１月１９日（金）の１時半頃から時差－１７時間の米国・カルフォルニア州にある「ＰＧＡウエスト①ピート・ダイ・スタジアムコース（７１８７ヤード、パー７２）、②ラキンタＣＣ（７０６０ヤード、パー７２）、③（ニクラウス・トーナメントコース（７１８１ヤード、パー７２）」と３つのコースを使って米国男子ツアー、「ザ・アメリカンエクスプレス」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は８４０万ドルで、昨年実績の優勝賞金は１４４万ドルであったから、１ドルを約１４８円とすれば、これはそれぞれ約１２億４３００万円、約２億１３００万円となる。
なお、初日から３日間は予選ラウンドで、それぞれが３つのコースを回るプロアマ形式となっており、予選ラウンド終了時に６４位までに入っている選手が最終日１日の決勝ラウンドへと駒を進められるようになっている。
日本人選手としては世界ランキング７５位で今季からこのツアーに本格参戦している新鋭の久常涼（２１歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング１１０位で元アマチュア世界ランキング１位で新鋭の蝉川泰果（タイガ、２３歳、１７５㎝、７５㎏）が先週に引き続いて出場している。
なおライブ中継であるが、テレビではＣＳ放送のゴルフネットワークにより４日間に亘って予定され、ＢＳ－Ｊａｐａｎｅｘｔで後半の２日間に亘って予定されており、インターネットではＵ－ＮＥＸＴで４日間に亘って配信が予定されている。
夜中からたっぷり視たい向きにはＵ－ＮＥＸＴが向いているが、現地映像のままのことが多く、日本語による放送があるとは限らないので、何処で視るか、迷うところだなあ。
それはまあともかく、このツアーにも若い日本人選手の出場が増えて来るのは楽しみではないか！？
米国の男子ツアーに日本人
若手が増えて胸弾むかも
さて、首位タイに立ったのは世界ランキング６０位のアレクサンデル・ノーレン（スウェーデン、４１歳、１８０㎝、７５㎏）、世界ランキング２７７位のザック・ジョンソン（米国、４７歳、１８０㎝、７３㎏）で、初日－１０と爆発的に伸ばしている。
アレクサンデル・ノーレンは初日１イーグル、１０バーディー、１ダブルボギーの －１０であった。
初日はインスタート（第１０ホールから）で、前半ではいきなり１イーグル、５バーディー、１ダブルボギーの－５と大きく伸ばし、後半に入ってからも、５バーディーの－５、トータル－１０と大きく伸ばしている。
ノーレンや爆発魅せて首位に立ち
ノーレンやスタートダッシュ首位に立ち
ノーレンや首位発進で力魅せ
ザック・ジョンソンは初日１０バーディーの－１０であった。
初日はアウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり７バーディーの－７と爆発的に伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－１０と順調に伸ばしている。
ジョンソンや爆発魅せて首位に立ち
ジョンソンやスタートダッシュ首位に立ち
ジョンソンや首位発進で力魅せ
３位タイに付けているのは世界ランキング１０７位のクリスティアン・ベゾイデンハウト（南アフリカ、２９歳、１８６㎝、８８㎏）、世界ランキング１５１位のリコ・ホイ（米国、２８歳、１７８㎝、９３㎏）で、共に初日９バーディーの－９と爆発的に伸ばしている。
クリスティアン・ベゾイデンハウトは初日インスタートで、前半ではいきなり５バーディーの－５と大きく伸ばし、後半に入ってからも４バーディーの－４と順調に伸ばしている。
爆発しベゾイデンハウト三位付け
ダッシュしてベゾイデンハウト三位付け
三位付けベゾイデンハウト力魅せ
リコ・ホイは初日インスタートで、前半ではいきなり４バーディーの－４と確り伸ばし、後半に入ってからも５バーディーの－５、トータル－９と大きく伸ばしている。
リコホイや爆発魅せて三位付け
リコホイやスタートダッシュ三位付け
リコホイや三位発進力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング５位で東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ（米国、３０歳、１７８㎝、７９㎏）、世界ランキング６位のパトリック・カントレー（米国、３１歳、１８３㎝、８６㎏）は共に初日－８と爆発的に伸ばして５位タイに付けている。
