５月２５日（木）の朝から静岡県にある「グランディ浜名湖ゴルフクラブ（６５００ヤード、パー７２）」において国内女子ツアー、「リゾートトラストレディス」が４日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は１億４０００万円、優勝賞金は２５２０万円で、前半２日間に亘る予選ラウンド終了時に５９位タイまでに入っていた６８名の選手が後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
なおライブ中継であるが、全国的に視られるテレビではＣＳ放送のスカイＡによって決勝ラウンド２日間の８時～１３時に放送された。
インターネットの動画配信サイトではＤＡＺＮ、Ｕ－ＮＥＸＴで４日間に亘ってたっぷりと配信された。
さて単独首位を維持したまま見事独走状態に入って優勝したのは世界ランキング２１位で新世紀世代を代表し、昨シーズンの後半から調子を上げて年間女王に輝いた山下美夢有（２１歳、１５０㎝、５２㎏）で、最終日５バーディー、１ボギーの－４、トータル－２１と伸ばした。
最終日はアウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１７からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－２０と伸ばし、後半に入ってからも、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－２１と少し伸ばしている。
なおこれがこのツアーで今シーズン３勝目、通算９勝目となり、２週連続優勝は自身初で、４日間大会の２週連続優勝はこのツアーでも初とのことである。
ともかく凄い！？
山下や確り伸ばし首位を維持
山下や独走勝ちで強さ魅せ
山下や連続勝ちで強さ魅せ
単独２位に入ったのは世界ランキング１７５位で２０２１年１１月の最終プロテストに合格した９４期生をリードするひとり、飛ばし屋の佐藤心結（ミユ、１９歳、１６１㎝、５７㎏）で、最終日６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１７と大きく伸ばして２位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－１２からスタートして前半では２バーディー、
１ボギーの－１、トータル－１３と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、４バーディーの－４、トータル－１７と確り伸ばしている。
佐藤心結大きく伸ばし上げて魅せ
佐藤心結最後まで上げ力魅せ
佐藤心結二位に入って力魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング１４９位で２０２１年６月の最終プロテストに合格した９３期生をリードするひとり、最終プロテストにトップで合格した佐久間朱莉（２０歳、１５５㎝）で、最終日２バーディー、３ボギーの＋１、トータル－１５と少し落として１位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－１６からスタートし、前半では１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１６と維持したが、後半では１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－１５と少し落としている。
佐久間朱莉少し落として一位下げ
佐久間朱莉後半落とし一位下げ
佐久間朱莉三位に入り力魅せ
４位タイに入ったのは世界ランキング１０５位で実力派中堅選手をリードするひとり、群を抜いて練習熱心でパット巧者の鈴木愛（２９歳、１５５㎝）、世界ランキング１５０位で実力派中堅選手をリードするひとり、一時低迷した後に復調した飛ばし屋の川岸史果（フミカ、２８歳、１６６㎝）、世界ランキング１０９位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛びきり飛ばし屋の穴井詩（ララ、３５歳、１６５㎝、５８㎏）、世界ランキング５９位で９３期生を代表し、このツアーの下部に当たるステップアップツアーで逸早く優勝して、このツアーでは既に３勝している岩井千怜（チサト、２０歳、１６２㎝、５９㎏、岩井ツインズの妹）で、トータル－１４まで伸ばした。
鈴木愛は最終日６バーディーの－６と大きく伸ばして８位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－８からスタートして、前半ではいきなり４バーディーの－４、トータル－１２と確り伸ばし、後半に入っても、２バーディーの－２、トータル－１４と伸ばしている。
鈴木愛大きく伸ばし上げて魅せ
鈴木愛決勝で上げ力魅せ
鈴木愛四位に入り力魅せ
川岸史果は最終日６バーディー、２ボギーの－４と伸ばして３位上げて来た。
最終日はアウトスタートでトータル－１０からスタートして前半では３バーディー、２ボギーの－１、トータル－１１と少し伸ばし、後半に入ってからは加速して、３バーディーの－３、トータル－１４と伸ばしている。
川岸や確り伸ばし上げて魅せ
川岸や最後まで上げ力魅せ
川岸や四位に入り力魅せ
穴井詩は最終日４バーディー、２ボギーの－２と伸ばして４位を維持した。
