sanso114の日記

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バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー最終日、パジャレー・アナナルカルンおめでとう! 古江彩佳等の様子・・・R5.5.29①

 5月25日(木)0時から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-17時間)の米国ネバダ州にある「シャドークリークGC(6804ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」が5日間の日程で開催され、その最終日が終わった。

 

 公式サイトによると賞金総額は150万ドルとなっており、1ドルを約140.3円とすれば、これは約2億1045万円となる。

 

 蛇足ながら、連日書いているようにここ数日ドルが目に見えて上がっており、久し振りに1ドルが140円を超えているようだ。

 

 そう言えば大谷翔平年棒が3000万ドルとすれば、約42億0900万円にもなるわけで、凄い!?

 

 それはまあともかく、3日間に亘る予選ラウンドでは64名の出場選手が4人ひと組の16組に分かれ、それぞれの組の4人が総当たり戦を行って、首位で勝ち抜けた選手16名が2日間に亘る決勝ラウンドへと進出することが出来た。

 

 なお配点は勝つと1点、引き分けると0.5点となっていた。

 

 決勝ラウンドはトーナメント戦で2日間で4戦勝ち抜くと優勝となった。

 

 日本人選手としては世界ランキング18位でプラチナ世代を代表し、昨年この大会で準優勝した古江彩佳(23歳、153㎝、54㎏)が出場していた。

 

 なお古江彩佳は世界ランキング58位のジェマ・ドライブラ(スコットランド、29歳、165㎝)、世界ランキング106位で元世界ランキング1位のレジェンド級選手ステイシー・ルイス(米国、38歳、165㎝)、世界ランキング217位のセリーヌ・ボーグ(ノルウェー、24歳)と同じグループに入っており、期待通りに予選ラウンドを余裕で勝ち抜けたから、決勝ラウンドまで大いに楽しませてくれた。

 

        古江彩佳メンタル強く勝ち抜けて

        決勝までも楽しめたかも

 

        古江彩佳期待通りに勝ち抜けて

        メンタル強さ感心し

 

 さて最終日であるが、午前中には第6ラウンド、すなわち準決勝が行われ、出場順に挙げて行くと、世界ランキング97位のパジャレー・アナナルカルン(タイ、23歳、168㎝)が世界ランキング22位のリン・グラント(スウェーデン、23歳)と対戦して、17H3and1で勝った。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、第1、第2ホールと連続で取り、続く4ホールを引き分けた後、第7ホールで取られ、1つ分けて、第9ホールでも取られたので、並んだ状態で後半へと繋いだ。

 

 後半に入っていきなり第10ホールで取り、1つ分けて第12ホールでも取り、1つ分けて第14ホールでも取ったので、ここで3打リードしている。

 

 更に1つ分けて第16ホールで取られ、それでもここで2打リードしているから、リン・グラントとしては残り2ホールを2連勝しなければ引き分けに持ち込めず、崖っぷちに追い込まれた。

 

 そしてパジャレー・アナナルカルンが第17ホールで取り、残り1ホールで3打リードした為、勝ちが決まった。

 

 もうひと試合では古江彩佳が世界ランキング19位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、28歳、168㎝)と対戦して、17H2and1で勝った。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、前半ではいきなり第1ホールで取り、続く第2、3ホールで取られ、1つ分けて第5ホールで取り返し、ここで並んだが、続く第6、7ホールで取られ、1つ分けて第9ホールで取ったので、結局1打リードされて後半へと繋いだ。

 

 後半に入ってからはいきなり第10ホールで取り、この時点でまた並んだ。

 

 そして、1つ分けて第12ホールで取り、続く2ホールで引き分けた後、第12ホールでも取って、この時点で2打リードし、残すは3ホールとなった。

 

 更に第16、17ホールと連続で引き分け、残りは1ホールとなったので、古江彩佳の勝ちが決まった。

 

 これで2年連続2位以上が決まっているから、改めてマッチプレーでの強さに驚かされる!?

 

        古江彩佳二年連続二位以上

        後半強さフルで発揮し

 

 午後には第7ラウンド、すなわち遂に決勝となり、古江彩佳がパジャレー・アナナルカルンと対戦して、17H3and1で惜敗した。

 

 これをもう少し詳しく見ておくと、前半では第2ホールで取った後、続く第3ホールで取られ、1つ分けて第5ホールでも取られ、空かさず第6ホールで取り返したので、この時点で並んだが、続く第7ホールで取られ、残りの2ホールで分けたので、結局1打リードされた状態で後半へと繋いだ。

 

 後半に入ってからは2ホールで分けた後、第12ホールで取られ、続く第13ホールで取り返したが、続く第14ホールで取られたので、この時点では2打差リードと広げられ、後が少なくなって来た。

 

 そして続く2ホールを引き分けた後、崖っぷちとなった第17ホールで取られたので、3打差リードされた状態で1ホールを残して古江彩佳の負けが決まった。

 

 最終ラウンドでは流石に疲れが出たようであるが、それでも5日間に亘って7ホールをこなし、2年連続の準優勝であるから、体力的にも、メンタル的にも、これは凄過ぎる!?

 

 こうしてマッチプレーでの強さを再認識させてくれたが、この結果を自信にして、残りの大会にも活躍を期待したい。

 

        古江彩佳体力更にメンタルも

        強さを発揮マッチ向きかも

 

        古江彩佳マッチで付けた自信持ち

        後の大会期待膨らみ

 

 なお、優勝したパジャレー・アナナルカルンはこれでツアー2勝目となったそうで、此方も流石である。

 

        最後までアナナルカルン勝ち切って

        真の強さを見せられたかも