レイズがWソックスと対戦し、4対2で勝っている
レイズの先発投手は昨シーズンのサイ・ヤング賞投手の快速左腕、ブレーク・スネル(26歳、193cm、98kg)で、6回で109球投げ、3安打10三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて6勝7敗となり、防御率は4.55から4.28へと好くなった。
参考までに2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャーデビューした2016年シーズンは89回投げて6勝8敗で、奪三振数が98、防御率が3.54、WHIPが1.62であった。
2017年シーズンはあまり変わらず、129回3分の1投げて5勝7敗で、奪三振数が119、防御率が4.04、WHIPが1.33であった。
2018年シーズンは大ブレークし、180回3分の2投げて21勝5敗で、奪三振数が221、防御率が1.89、WHIPが0.97と素晴らしい成績を挙げている。
そして今シーズンここまでは101回投げて6勝7敗で、奪三振数が136、防御率が4.28、WHIPが1.25と、色々あってまだ全開とは行かない!?
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は1.21と好い出足にホッとさせられたが、5月は3.51、6月は何と11.94と、ガクンと落ち、7月は1.64と、ようやく回復を見せている。
これが回復なのか?
それとも昨シーズンの名残りなのか?
出来たら回復であって欲しい。
時折は名残りを魅せるスネルかな
やっとこさ回復魅せるスネルかな
名残りより回復願うスネルかな
カブスの先発投手はチーム事情もあり、エース的役割を担っているカイル・ヘンドリックス(29歳、191cm、86kg)で、7回で103球投げ、4安打(1本塁打)5三振2四球2失点2自責点のハイクォリティースタートながら負けが付いて7勝8敗となったが、防御率は3.46から3.41へと少し好くなった。
参考までに2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2016年シーズンは190回投げて16勝8敗で、奪三振数が170、防御率が2.13、WHIPが0.98と、エース級にブレークした。
2017年シーズンは疲れが出たか? 大分落ち、139回3分の2投げて7勝5敗で、奪三振数が123、防御率が3.03、WHIPが1.19となった。
2018年シーズンはイニングは喰えるようになり、199回投げて14勝11敗で、奪三振数が161、防御率が3.44、WHIPが1.15となった。
そして今シーズンここまでは18回3分の1投げて7勝8敗で、奪三振数が95、防御率が3.41、WHIPが1.14と準エース級の成績を挙げている。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は5.33と出遅れ、5月は1.81と、グッと好くなったが、6月は4.42,5月は3.60と、本来の好さは出てない!?
エース級に頑張っていたベテラン、コール・ハメルズが休んでいるので、今、何とかエース級を担っており、そのしんどさも出ているのかも知れないなあ。フフッ。
負荷掛かりヘンドリックス重荷かな
それからドジャースがマーリンズと対戦し、9対0で完封勝ちしている。
ドジャースの先発投手は100mph(約161km/h)投手の期待の若手、ウォーカー・ビューラー(24歳、188cm、79kg)で、7回で94球投げ、5安打11三振無失点の快投で勝ちが付いて9勝1敗となり、防御率は3.44から3.23へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーの2017年シーズンは9回3分の1投げて1勝0敗で、奪三振数が12、防御率が7.71、WHIPが2.04と、漸く出られた感じであった。
2018年シーズンは実力を発揮し、137回3分の1投げて8勝5敗で、奪三振数が151、防御率が2.62、WHIPが0.96と、内容的に一流エース級の素晴らしい成績を挙げている。
そして今シーズンここまでは117回投げて9勝1敗で、奪三振数が131、防御率が3.23、WHIPが0.98と、昨シーズンに近付きつつあり、2桁勝利にも近付いた。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は5.25と出遅れたが、5月には3.22と大分好くなり、6月は2.45、7月は2.25と、順調に改善されている。
エースを担っている柳賢振と同じような伸び方を示し、絶好調のドジャースを引っ張っている投手の1人である。
若い分、シーズンが深まって来ても、また暑くなって来ても、調子が落ちずに、かえって上がって来ているところが凄い!?
今後にも好調が維持されることを期待したい。
ビューラーや実力発揮勝って魅せ
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