最終日アウトスタートでトータル－１２からスタートして、前半では２バーディー、２ボギーのイーブン、トータル－１２と維持し、後半に入ってからは加速して、２バーディーの－２、トータル－１４と伸ばしている。
穴井詩じわりと伸ばし四位維持
穴井詩四位維持して力魅せ
穴井詩四位に入り力魅せ
岩井千怜は最終日４バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－１と少し伸ばしながらも１位下がった。
最終日はアウトスタートでトータル－１３からスタートし、前半では２バーディー、１ダブルボギーのイーブン、トータル－１３と維持して、後半に入ってからは、２バーディー、１ボギーの－１、トータル－１４と少し伸ばした。
岩井千怜伸ばしながらも一位下げ
岩井千怜伸ばし足りずに一位下げ
岩井千怜四位に入り強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１２３位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、疑問が生じれば誰にでも訪ねる謙虚さで人気の高い菊地絵理香（３４歳、１５７㎝、５２㎏）は最終日－４、トータル－１３と伸ばし、２位上げて８位タイに入った。
菊地絵理香確り伸ばし上げて魅せ
菊地絵理香最後は上げて力魅せ
菊地絵理香八位に入り力魅せ
世界ランキング１９２位で９３期生をリードするひとり、大学生プロの桑木志帆(２０歳、１６４㎝)は最終日－３、トータル－１３と伸ばしながらも、１位下がって８位タイとなった。
桑木志帆伸ばしながらも一位下げ
桑木志帆伸ばし足りずに一位下げ
桑木志帆八位に入り力魅せ
世界ランキング４７位で実力派ベテラン外国人選手を代表し、元世界ランキング１位で米国と韓国において賞金女王に輝いたレジェンドの申ジエ（韓国、３５歳、１５５㎝、６３㎏）は最終日－２、トータル－１３と伸ばしながらも、２位下がって８位タイとなった。
申ジエや伸ばしながらも二位下がり
申ジエや伸ばし足りずに二位下がり
申ジエや八位に入り強さ魅せ
世界ランキング９１位で実力派ベテラン選手をリードするひとり、飛ばし屋の藤田さいき（３７歳、１６８㎝、６８㎏）は最終日－４、トータル－１２と伸ばし、１位上げて単独１１位に入った。
藤田さいき確り伸ばし上げて魅せ
藤田さいき最後は上げて強さ魅せ
藤田さいき上位に入り強さ魅せ
世界ランキング１６７位で昨年１１月の最終プロテストにトップで合格した９５期生を代表し、このツアーで既に優勝している神谷そら（２０歳、、１６７㎝、６０㎏）は最終日－４、トータル－１１と伸ばし、５位上げて１２位タイに入った。
神谷そら確り伸ばし上げて魅せ
神谷そら下がっても上げ力魅せ
神谷そら上位に入り力魅せ
世界ランキング１１０位で９４期生をリードするひとり、飛ばし屋の竹田麗央（リオ、２０歳、１６６㎝、６８㎏、平瀬真由美の姪）は最終日－７、トータル－９と爆発的に伸ばし、２６位も上げて１５位タイに入った。
竹田麗央爆発魅せて上位入り
竹田麗央決勝で上げ力魅せ
竹田麗央上位に入り力魅せ
世界ランキング６０位で９４期生を代表し、このツアーでも既に２勝している川﨑春花(２０歳、１５８㎝、５１㎏)は最終日＋１、トータル－９と少し落とし、８位下がって１５位タイとなった。
世界ランキング８１位で黄金世代をリードするひとり、殆んど休まないことから鉄人と呼ばれている小祝さくら（２５歳、１５８㎝、５８㎏）は最終日－１、トータル－７と少し伸ばして２１位タイを維持した。
小祝や少し伸ばして順位維持
小祝や順位維持して強さ魅せ
小祝や中位維持して意地を魅せ
世界ランキング４６位で新世紀世代をリードするひとり、西郷（せご）どんこと西郷真央（２１歳、１５８㎝、５７㎏）は最終日－５、トータル－５と大きく伸ばし、２４位も上げて２８位タイに入った。
西郷真央大きく伸ばし上げて魅せ
西郷真央最後まで上げ強さ魅せ
西郷真央中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１０７位で黄金世代をリードするひとり、昨年念願のこのツアー初優勝を果たした高橋彩華（サヤカ、２４歳、１６２㎝、５５㎏）は最終日－３、トータル－５と伸ばし、１３位上げて２８位タイに入った。
高橋や確り伸ばし上げて魅せ
高橋や最後まで上げ力魅せ
高橋や中位に入り意地を魅せ
世界ランキング６４位でプラチナ世代をリードするひとり、お洒落やコスメに強いことからコスメ番長と呼ばれる吉田優利(２３歳、１５８㎝、５８㎏)は最終日－１、トータル－４と少し伸ばしながらも、２位下がって３７位タイとなった。
吉田優利伸ばしながらも二位下がり
吉田優利伸ばし足らずに二位下がり
吉田優利中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１１３位で実力派若手選手をリードするひとり、長期に亘って低迷した後パワーアップして復調して来た堀琴音(２７歳、１６５㎝、５６㎏)は最終日＋１、トータル＋４と少し落としながらも、１位上がって６４位に入った。
堀琴音落としながらも一位上げ
堀琴音最後は上げて意地を魅せ
そして、世界ランキング９８位で９４期生をリードするひとり、昨年このツアーの下部に当たるステップアップツアーで新記録となる年間５勝をして賞金女王に輝いた櫻井心那（ココナ、１９歳、１６６㎝、６２㎏）は最終日＋５、トータル＋４と大きく落とし、１８位下がって６４位タイとなった。
