１１月２日（木）の８時頃から兵庫県にある「ＡＢＣゴルフ倶楽部（７２１７ヤード、パー７２）」において国内男子ツアー、「マイナビＡＢＣチャンピオンシップゴルフトーナメント２０２３」が４日間の日程で開催され、その初日が昨日終わっている。
既に第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が進行中であるが、ここでは初日の様子に付いて触れておく。
公式サイトによると賞金総額は１億２０００万円、優勝賞金は２４００万円で、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に６０位タイまでに入っている選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
このツアーでも、女子ツアー程ではないにしても、若手有望選手の熱い競り合いに刺激されて中堅選手、ベテラン選手の奮闘も見られるようになっているので、ちょっと注目したい。
なおライブ中継であるが、ＹｏｕＴｕｂｅのＡＢＣスポーツチャンネルにより４日間に亘って無料配信され、最終日にはＣＳ放送のスカイＡ、地上波のテレビ朝日系列も加わって、最後まで視られるようになっていそうである。
国内の男子ツアーもライブあり
手に汗握り楽しめるかも
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング１２１位でアマチュア世界ランキング１位に長く君臨し、アマチュア時代にもこのツアーにおいて優勝している新鋭の中島啓太（２３歳、１７７㎝、７５㎏）で、初日１イーグル、８バーディー、１ボギーの－９と爆発的に伸ばしている。
初日はインスタート（第１０ホールから）で、前半ではいきなり１イーグル、３バーディー、１ボギーの－４と確り伸ばし、後半に入ってからも５バーディーの－５、トータル－９と大きく伸ばした。
中島や爆発魅せて首位に立ち
中島やスタートダッシュ首位に立ち
中島や首位発進で強さ魅せ
中島や首位発進で期待させ
単独２位に付けたのは世界ランキング７４２位の近藤智弘（４６歳、１６７㎝、６４㎏）で、初日１イーグル、７バーディー、１ボギーの－８と爆発的に伸ばしている。
初日はインスタートで前半では４バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからは加速して、１イーグル、３バーディーの－５、トータル－８と大きく伸ばした。
近藤や爆発魅せて二位に付け
近藤や後半加速二位に付け
近藤や二位発進で力魅せ
３位タイに付けているのは世界ランキング２８８位の宋永漢（ソン・ヨンハン、韓国、３２歳、１７９㎝、７１㎏）、世界ランキング４３１位の佐藤大平(３０歳、１７４㎝、７２㎏)、世界ランキング６９６位の勝俣陵（２７歳、１７４㎝、７３㎏）で、トータル－７と爆発的に伸ばしている。
宋永漢は初日７バーディーの－７であった。
初日はアウトスタート（第１ホールから）で、前半ではいきなり４バーディーの－４と確り伸ばし、後半に入ってからも３バーディーの－３、トータル－７と順調に伸ばしている。
宋永漢爆発魅せて三位付け
宋永漢スタートダッシュ三位付け
宋永漢三位発進力魅せ
佐藤大平は初日８バーディー、１ボギーの－７であった。
初日はインスタートで前半では４バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからも４バーディーの－４、トータル－７と順調に伸ばしている。
爆発し佐藤大平三位付け
力魅せ佐藤大平三位付け
三位で出佐藤大平期待させ
勝俣陵は初日３イーグル、３バーディー、２ボギーの－７であった。
初日はアウトスタートで、前半では１イーグル、２バーディー、１ボギーの－３と伸ばし、後半に入ってからも２イーグル、１バーディー、１ボギーの－４、トータル－７と順調に伸ばしている。
勝俣陵爆発魅せて三位付け
勝俣陵イーグル三つ力魅せ
勝俣陵三位発進力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書きとめておく。
