9月に入って3週目となった。
南の海はまだまだ熱く、次々と台風が発生している。
私の住む奈良県には今のところはっきりした影響が出ているわけでないが、それでも雲の多い、微妙な天気の日が増えている。
今週は今のところ晴れ間の多い天気になっているが、雷雲接近の予報が出ていることも多く、突然の雷雨に見舞われることもある。
ゴルフツアーの後半に当たる土曜日、日曜日辺りは全体的に崩れて来そうな感じである。
気温の方は今のところ最高気温が35℃に達するほど暑くなっており、天気が崩れる週末に掛けて少し下がって行きそうな予報が出ている。
そんな中、今週は季節的には秋が進行しているのもある所為か、開催が予定されているゴルフツアーが増えており、日本人選手が出場する予定の試合はまあまあありそうなので、結構楽しみである。
女子に付いては既に書き留めたので、今回は男子のツアーの方に付いて簡単に書き留めておきたい。
今回も先ずは国内から見て行くと、今朝から新潟県にある「中峰ゴルフ倶楽部」において国内男子ツアーの下部に当たるABEMAツアー、「PGA Challenge」
が3日間の日程で開催され、その初日が進行中である。
公式サイトによると、賞金総額は1500万円、優勝賞金は270万円で、初日から2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が最終日1日の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
女子における同様の位置付けにあるステップアップツアーのように、このツアーにも有望新人、若手から中堅、ベテラン等が集まっており、生活の掛かったある意味激しいバトルが期待出来る面もある。
インターネット配信のABEMAで3日間たっぷりとライブ中継される予定なので、時間と気持ちの余裕があればのんびり楽しみたい。
国内の下部のABEMAも盛況で
のんびりライブ楽しむのかも
また、明日の7時05分頃から北海道北広島市にある「札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース(7063ヤード、パー72)」において、国内男子ツアー、「ANAオープンゴルフトーナメント」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は1億円、優勝賞金は2000万円で、前半2日間に亘る予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が後半2日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
毎回書いていることではあるが、女子に比べて試合数が少なく、シーズンオフ、オープンウイーク等、時間のある時にはアジアンツアー、DPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、新機構のリブゴルフ等に遠征している選手も増えて来たこのツアーであるが、メンバーには必要上それだけ積極性が出て来たと言えるのかも知れない。
先週はこのツアーとアジアンツアー、韓国男子ツアーが共催する大会、「新韓東海(シンハンドンヘ)オープン」が開催され、外国人選手に押され気味で、やっぱり駄目かなあと諦め掛けていたら、世界ランキング75位でこれまで海外ツアーへもチャレンジして来た比嘉一貴(27歳、158㎝、70㎏)が逆転優勝を果たして喜ばせてくれた。
また、世界ランキング404位でルーキーの河本力(リキ、22歳、183㎝、86㎏)が5位タイに入り、捨てたものではないと言う気にさせてくれたので、今週も注目したい。
なお、ライブ中継であるが、日本テレビ系の地上波、CS放送の日テレジータス等の他、YouTubeでも予定されている。
国内の男子ツアーはアジアンや
韓国ツアーに劣らないかも
国内の男子ツアーのメンバーの
危機感持ったプレイに期待
国内の男子ツアーはネットにて
ライブ放送楽しめるかも
次に海外ツアーに付いて見て行くと、9月15日(木)の午後から時差-7時間の南アフリカにある「San Lameer Country Club」において南アフリカ男子ツアー(サンシャインツアー)、「Vodacom Origins of Golf」が3日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は115万ランドとあり、1ランドを約8.23円とすると、約946万円となり、ABEMAツアーの60%ぐらいとなる。
日本人選手は出場していないので、どうしても興味が薄れがちであるが、歴史があり、何人もの名プレイヤーを輩出して来たゴルフ大国のツアーでもあるから、気になるツアーではある。
また、9月15日(木)の14時10分頃から時差-7時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-8時間)のイタリアにある「マルコ・シモーネ・ゴルフ・クラブ(7268ヤード、パー71)」においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「イタリア・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額が300万ユーロで、1ユーロを約143.4円とすると、約4億3000万円となり、今週は国内男子ツアーの4倍ぐらいとなっている。
そして、米国男子ツアー(PGAツアー)が先週までシーズンオフに入っており、その流れもあって、今週も世界中から結構な猛者が集っており、ちょっと見ただけでも、世界ランキング2位で米国男子ツアー(PGAツアー)の年間チャンピオンになったばかりのロリー・マキロイ(北アイルランド、33歳、178㎝、73㎏)、世界ランキング10位のビクトル・ホブラン(ノルウェー、24歳、178㎝、75㎏)、世界ランキング11位のマシュー・フィッツパトリック(イングランド、28歳、178㎝、70㎏)等の名前が見える。
そんな風にまだまだ厚いフィールドに、日本人選手としては世界ランキング255位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘(29歳、173㎝、72㎏)が先週に引き続いて出る予定である。
オメガ・ヨーロピアン・マスターズ」では9位タイ、「メイド・イン・ヒマーランド」では22位タイ、そして先週の旗艦大会、「BMW・PGA選手権」では18位に入ったが、その勢いが今週も残っているか!?
因みに昨年のこの大会では5位タイに入っている。
今週もそんなに熱くならず、先ずは予選通過から期待したい。
また、ゴルフへの情熱と旅情を誘う人気のコラム、「いま僕はココにいます」の更新も期待される。
川村や今週もまたツアー出て
予選通過を期待するかも
川村や欧州旅行楽しんで
コラム更新期待するかも
また、9月15日(木)の23時頃から時差-16時間(現在サマータイム中。それ以外の時期では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「シルバラード・リゾート&スパ・ノースコース(7123ヤード、パー72)」において米国男子ツアーの新シーズンの初戦、「フォーティネット選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
公式サイトによると賞金総額は800万ドルで、1ドルを約143.7円とすると、約11億5000万円と流石に高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング16位で自他共に認める日本のエース、マスターズチャンピオンの松山英樹(30歳、180㎝、90㎏)が出場する予定である。
終わったばかりの先シーズン終盤は首痛等の影響で調子を落としていたが、それでもプレイオフシリーズに9年連続で出場し、最終戦まで進む粘り強さを見せてくれた。
そして今シーズンで10年目となるそうなので、改めてその凄さに感心させられる。
今週も予選通過は勿論、上位争いまで期待しながら注目し、応援して行きたい。
松山や新シーズンが始まって
気持ち新たに期待するかも
松山や続ける粘り感心し
新シーズンも期待するかも
それから、アジアンツアーはオープンウイークとなっており、オーストラリア男子ツアー(ISPS HANDA PGA Tour of Australasia)は引き続きシーズンオフに入っている。