sanso114の日記

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バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー最終日、チ・ウンヒおめでとう! 古江彩佳等の様子・・・R4.5.30③

 先週水曜日の夜から時差-16時間(サマータイム中。それ以外では-17時間)の米国・ネバダ州にある「シャドークリーク・ゴルフクラブ(6777ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「バンク・オブ・ホープLPGAマッチプレー」が5日間の日程で開催され、その最終日が感動の内に終わった。

 

 或る記事によると賞金総額は150万ドルで、優勝賞金は22.5万ドルとなっているから、1ドルを約127円とするとそれぞれ約1億9100万円、約2860万円ぐらいになり、今週の国内女子ツアーと比べれば少し高いぐらいになる。

 

 米国女子ツアー唯一のマッチプレーで、予選ラウンドでは64名が4名ずつの16組に分かれ、3日間各組において総当たり戦を行って、それぞれのトップとなった16名が残り2日間の決勝トーナメントに駒を進めることが出来た。

 

 そしてこの2日間に亘る決勝トーナメントにおいて4戦勝抜けば優勝と言うことになる。

 

 日本人選手としては世界ランキング27位でプラチナ世代を代表し、海外のメジャー大会でも強いところを見せた安定が売りの古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)が出場しており、初日は苦しい展開の中、辛くも引き分けに持ち込み、安定した強さを見せている。

 

 そして第2日目はリードするか並ぶかと言った感じで有利に進めて確り勝ち、勝負は第3日目に持ち込まれた。

 

 その第3日目では勝つしか先に進めないところ、前半がっぷり四つのイーブンで、得意の後半で圧倒して見事勝ち抜けた。

 

 そして第4日目の第4ラウンド、第5ラウンド(準々決勝)と勝ち抜けて、最終日まで駒を進めることが出来たのは期待以上の活躍で、流石ではないか!?

 

 なお、ライブ中継については何時も通り4日間に亘ってWOWOW、インターネット配信のGOLFTVによってたっぷり放送され、決勝ラウンドでの活躍で解説者等の注目を浴び、映像でも確り取り上げられるようになった。

 

        古江彩佳決勝までも活躍し        

        ライブ映像増えて来たかも

 

 さて、第6ラウンド(準決勝)において、古江彩佳は世界ランキング123位のリリア・ヴ(米国、24歳、165㎝)と対戦して、17H2and1で勝っている。

 

 古江彩佳の戦い振りをもう少し詳しく見ておくと、前半では第1ホールを取られたが、空かさず第2~4ホールと3連続で取り返し、この時点で2upとなり、残りの5ホールを分けたので、2upで後半へと繋いでいる。

 

 後半では第11ホールを取ったが、第12ホールで取り返されて2upのままで、第13~17ホールを分けて、ここで古江彩佳の勝ちに決まった。

 

 第17ホールを終えて2upであれば残り1ホールで返し様がないからである。

 

 リリア・ヴはこの後3位決定戦に回ることになった。

 

        古江彩佳準決勝も順当に

        遂に決勝楽しめるかも

 

 第6ラウンドのもうひと試合において、世界ランキング83位で先輩格のチ・ウンヒ(韓国、36歳、163㎝)は世界ランキング108位のアンドレア・リー(米国、23歳、174㎝、64㎏)と対戦して、15H4and3で勝って強いところを見せている。

 

 そして第7ラウンドの決勝において、古江彩佳はチ・ウンヒと対戦して、チ・ウンヒが16H3and2で勝っている。

 

 古江彩佳の戦い振りをもう少し詳しく見ておくと、前半では第1ホールを取ったことで期待が膨らみ、1つ空いて第3ホールで取り返されたが、空かさず第4ホールで取り返し、続く2ホールを分けた後、第7ホールを取ったのでこの時点でまた1upとなって期待が膨らんだが、続く第8、9ホールと連続で取られたので、結局1ダウンで後半へと繋いでいる。

 

 後半に入っていきなり第10ホールを取られ、空かさず第11ホールで取り返したが、続く第12ホールで取り返され、2ダウンのまま。

 

 続く第13~15ホールと分けて第16ホールを取られた時点でチ・ウンヒが3upとなり、古江彩佳が残る2ホールで返せなくなったので、ここで勝負が決まった。

 

 それでも最終日の後半まで十分に楽しませてくれ、応援する方にとっては充実した休日にして貰えた。

 

 古江彩佳にとっては精神的な疲れは当然あったとしても自信となり、今週開催予定の「全米女子オープン」が更に楽しみになって来た!?

 

        古江彩佳決勝までも奮闘し

        次のメジャーに期待膨らみ

 

 なお、チ・ウンヒはこれで米国女子ツアー6勝目となった。

 

        チウンヒや決勝までも強さ魅せ

        古江にとって壁となるかも

 

 それから第7ラウンドのもうひと試合、3位決定戦において、リリア・ヴはアンドレア・リーと対戦して、16H4and2で勝っている。

 

 これは第15ホールを終えた時点でリリア・ヴが3upとリードしていたが、残り3ホールでアンドレア・リーが引き分けに持ち込むことも出来るので、第16ホールに進み、ここでリリア・ヴがまた取ったので4upとなり、残り2ホールなので、4and2となった。