レッズがフィリーズと対戦し、11回まで行って4対3でサヨナラ勝ちしている。
レッズの先発投手は新天地を得てエース級の活躍をしているソニー・グレイ(29歳、178㎝、87kg)で、6回で89球投げ、4安打7三振1失点1自責点の力投ながら勝敗は付かず10勝6敗のままであったが、防御率は2.80から2.75へと少し好くなった。
昨シーズンは今シーズンのマー君以上に打たれている印象があったが、今シーズンまるで別人であるかのような活躍を見せている。
新天地グレイの力引き出して
新天地グレイのやる気引き出して
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは162回3分の1投げて10勝12敗で、奪三振数が153、防御率が3.55、WHIPが1.21と準エース級であった。
2018年シーズンは130回3分の1投げて11勝9敗で、奪三振数が123、防御率が4.90、WHIPが1.50と、勝ち星はともかく、内容的にはローテ下位と言った感じに思えた。
でも今シーズンもヤンキースでは防御率4点台でも普通であるから、投手にとってきついチームである。
そして今シーズンここまでは157回3分の1投げて10勝6敗で、奪三振数が181、防御率が2.75、WHIPが1.10とエース級に好くなっている。
確りと抑えて魅せるグレイかな
確りと抑えて繋ぐグレイかな
またカージナルスがジャイアンツと対戦し、10対0で完封勝ちしている。
カージナルスの先発投手は準エース級の働きをしている期待の若手、ダコタ・ハドソン(24歳、196㎝、98kg)で、6回で97球投げ、1安打2三振2四球無失点の快投で勝ちが付いて15勝6敗1セーブとなり、防御率は3.53から3.40へと少し好くなった。
参考までに昨シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャーデビューした昨シーズンは27回3分の1投げて4勝1敗で、奪三振数が19、防御率が2.63、WHIPが1.35と、好い感じであった。
そして今シーズンここまでは153回3分の2投げて15勝6敗1セーブで、奪三振数が116、防御率が3.40、WHIPが1.41と、大ブレークしている。
ハドソンやビシッと抑え勝って魅せ
ハドソンやビシッと抑え勝ち重ね
それからブレーブスがナショナルズと対戦し、4対2で勝っている。
ブレーブスの先発投手は大ブレークしてローテ3番手位の働きをしているマックス・フリード(25歳、193㎝、86kg)で、7回で90球投げ、1安打9三振無失点の快投で勝ちが付いて16勝4敗となり、防御率は4.05から3.86へと少し好くなった。
粗さは残るものの存在感を増している期待の若手である。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャーデビューした2017年シーズンは26回投げて1勝1敗で、奪三振数が22、防御率が3.81、WHIPが1.62と片鱗を見せている。
2018年シーズンは33回3分の2投げて1勝4敗で、奪三振数が44、防御率が2.94、WHIPが1.37と、勝ち星はともかく、内容的に少し好くなった。
そして今シーズンここまでは149回3分の1投げて16勝4敗で、奪三振数が159、防御率が3.86、WHIPが1.32とローテ中堅クラスとなっている。
フリードや快投披露勝って魅せ
フリードや成長魅せて勝ち重ね
ナショナルズの先発投手は準エースを担い、エースの代役を務めるスティーブン・ストラスバーグ(31歳、196㎝、107kg)で、6回で115球投げ、4安打(1本塁打)7三振4四球3失点3自責点の力投ながら失点が嵩んで負けが付き、16勝6敗となり、防御率は3.47から3.50へと少し悪化した。
エースのマックス・シャーザーに故障が出たこと、パトリック・コービンが移籍して来て競り合っていること等が上手く作用し、奮闘している。
責任がストラスバーグ動かして
ライバルがストラスバーグ動かして
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは175回3分の1投げて15勝4敗で、奪三振数が204、防御率が2.52、WHIPが1.02と一流エースクラスに好かった。
2018年シーズンは疲れが出たか? かなり落ち、130回投げて10勝7敗で、奪三振数が156、防御率が3.74、WHIPが1.20であった。
そして今シーズンここまでは既に185回も投げて16勝6敗で、奪三振数が222、防御率が3.50、WHIPが1.05とエース級に好くなっている。
ただ、前にも書いたが、疲れや故障が出易いところもあるので、来シーズンが少し心配ではある。