オリオールズがロイヤルズと対戦し、4対5で惜敗している。
オリオールズの先発投手は大きくブレークしているジョン・ミーンズ(26歳、191㎝、104kg)で、5回で94球投げ、4安打4三振2四球3失点2自責点とまあまあの好投ながら負けが付いて8勝8敗となったが、防御率は3.76から3.75へと僅かに好くなった。
参考までに昨シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャールーキーであった昨シーズンは3回3分の1投げて0勝0敗で、奪三振数が4、防御率が13.50、WHIPが1.80と、好いところを見せられなかった。
そして今シーズンここまでは大ブレークし、110回3分の1投げて8勝9敗で、奪三振数が84、防御率が3.75、WHIPが1.21となっている。
一般的には準エース級であろうが、チーム事情もあり、エース級となっている。
ミーンズや何とか抑え繋ぐ秋
ミーンズや援護少なく負けが付き
またレッズがパドレスと対戦し、2対3で惜敗している。
レッズの先発投手は世間をお騒がせして移籍した? トレバー・バウアー(28歳、185cm、93kg)で、7回で102球投げ、5安打(1本塁打)11三振1四球3失点2自責点の力投ながら負けが付いて1勝2敗(通算で10勝10敗、以下通算は省略)となったが、防御率は7.31から5.87(4.12から4.06)へと好くなった。
元々力はあり、奪三振数の多い投手である。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは176回3分の1投げて17勝9敗で、奪三振数が196、防御率が4.19、WHIPが1.37であった。
2018年シーズンは175回3分の1投げて12勝6敗で、奪三振数が221、防御率が2.21、WHIPが1.09と、一流エース級に好くなった。
そして今シーズンここまでは通算で179回3分の2投げて10勝10敗で、奪三振数が215、防御率が4.06、WHIPが1.23と、準エース級となっている。
一見落ちたように思えるが、2014年~2017年シーズンの防御率も4点台であったから、昨シーズンが特別好かった、と考えた方が妥当かも知れない。
バウアーや力強さは健在か
バウアーや援護少なく負けが付き
レイズがマリナーズと対戦し、3対9で負けている。
マリナーズの先発投手は、チーム事情もあってエース級の働きをしているマルコ・ゴンザレス(27歳、185cm、90kg)で、5回で94球投げ、5安打(2本塁打)5三振2四球1死球3失点3自責点と打たれながらも勝ちが付いて13勝10敗となったが、防御率は4.26から4.30へと少し悪化した。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは36回3分の2投げて1勝1敗で、奪三振数が30、防御率が5.40、WHIPが1.75と、まあそんなに頭角を現していなかった。
2018年シーズンは大ブレークし、166回3分の2投げて13勝9敗で、奪三振数が145、防御率が4.00、WHIPが1.22と、ローテ中堅か準エースクラスの成績を挙げた。
そして今シーズンここまでは157回投げて13勝10敗で、奪三振数が121、防御率が4.30、WHIPが1.36となっている。
ゴンザレス打たれながらも勝って魅せ
ゴンザレス打たれながらも勝ち重ね