世界ランキング２４３位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、海外ツアーにも積極的に参戦している選手会長の谷原秀人（４４歳、１７８㎝、８０㎏）、世界ランキング２６７位で実力派中堅選手をリードするひとり、ＹｏｕＴｕｂｅの評価も高い堀川未来夢（ミクム、３０歳、１７６㎝、８４㎏）、世界ランキング３９２位で若手注目選手のひとり、イケメン振りが女子ゴルファーにも人気の片岡尚之（２５歳、１７１㎝、６７㎏）は３人共初日－５と大きく伸ばして９位タイに付けている。
世界ランキング１２３位で実力派若手選手をリードするひとり、海外ツアーへの本格参戦を目指している金谷拓実（２５歳、１７２㎝、７５㎏）、世界ランキング２１３位で実力派中堅選手をリードするひとり、海外ツアーへの本格参戦を目指している大槻智春(３３歳、１７２㎝、９４㎏)、世界ランキング２８０位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、海外ツアーにおける活躍から自信を付けた永野竜太郎（３５歳、１８１㎝、８５㎏）、世界ランキング３００位で実力派ベテラン外国人選手をリードするひとり、このツアーを主戦場としているＢ（ブラッド）・ケネディ（オーストラリア、４９歳、１８０㎝、８２㎏）は４人共初日－４まで伸ばして１５位タイに付けている。
世界ランキング２２５位で実力派中堅選手をリードするひとり、国内男子ツアーにおいて２年連続で２度賞金王に輝いた今平周吾（３１歳、１６５㎝、６７㎏）、世界ランキング２４６位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、米国男子ツアーへの本格参戦の経験を持つ岩田寛（４２歳、１７８㎝、７４㎏）、世界ランキング２９８位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、南アフリカ、ヨーロッパ等、世界各地のツアーに参戦して活躍しているＳ（スコット）・ビンセント（ジンバブエ、３１歳、１７８㎝、６８㎏）は３人共初日－３まで伸ばして２５位タイに付けている。
世界ランキング１８１位で実力派中堅選手をリードするひとり、日本一曲がらない男と言われる稲森佑貴（２９歳、１６９㎝、６８㎏）、世界ランキング３４５位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、このツアーを主戦場として活躍しているＡ（アンソニー）・クウェイル世界ランキング３７３位で実力派若手選手をリードするひとり、下部に当たるAＢＥＭＡツアーにおける活躍によって昇格して来た鈴木晃祐（２３歳、１７２㎝、６３㎏）は３人共初日－２まで伸ばして３２位タイに付けている。
世界ランキング３１２位で実力派若手選手をリードするひとりで米国へのゴルフ留学の経験を持ち、今季は米国男子ツアーの下部に当たるコーンフェリーツアーを主戦場としていた大西魁斗（２５歳、１７７㎝、７０㎏）、世界ランキング３２６位で若手実力派選手をリードするひとり、飛ばし屋の河本力（リキ、２３歳、１８３㎝、８６㎏、河本結の弟）は共に初日－１と少し伸ばしながらも５２位タイと少し出遅れている。
世界ランキング１４５位で実力派若手選手をリードするひとり、元アマチュア世界ランキング１位でアマチュア時代にこのツアーで２勝している蝉川泰果（タイガ、２２歳、１７５㎝、７７㎏）、世界ランキング２９９位で実力派若手選手をリードするひとり、今季はＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）を主戦場としていた岩﨑亜久竜（２５歳、１８１㎝、８６㎏）、世界ランキング３９３位で実力派中堅選手をリードするひとり、海外ツアーへのシード権の確保を目指して積極的に参戦している木下稜介（３２歳、１７４㎝、７５㎏）は３人共初日イーブンと伸ばせず、６２位タイと出遅れている。
そして世界ランキング３１１位で実力派中堅外国人選手をリードするひとり、兵役を挟んでこのツアーを主戦場としている黄重坤(ハン・ジュンゴン、韓国、３１歳、１７８㎝、７５㎏)は初日＋１と少し落として７８位タイと出遅れている。
