カージナルスがブリュワーズと対戦し、3対0で完封勝ちしている。
カージナルスの先発投手は準エースクラスの働きをしている期待の若手、ダコタ・ハドソン(24歳、196cm、98kg)で、6回3分の2で111球投げ、無安打7三振4四球無失点の快投で勝ちが付いて12勝6敗1セーブとなり、防御率は3.82から3.63へと少し好くなった。
参考までに昨シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
昨シーズン途中にメジャー昇格してブルペンを担当し、27回3分の1投げて4勝1敗で、奪三振数が19、防御率が2.63、WHIPが1.35と、まあまあ期待に応えることが出来た。
そして今シーズンここまでは先発が増え、134回投げて12勝6敗1セーブで、奪三振数が104、防御率が3.63、WHIPが1.51となっている。
核となるエースが存在せず、ローテ2番手位の働きをしているから、期待が膨らむ。
ハドソンや快投披露勝って魅せ
ハドソンやビシッと抑え勝って魅せ
ハドソンやビシッと抑え勝ち重ね
ブリュワーズの先発投手はエースの代役? を果たしているザック・デービーズ(26歳、183cm、75kg)で、5回で75球投げ、3安打4三振2四球2失点2自責点とまあまあ好投ながら負けが付いて8勝6敗となったが、防御率は3.74のままであった。
エースクラスの仕事をしていたブランドン・ウッドラフが左脇腹の怪我で休んでおり、次に好い仕事をしているのがザック・デービーズである。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは191回3分の1投げて17勝9敗で、奪三振数が124、防御率が3.90、WHIPが1.35と、ローテ中堅クラスの働きをした。
2018年シーズンは疲れが出たか? 期待が重かったか? ともかく調子が上がらず、66回投げて2勝7敗で、奪三振数が49、防御率が4.77、WHIPが1.33と低迷した。
そして今シーズンここまでは127回3分の2投げて8勝6敗で、奪三振数が80、防御率が3.74、WHIPが1.38と、復調している。
デービーズ試合を作り繋ぐ秋
デービーズ援護少なく負け重ね
またアストロズがタイガースと対戦し、5対4で辛勝している。
アストロズの先発投手はローテ中堅級の働きをしているウェード・マイリー(32歳、188cm、100kg)で、5回3分の2で107球投げ、10安打(1本塁打)8三振3失点3自責点と打たれながらも勝ちが付いて12勝4敗となったが、防御率は3.11から3.18へと少し悪化した。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは157回3分の1投げて8勝15敗で、奪三振数が142、防御率が5.61、WHIPが1.73と、ローテ下位クラスであった。
2018年シーズンはマイナー契約から入って途中でメジャー昇格し、80回3分の2投げて5勝2敗で、奪三振数が50、防御率が2.57、WHIPが1.21と、内容的には準エース級に好くなった。
そして今シーズンここまでは147回3分の1投げて12勝4敗で、奪三振数が125、防御率が3.18、WHIPが1.20と準エース級の成績を挙げている。
ただし、一流のエースクラスが3人もいるアストロズであるから、羨ましい話であるが、ローテの4番手となっている。
マイリーや何とか抑え勝って魅せ
マイリーや何とか抑え勝ち重ね
それからツインズがWソックスと対戦し、4対6で負けている。
Wソックスの先発投手はローテ中堅の働きをしているイバン・ノバ(ドミニカ、32歳、196cm、113kg)で、5回3分の1で103球投げ、10安打2三振1四球2失点2自責点と打たれながらも失点を抑えて勝ちが付き、9勝9敗となって防御率が4.51から4.47へと少し好くなった。
参考までに2017年シーズンから今シーズンここまでの成績を観ておこう。
2017年シーズンは187回投げて11勝14敗で、奪三振数が131、防御率が4.14、WHIPが1.28であった。
2018年シーズンはあまり変わらず、161回投げて9勝9敗で、奪三振数が114、防御率が4.19、WHIPが1.28であった。
そして今シーズンここまでは153回投げて9勝9敗で、奪三振数が91、防御率が4.47、WHIPが1.38と、内容的にはちょっと落ち気味か?
それはまあともかく、この頃好投しているように思われるので、ホッとしている。
イバンノバ失点抑え勝って魅せ
イバンノバ失点抑え勝ち重ね