エンゼルスがWソックスと対戦し、9対2と圧勝している。
エンゼルスの先発投手はローテ中軸の働きをしている期待のルーキー、のグリフィン・キャニング(23歳、185cm、77kg)で、7回で101球投げ、5安打8三振1四球2死球1失点1自責点の力投で勝ちが付いて5勝6敗となり、防御率は4.86から4.58へと好くなった。
参考までに今シーズンここまでの成績をもう少し詳しく観ておくと、90回3分の1投げて5勝6敗で、奪三振数が96、防御率が4.58、WHIPが1.22と健闘している。
グリフィンや力投魅せて勝ち重ね
グリフィンや力投披露勝って魅せ
この試合で打者大谷翔平(25歳、193cm、91kg)は3番DHで出場し、5打数2安打(1本塁打)1三振2打点1得点と活躍し、打率は2割9分8厘から2割9分9厘と上がっている。
本塁打は74打席ぶりの2ランだそうな。
球速約142km/hのカットボールを前でさばき、右手1本で約169km/hに達するライナー性の飛球をバックスクリーン横に放り込んだと言う。
動画には確か431フィートとかあったから、1フィート≒30.5cmで換算すると、約131mとなる。
それでいて打球の高さは21mほどとか、細かく分析されているから、如何にもデータ好きのメジャーリーグらしい。
ともかく、色々な球に対応して行こうと進化中の大谷翔平であった。
凄い!?
大谷やボールに合わせ放り込み
大谷や右手一本放り込み
またブルージェイズがマリナーズと対戦し、0対7で完封負けしている。
マリナーズの先発投手はメジャールーキーの菊池雄星(28歳、183cm、91kg)で、9回で96球投げ、2安打8三振1四球無失点の快投で完封勝ちして5勝8敗となり、防御率は5.56から5.19へと改善された。
初の完封勝ちで、しかもマダックスだそうな。
※マダックスとは100球以下の完封勝ちで、往年の名投手に因んでいると言う。
参考までに今シーズンここまでの成績をもう少し詳しく観ておくと、135回3分の1投げて5勝8敗で、奪三振数が103、防御率が5.19、WHIPが1.44となっている。
マリナーズのチーム状況、それに契約にもあるのかも知れないが、ともかく機会を貰い、少しずつ成果を出している。
この後にも注目したい。
工夫してマダックスした菊池かな
自然体マダックスした菊池かな
またアスレチックスがアストロズと対戦し、1対4で負けている。
アストロズの先発投手は途中移籍して来たサイ・ヤング賞投手、悩める社会派のザック・グリンキー(35歳、188cm、91kg)で、7回で91球投げ、4安打(1本塁打)6三振3四球1失点1自責点の好投で勝ちが付いて3勝0敗(通算で13勝4敗、以下通算派略)となり、防御率は5.25から2.37(3.08から2.84)へと好くなった。
リーグを渡って早くも対応しているのは流石である。
これで通算200勝に達したそうな。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは202回3分の1投げて17勝7敗で、奪三振数が215、防御率が3.20、WHIPが1.07であった。
2018年シーズンもあまり変わらず、207回3分の2投げて15勝11敗で、奪三振数が199、防御率が3.21、WHIPが1.08であった。
そして今シーズンここまでは通算で165回投げて13勝4敗で、奪三振数が149、防御率が2.84、WHIPが0.98と、気持ちを奮い立たせるものがあったのか? 明らかに好くなっている。
グリンキー気分入れ替え勝って魅せ
グリンキー気分入れ替え勝ち重ね
またパイレーツがカブスと対戦し、1対7と大敗している。
カブスの先発投手は安定が売りのローテ中堅、ホセ・キンタナ(コロンビア、30歳、185cm、100kg)で、7回で92球投げ、5安打7三振無失点の快投で勝ちが付いて11勝7敗となり、防御率は4.11から3.91へと少し好くなった。
2013年~2015年シーズンの間、3シーズン共9勝止まりであったが、防御率は3点台であった。
2016年シーズンからは4シーズン連続2桁勝利を続けている。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは188回3分の1投げて11勝11敗で、奪三振数が207、防御率が4.15、WHIPが1.22であった。
2018年シーズンもあまり変わらず、174回3分の1投げて13勝11敗で、奪三振数が158、防御率が4.03、WHIPが1.33であった。
そして今シーズンここまでは142回3分の2投げて11勝9敗で、奪三振数が131、防御率が3.91、WHIPが1.25と少し好くなりつつある。
6月からの月別の防御率も観ておくと、6月は5.17、7月は5.56であったのが、8月は1.38と急激に改善されている。
キンタナや確り抑え勝って魅せ
キンタナや快投披露勝って魅せ
それからヤンキースがインディアンスと対戦し、4対8で負けている。
インディアンスの先発投手は復調し始めた怪我がちのマイク・クレビンジャー(28歳、193cm、98kg)で、5回で104球投げ、3安打10三振2四球無失点の力投で勝ちが付いて8勝2敗となり、防御率は3.34から3.11へと好くなった。
最速97mph(97マイル毎時、約156km/h)の速球を持ち、強弱を付けるのが得意だそうな。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
メジャー2シーズン目の2017年シーズンは121回3分の2投げて12勝6敗で、奪三振数が137、防御率が3.11、WHIPが1.25と準エース級にブレークした。
2018年シーズンは200回投げて13勝8敗で、奪三振数が207、防御率が3.02、WHIPが1.16とエース級の成績を挙げた。
削いて今シーズンここまでは背中の怪我、足首の怪我等、疲れが出ているようだが、72回3分の1投げて8勝2敗で、奪三振数が105、防御率が3.21、WHIPが1.16と、投げれば安定したエースクラスの成績を挙げている。
クレビンジャー強弱付けて勝って魅せ
クレビンジャー強弱付けて勝ち重ね