カブスがレッズと対戦し、3対6で負けている。
カブスの先発投手はかつて教授と呼ばれていたエース級の働きをしているカイル・ヘンドリックス(29歳、191cm、86kg)で、6回で94球投げ、4安打(2本塁打)5三振2四球1死球2失点2自責点の粘投ながら勝敗は付かず7勝7敗のままであったが、防御率は3.49から3.46へと僅かに好くなった。
参考までに大ブレークした2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2016年シーズンは190回投げて16勝8敗で、奪三振数が170、防御率が2.13、WHIPが0.98であった。
2017年シーズンは疲れが出たか? かなり落ち、139回3分の2投げて7勝5敗で、奪三振数が123、防御率が3.03、WHIPが1.19となった。
2018年シーズンは少し回復し、199回投げて14勝1敗で、奪三振数が161、防御率が3.44、WHIPが1.15と、エース級となった。
そして今シーズンのここまでは101回3分の1投げて7勝7敗で、奪三振数が90、防御率が3.46、WHIPが1.16と、内容的には昨シーズンと同様か?
月別の防御率も観ておくと、4月が5.33と出遅れ、5月が1.81とV字回復したが、6月4.42、7月4.15と落ちている。
つまり、昨シーズンと同様、凄くはないが、チーム事情からするとエース級、と言う感じである。
それにヘンドリックスが何人か居る気がするが、やはりヘンドリックスと言えばカイルを思い浮かべるようになった。
我にとりヘンドリックスカイルかな
粘り魅せヘンドリックス繋ぐかな
レッズの先発投手はオールスターに出て、その速さ、曲がり様で魅せてくれた若きエース、ルイス・カスティーヨ(ドミニカ、26歳、188cm、86kg)で、6回で105球投げ、7安打(1本塁打)10三振3四球3失点3自責点の力投で勝ちが付いて9勝3敗となったが、防御率は2.29から2.41へと悪化した。
参考までにメジャールーキーの2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは89回3分の1投げて3勝7敗で、奪三振数が98、防御率が3.12、WHIPが1.07と、その片鱗を見せている。
2018年シーズンはブレークし、169回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が165、防御率が4.30、WHIPが1.22と、ローテ中堅クラスの成績を挙げている。
そして今シーズンのここまでは112回投げて9勝3敗で、奪三振数が134、防御率が2.41、WHIPが1.12と、疑い無くエース級となった。
今後の活躍が大いに楽しみな投手である。
カスティーヨ力で粘り勝って魅せ
カスティーヨ力で抑え勝って魅せ