マリナーズがレンジャーズと対戦し、7対3で勝っている。
マリナーズの先発投手はチーム事情でエース級の仕事を担っているマルコ・ゴンザレス(27歳、185cm、90kg)で、7回で111球投げ、7安打4三振2失点2自責点の好投で勝ちが付いて11勝8敗となり、防御率は4.48から4.37へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは36回3分の1投げて1勝1敗で、奪三振数が30、防御率が5.50、WHIPが1.75と、ローテも担えていなかった。
2018年シーズンは大ブレークし、166回3分の2投げて13勝9敗で、奪三振数が145、防御率が4.00、WHIPが1.22となった。
今のマリナーズではこれでもエース級である。
そして今シーズンここまでは127回3分の2投げて11勝8敗で、奪三振数が91、防御率が4.37、WHIPが1.33と、昨シーズン同様、期待に応えて重責を担っている!?
ゴンザレス重責担い勝って魅せ
ゴンザレス重責担い勝ち重ね
またアストロズがアスレチックスと対戦し、11対1で圧勝している。
アストロズの先発投手は100mph(100マイル毎時、約161km/h)投手で奪三振王の準エース、ゲリット・コール(28歳、193cm、100kg)で、7回で106球投げ、2安打11三振1四球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて11勝5敗となり、防御率は3.12から3.03へと少し好くなった。
準エースではあるが、少し出遅れたものの、今はサイ・ヤング賞投手で絶対的なエースのジャスティン・バーランダーに迫る勢いである。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは203回投げて12勝12敗で、奪三振数が196、防御率が4.26、WHIPが1.25と、球の滅法速い準エース級であった。
2018年シーズンは磨きが掛かり、200回3分の1投げて15勝5敗で、奪三振数が276、防御率が2.88、WHIPが1.03となった。
すっかりエース級である。
そして今シーズンここまでは136回3分の2投げて11勝5敗で、奪三振数が205、防御率が3.03、WHIPが1.00と昨シーズン並みになって来た。
何でも奪三振数が200に達した早さが史上2番目とか。
凄い!
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は5.34と出遅れているが、5月は3.31と回復し、6月は2.03、7月は1.85とグングン好くなっている。
このまま保てるのか?
更に好くなるのか?
楽しみな投手である。
凄まじさ磨きが掛かるコールかな
エースにも迫る勢いコールかな
余裕魅せ勝ちを重ねるコールかな
それからブリュワーズがレッズと対戦し、5対6で惜敗している。
レッズの先発投手はソニー・グレイ(29歳、178cm、87kg)で、6回で105球投げ、4安打7三振2四球1死球1失点1自責点の粘投ながら勝敗は付かず5勝6敗のままであったが、防御率は3.40から3.29へと少し好くなった。
200回以上投げて14勝以上、防御率が3点前後と、エース、準エース級の仕事を2年続けた後、2016年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2016年シーズンは疲れが出たか? 117回投げて5勝11敗で、奪三振数が94、防御率が5.69、WHIPが1.50と、ガクンと落ちている。
2017年シーズンは途中でヤンキースに移籍し、通算で162回3分の1投げて10勝12敗で、奪三振数が153、防御率が3.55、WHIPが1.21と、準エース級に回復している。
2018年シーズンは調子が上がらず、130回3分の1投げて11勝9敗で、奪三振数が123、防御率が4.90、WHIPが1.50となった。
そしてレッズに移籍した今シーズンここまでは109回3分の1投げて5勝6敗で、奪三振数が127、防御率が3.29、WHIPが1.13と、内容的には準エース、エース級に好くなっている。
今シーズンの月別の防御率も観ておくと、4月は3.64、5月は3.42とまあまあであったが、6月は4.78と下がり、7月に1.33とV字回復している。
どうやら新天地となりそうな感じである。
この後も注目したい。
新天地得たかの如くグレイかな