カブスがレッズと対戦し、5対2で勝っている。
カブスの先発投手は気が遠くなるほど長く勝ち星に恵まれないダルビッシュ有(32歳、196cm、98kg)で、6回で83球投げ、2安打7三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて3勝4敗となり、防御率は4.72から4.46へと好くなった。
参考までに途中移籍した2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは通算で186回3分の2投げて10勝12敗で、奪三振数が209、防御率が3.86、WHIPが1.16と、思ったほど悪くない。
だからそれを受けて高額移籍が成立したとも言える!?
2018年シーズンはガクンと落ち、40回投げて1勝3敗で、奪三振数が49、防御率が4.95、WHIPが1.43と全く不本意な成績に終わっている。
そして今シーズンここまでは109回投げて3勝4敗で、奪三振数が126、防御率が4.46、WHIPが1.26と少し改善されて来た。
今日は速球の最速が98mph(約158km/h)で、連続して出ていた。
ダルビッシュらしさを出して勝って魅せ
ダルビッシュ胸空く球で勝って魅せ
これは日本人選手の中で、大谷翔平とダルビッシュ有しか為し得ない!?
ともかく凄く、生き生きと投げていた。
今後もこんな投球を時折期待したい。
またエンゼルスがアストロズと対戦し、2対11と大敗している。
折角の連勝をあっさりと止められてしまった。
その立役者となったアストロズと先発投手は100mph(約161km/h)投手で奪三振王のゲリット・コール(28歳、193cm、100kg)で、7回で109球投げ、7安打(1本塁打)11三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて10勝5敗となり、防御率は3.23から3.12へと少し好くなった。
参考までの2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは203回投げて12勝12敗で、奪三振数が196、防御率が4.26、WHIPが1.25と、多少粗い面もあった。
まあ球の速い、準エースまでは行かないローテ中堅と言った感じであった。
2018年シーズンはグッと好くなり、200回3分の1投げて15勝5敗で、奪三振数が276、防御率が2.98、WHIPが1.03と、準エース、チームによってはエースに匹敵する成績を挙げている。
これはもしかしたらサイ・ヤング賞投手で、更に磨きが掛かっているジャスティン・バーランダーの影響があったのかも知れない。
そして今シーズンここまでは129回3分の2投げて10勝5敗で、奪三振数が194、防御率が3.12、WHIPが1.03と、昨シーズンに近くなって来た。
月別の防御率も観ておくと、4月は5.34と調子が上がらなかったが、5月には3.31と改善され、6月は2.03、7月は2.00と、グッと好くなっている。
これからにも期待したい。
温まり調子の上がるコールかな
この辺り、ジャスティン・バーランダーより若いと言うことだろうなあ。フフッ。
若さあり夏も元気なコールかな
そしてこのゲリット・コールからも四球を選び、ヒットを打っているのが3番DHで出ている大谷翔平(25歳、193cm、91kg)で、この試合では3打数2安打1四球と複数安打を放ち、打率が2割9分8厘から3割3厘まで上がっている。
大谷やせめてもの意地魅せる夏
それからフィリーズがドジャースと対戦し、長い中断を挟んで2対7で負けている。
ドジャースの先発投手はマエケンこと前田健太で、2回で35球投げ、無安打3三振2四球無失点の快投ながら勝敗は付かず7勝6敗のままであったが、防御率は3.82から3.75へと少し好くなった。
これはもう天気の巡り合わせが悪かったと思うしかない!?
参考までに海を渡った2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2016年シーズンは175回3分の2投げて16勝11敗で、奪三振数が179、防御率が3.48、WHIPが1.14と、実力を見せ付けた。
2017年シーズンは色々あって少し落ち、134回3分の1投げて13勝6敗1セーブで、奪三振数が140、防御率が4.22、WHIPが1.15となっている。
2018年シーズンは投球回数が更に減り、125回3分の1投げて8勝10敗2セーブで、奪三振数が153、防御率が3.81、WHIPが1.26となった。
ともかく、色々な要求に応えているところも凄い!
流石!
そして今シーズンここまでは103回3分の1投げて7勝6敗で、奪三振数が104、防御率が3.75、WHIPが1.05となっている。
ドジャースの投手陣が全般に凄く、目立たない面もあるが、チームによってはエースともなる好成績である。
この後も期待したい。
マエケンや腐らず巧く適応し