１１月２日（木）の２２時２５分頃から時差－１５時間のメキシコにある「エル・カマレオン・ゴルフクラブ（７３６３ヤード、パー７２）」において、米国男子ツアーの新たなシリーズに位置付けられるフェデックスカップ・フォール、「ワールド・ワイド・テクノロジー選手権」が４日間の日程で開催され、その初日が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は８２０万ドル、昨年実績の優勝賞金が１４７．６万ドルで、１ドルを約１５０円とすれば、それぞれ約１２億３０００万円、約２億２１００万円となる。
このシリーズは８月で終了した今シーズンと新年早々に始まることになった来シーズンを繋ぐ狙いがあり、全７戦が予定されている。
フェデックスカップランキングが７１位以下の選手は出場機会が限定されるので、それを広げるのが狙いだと言う。
ただ、７０位以内の選手も出ることは出来、例えば松山英樹は５０位以内に入ったので、高額賞金大会も含めて全ての大会に出場権を持っているそうな。
日本人選手としては１０月中旬に国内で開催された米国男子ツアー、「ＺＯＺＯチャンピオンシップ」において４位タイに入り、出場権を得た世界ランキング世界ランキング１７２位でこのツアーのシード権復活を意識している石川遼(３２歳、１７５㎝、７５㎏)、同様に６位タイに入り、出場権を得た世界ランキング２５５位で新鋭の平田憲聖（２２歳、１７０㎝、７０㎏）、それに待機メンバーから繰り上がった世界ランキング３６６位でこのツアーのシード権復活を目指している小平智（３４歳、１７２㎝、７０㎏）が出場している。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＣＳ放送のゴルフネットワークによって４日間に亘って予定され、土日にはＢＳＪａｐａｎｅｘｔが加わる予定なので、のんびり最後まで視られそうである。
それにインターネットの動画配信サイト、Ｕ－ＮＥＸＴでも４日間に亘ってたっぷりと配信される予定なので、場所を選ばずに楽しみ易くなっている。
米国の男子ツアーに日本人
複数が出て嬉しいのかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング３７０位のキャメロン・パーシー（オーストラリア、４９歳、１８３㎝、８２㎏）で、初日１イーグル、８バーディーの－１０と爆発的に伸ばしている。
初日はアウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり１イーグル、４バーディーの－６と大きく伸ばし、後半に入っても４バーディーの－４、トータル－１０と確り伸ばした。
パーシーや爆発魅せて首位に立ち
パーシーやスタートダッシュ首位に立ち
パーシーや首位発進で力魅せ
２位タイに付けているのは世界ランキング１１８位のマイケル・キム（米国、３０歳、１８０㎝、７５㎏）、世界ランキング２０１位のネイト・ラシュリー（米国、４０歳、１８５㎝、８㎏）、世界ランキング５２９位のタノ・ゴヤ（アルゼンチン、３５歳、１８３㎝、８８㎏）、世界ランキング７５２位のカミロ・ビジェガス（コロンビア、４１歳、１７５㎝、７３㎏）で、初日－８まで伸ばしている。
マイケル・キムは初日９バーディー、１ボギーの－８であった。
初日はアウトスタートで、前半では４バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、５バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
マイケルキム爆発魅せて二位に付け
マイケルキム後半加速二位に付け
マイケルキム二位発進で力魅せ
ネイト・ラシュリーは初日１イーグル、６バーディーの－８であった。
初日はアウトスタートで、前半では３バーディーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、３バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばしている。
ラシュリーや爆発魅せて二位に付け
ラシュリーや後半加速二位に付け
ラシュリーや二位発進で力魅せ
タノ・ゴヤは初日１０バーディー、２ボギーの－８であった。
初日はアウトスタートで、前半ではいきなり５バーディーの－５と大きく伸ばし、後半に入ってからも５バーディー、２ボギーの－３、トータル－８と順調に伸ばしている。
タノゴヤや爆発魅せて二位に付け
タノゴヤや二位発進で力魅せ
カミロ・ビジェガスは初日８バーディーの－８であった。
初日はインスタート（第１０ホールから）で、前半ではいきなり５バーディーの－５と大きく伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－８と順調に伸ばしている。
ビジェガスや爆発魅せて二位に付け
ビジェガスやスタートダッシュ二位に付け
ビジェガスや二位発進で力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１７位のキャメロン・ヤング（米国、２６歳、１８０㎝、８４㎏）、世界ランキング６４位のマット・クーチャー（米国、４５歳、１９３㎝、８８㎏）は共に初日－７と爆発的に伸ばして６位タイに付けている。
そして平田憲聖、世界ランキング７３位のジャスティン・ソ（米国、２６歳、１７５㎝、７５㎏）、世界ランキング７５位のボウ・ホスラー(米国、２８歳、１７５㎝、８５㎏)、世界ランキング８０位のルーク・リスト（米国、３８歳、１８８㎝、８６㎏）は４人共初日－６と大きく伸ばして１２位タイに付けている。
平田憲聖は初日７バーディー、１ボギーの－６であった。
初日はインスタートで前半では３バーディー、１ボギーの－２と伸ばし、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－６と確り伸ばしている。
大きく伸ばし上位付け平田かな
力魅せ平田憲聖上位で出
上位で出平田憲聖期待させ
世界ランキング６３位の李京勲（イン・キョンフン、韓国、３２歳、１７５㎝、８０㎏）、世界ランキング６６位のキース・ミッチェル（米国、３１歳、１８５㎝、８４㎏）は共に初日－５と大きく伸ばして２１位タイに付けている。
世界ランキング５８位で新鋭のルードヴィッヒ・アベルグ（スウェーデン、２４歳、１９１㎝、８６㎏）、世界ランキング６２位のアンドリュー・パットナム（米国、３４歳、１８５㎝、７７㎏）は共に初日－４まで伸ばして２７位タイに付けている。
世界ランキング３２位のルーカス・グローバー(米国、４３歳、１８８㎝、８８㎏)、世界ランキング６５位のルーカス・ハーバート(オーストラリア、２７歳、１８８㎝)、世界ランキング７７位のテーラー・モンゴメリ（米国、２８歳、１９１㎝、９８㎏）は３人共初日－３まで伸ばしながらも４２位タイと少し出遅れている。
世界ランキング２９位のサヒト・テガラ（米国、２５歳、１９１㎝、９１㎏）は初日－２まで伸ばしながらも７３位タイと出遅れている。
そして石川遼、小平智、世界ランキング５９位のアダム・スベンソン（カナダ、２８歳、１８３㎝、８１㎏）は３人共初日－１と少し伸ばしながらも８８位タイと出遅れている。
石川遼は初日４バーディー、１トリプルボギーの－１であった。
初日はインスタートで、前半では２バーディー、１トリプルボギーの＋１と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、２バーディーの－２、トータル－１と伸ばしている。
石川遼伸ばしながらも出遅れて
後の奮闘期待するかも
石川遼後半加速意地を魅せ
小平智は初日５バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの－１であった。
初日はインスタートで、前半では３バーディー、２ボギー、１ダブルボギーの＋１と少し落としたが、後半に入ってからは加速して、２バーディーの－２、トータル－１と伸ばしている。
小平や伸ばしながらも出遅れて
後の奮闘期待するかも
小平や後半加速意地を魅せ
世界ランキング４７位のクリス・カーク（米国、２８歳、１９１㎝、７９㎏）は初日イーブンと伸ばせず、１００位タイと大きく出遅れている。
そして世界ランキング３４位のエミリアノ・グリジョ(アルゼンチン、３１歳、１７５㎝、７９㎏)は初日＋２まで落として１２３位タイと大きく出遅れている。
