は5.17から4.96へと少し好くなった。
参考までに2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーの2016年シーズンは12回3分の1投げて1勝1敗で、奪三振数が11、防御率が7.82、WHIPが1.89と、殆んど形になっていない。
2017年シーズンは大きく伸び、150回3分の1投げて7勝9敗で、奪三振数が117、防御率が4.07、WHIPが1.31とローテ中堅級となった。
2018年シーズンは更に伸び、170回3分の2投げて14勝10敗で、奪三振数が126、防御率が3.11、WHIPが1.18と、準エース級、チーム事情によってはエース級とも言えるほどブレークしている。
そして今シーズンここまでは81回3分の2投げて3勝3敗で、奪三振数が68、防御率が4.96、WHIPが1.36と、疲れが出たのか? かなり落ちた。
これからの巻き返しに期待したい。
ウィリアムズ巻き返すべく繋ぐかな
ウィリアムズ試合を作り繋ぐかな
またブルージェイズがインディアンスと対戦し、3対7で負けている。
インディアンスの先発投手はトレバー・ウィリアムズと同様に、昨シーズンまでの成長で準エース級に期待の高まったマイク・クレビンジャー(28歳、193cm、98kg)で、7回で104球投げ、5安打(2本塁打)7三振2四球1死球3失点3自責点の粘投で勝ちが付いて4勝2敗となったが、防御率は3.57から3.61へと少し悪化した。
参考までに2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキであった2016年シーズンは53回投げて3勝3敗で、奪三振数が50、防御率が5.26、WHIPが1.49と、まあまあ形になっている。
2017年シーズンはグッと好くなり、121回3分の2投げて12勝6敗で、奪三振数が137、防御率が3.11、WHIPが1.25と、回数はともかく、内容的には準エース級であった。
2018年シーズンは更に伸び、200回投げて13勝8敗で、奪三振数が207、防御率が3.02、WHIPが1.16と、準エース、チーム事情によってはエース級になっている。
今シーズンここまでは不調もあり、42回3分の1投げて4勝2敗で、奪三振数が65、防御率が3.61、WHIPが1.04と、喰ったイニング、勝ち星等、期待したほどは伸びていない。
これからに期待したい。
復調しクレビンジャーに後期待
調子上げクレビンジャーに後期待
それからレイズがRソックスと対戦し、4対9で負けている。
Rソックスの先発投手はエデュアルド・ロドリゲス(ベネズエラ・ボリバル、26歳、188cm、105kg)で、7回で113球投げ、2安打6三振4四球無失点の快投で勝ちが付いて12勝4敗となり、防御率は4.34から4.10へと好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは137回3分の1投げて6勝7敗で、奪三振数が150、防御率が4.19、WHIPが1.28と、ローテ中堅級であった。
2018年シーズンは勝ち星が増え、129回3分の2投げて13勝5敗で、奪三振数が146、防御率が3.82、WHIPが1.26であった。
今シーズンここまでも同様で、123回投げて12勝4敗で、奪三振数が126、防御率が4.10、WHIPが1.28となっている。
それでもチーム事情で、エースをデイビッド・プライスとして、その後を追う準エース級3人の内の1人である。
ロドリゲス力で抑え勝って魅せ
ロドリゲス力で抑え勝ち重ね