そして久常涼、世界ランキング２８位でかつては松山英樹の天敵のように言われていたジャスティン・トーマス（米国、３０歳、１７８㎝、７３㎏）、世界ランキング３７位のミンウー・リー（オーストラリア、２５歳、１８３㎝、７５㎏、米国女子ツアーで活躍しているミンジー・リーの弟）は３人共初日－７と爆発的に伸ばして１４位タイに付けている。
久常涼は初日１イーグル、５バーディーの－７であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからも１イーグル、２バーディーの－４、トータル－７と順調に伸ばしている。
おっ、早くもこのツアーの常連のように伸ばし合いに加わり、流石ではないか！？
久常涼爆発魅せて上位付け
久常涼上位争い力魅せ
久常涼上位発進期待させ
世界ランキング２４位のサム・バーンズ（米国、２７歳、１８５㎝、８４㎏）、世界ランキング２７位のイム・ソンジェ（韓国、２５歳、１８３㎝、９１㎏）、世界ランキング３８位のエリック・コール（米国、３５歳、１７５㎝、７０㎏）は３人共初日－６と大きく伸ばして２３位タイに付けている。
世界ランキング１位のスコッティー・シェフラー（米国、２７歳、１９１㎝、９１㎏）、世界ランキング３６位のＪ.Ｔ.ポストン（米国、３０歳、１８８㎝、７５㎏）は共に初日－５と大きく伸ばして３９位タイに付けている。
そして蝉川泰果、世界ランキング１８位のジェイソン・デイ（オーストラリア、３６歳、１８３㎝、８８㎏）、世界ランキング２１位のトニー・フィナウ（米国、３４歳、１９３㎝、９１㎏）、世界ランキング２３位のクリス・カーク（米国、３８歳、１９１㎝、７９㎏）は４人共初日－４まで伸ばしながらも、５４位タイと少し出遅れている。
蝉川泰果は初日６バーディー、２ボギーの－４であった。
初日はアウトスタートで、前半では４バーディー、２ボギーの－２と伸ばし、後半に入ってからも２バーディーの－２、トータル－４と順調に伸ばしている。
爆発力のある選手なので、この後の奮起に期待したい。
蝉川や伸ばしながらも出遅れて
後の奮起に期待するかも
世界ランキング１４位のトム・キム（本名トム・ジュヒョン、韓国、２１歳、１８３㎝）は初日－３と伸ばしながらも７７位タイと出遅れている。
そして世界ランキング１０位のウィンダム・クラーク(米国、３０歳、１８３㎝、７８㎏)、世界ランキング２６位のリッキー・ファウラー（米国、３５歳、１７５㎝、６８㎏）は共に初日－２と伸ばしながらも９８位タイと大きく出遅れている。
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１月１８日（木）の１２時１０分頃から時差－５時間のアラブ首長国連合ドバイにある「エミレーツ・ゴルフクラブ（７４２８ヤード、パー７２）」においてＤＰワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会、「ヒーロー・ドバイ・デザート・クラシック」が４日間の日程で開催され、既に第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は９００万ドルとなっており、１ドルを約１４８円とすれば、これは約１３億３２００万円となり、今週は最高峰の米国男子ツアーより更に高額になっている。
日本人選手としては世界ランキング９４位でこのツアーにおいて一定の活躍を見せて、漸く海外ツアーにも馴染んで来た感のある飛ばし屋の星野陸也（２７歳、１８６㎝、８０㎏）、世界ランキング３３５位でこのツアーのシード権を長く保持し、米国男子ツアーメンバーへの転身を目指している旅人ゴルファーの川村昌弘（３０歳、１７２㎝、７２㎏）が出場している。
初日が終わった時点では首位タイが－５まで伸ばしている中、星野陸也が＋２まで落として７６位タイと出遅れ、川村昌弘が＋３まで落として９６位タイと大きく出遅れていたので、これはてっきり２人共予選落ちかと半ば以上諦めていた。
それがである。
首位がトータル－１３まで伸ばしている中、川村昌弘は２日目－９、トータル－６と爆発的に伸ばし、８９位も上げて７位タイに付けて来た。
これは楽しみだ！？
米国男子ツアーの予選会では上手く行かず、シード権の確保とはならなかったが、その悔しさ、久常涼のような若手の活躍による刺激等がエネルギーとなっているのかも知れない。
ともかくこの後も要注目である。
川村や爆発魅せて上位付け
川村や大きく上げて力魅せ
川村や上位で通過期待させ
星野陸也に付いては２日目－１、トータル＋１と少し伸ばし、１位上げて７５位タイに付けて来たが、残念ながらぎりぎりでＣＵＴの憂き目に遭っている。
