sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.1.11①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 先週、日本人選手が出場していた目ぼしいツアーは、ハワイで開催されていた米国男子ツアーの選ばれしメンバーによる大会、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で、昨年ツアーで優勝した37名と東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレが出ていた。

 

 この中に日本のエース、松山英樹が入っているのが誇らしい。

 

 ただ松山英樹は昨年の10月に日本で開催された唯一の米国男子ツアー、「ZOZOチャンピオンシップ」で優勝した後、2か月半休んでおり、練習不足、体力不足もあったようで、その割には納得の行く結果であったようだが、強烈な伸ばし合いの中でトップ争いまではまだまだ遠いようであった。

 

 優勝したキャメロン・スミス(オーストラリア)は4日間爆発的に伸ばし続けた結果、トータル-34と驚異的な結果を魅せ、完全優勝したが、松山英樹は十分な結果とは言え、トータル-21の13位タイと、13打差を付けられ、またベストテンに入れず、ちょっと凹む結果でもあった!?

 

 特に初日、それも前半はゆっくりした発進を心掛けたような印象で、5バーディー、1ボギーの-4で13位タイのまあまあ好発進で、ホッとさせた。

 

 第2日目は少しギアを上げ、1イーグル、7バーディー、1ボギーの-8、トータル-12と爆発的に伸ばし、8位上げて5位タイに付けて来た。

 

 この日は前半から伸ばし、周りの伸ばし合いに付いて行けるかと一気に期待が膨らんだ。

 

 しかし、第3日目には5バーディーの-5、トータル-17と大きく伸ばしながらも、周りは更に伸ばしているので3位下がって8位タイになっている。

 

 そして最終日も5バーディー、1ボギーの-4、トータル-21と伸ばしながらも、周りは更に伸ばしているので5位下がって13位タイと、初日の順位まで下がっている。

 

        松山や伸ばし合いには間に合わず

        次の機会に期待するかも

 

 なお、この大会には途中、全米女子チャンピオンの笹生優花が観に来て居り、いよいよ今年が始まることを感じさせた。

 

 それはまあともかく、先ずは女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

     順位  変動  氏名     

   6位  ー   畑岡奈紗(22歳、158㎝)    

   8位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)    

  14位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  16位  ー   稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)    

  37位  ー   渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)   

  38位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)    

  39位 ↑ 1 西村優菜(21歳、150㎝、50㎏)   

  61位 ↑ 1 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)   

  64位  ー   山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  67位 ↓ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)    

  71位 ↓ 2 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  72位  ー   勝みなみ (23歳、157㎝)

  77位 ↑ 1 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  87位 ↓ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  91位 ↑ 2 原英莉花(22歳、173㎝、58㎏) 

  96位  ー   大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 113位 ↑ 1 岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)

 116位 ↑ 1 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 117位 ↓ 1 若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏) 

 118位 ↑ 2 菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)

 

 日本人選手が出ている目ぼしいレギュラークラスのツアーがシーズンオフに入っているので、比較的上位の選手には大きな変動がなく、以下、1200位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。

 

 石川明日香(24歳、161㎝、57㎏)は4位上がって238位に、黄金世代の高木優奈(23歳、156㎝、55㎏)は4位上がって271位に、中堅の山城奈々(28歳、160㎝、59㎏)は4位上がって293位に、黄金世代の小倉ひまわり(23歳、158㎝、55㎏)は4位上がって802位になっている。

 

 また、プラチナ世代で昨年6月の最終プロテストに合格した橋添穂(ミノリ、21歳、154㎝、51㎏)は4位上がって942位に、まあまあベテランの井上希(33歳、160㎝、52㎏)は5位上がって983位に、黄金世代で昨年6月に最終プロテストに合格した山田彩歩(サホ、23歳、157㎝、50㎏)は6位上がって1047位に、アマチュアの益田世梨(セリ、東北福祉大、18歳、160㎝)は6位上がって1195位になっている。

 

 次に、男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  19位 ↓ 1 松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)    

  51位 ↓ 1 金谷拓実(23歳、173㎝、75㎏)

  73位 ↓ 4 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  92位 ↓ 1 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 101位 ↓ 2 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 119位 ↓ 1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)  

 128位 ↓ 1 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)   

 136位 ↑ 1 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)    

 138位 ↑ 1 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)       

 144位 ↑ 2 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)  

 150位 ↑ 1 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 164位 ↑ 3 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 169位 ↓ 1 岩田寛(40歳、177㎝、74㎏)

 171位 ↑ 1 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)

 172位 ↓ 2 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 185位 ↓ 1 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 187位 ↓ 1 石川遼(30歳、175㎝、70㎏)

 191位 ↑ 1 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 204位 ↓ 3 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 217位 ↑ 4 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏) 

 

 男子の場合も日本人選手が出場しそうな目ぼしいレギュラークラスのツアーがシーズンオフに入っているので、比較的上位の選手には大きな変動がなく、以下、900位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。 

 

 米国帰りの中堅、小平智(32歳、173㎝、68㎏)は6位上がって302位に、鍋谷太一(25歳、177㎝、72㎏)は4位上がって603位に、中堅の薗田峻輔(32歳、177㎝、88㎝)は5位上がって750位に、西山大広(タイコウ、24歳、165㎝、75㎏)は4位上がって764位に、中堅大型選手の小袋秀人(30歳、183㎝、82㎏)は4位上がって785位になっている。

 

 また、勝俣陵(26歳、174㎝、73㎏)は5位上がって792位に、新鋭の坂本雄介(23歳、174㎝、75㎏)は5位上がって857位に、ベテランの海老根文博(46歳、177㎝、75㎏)は6位上げて861位に、時折気に留まるようになった今野大喜(24歳、170㎝、80㎏)は5位上がって865位に、竹安俊也(29歳、175㎝、77㎏)は4位上がって868位になっている。

 

 そして今週であるが、米国男子ツアーの2022年第2戦目、「ソニー・オープン・イン・ハワイ」が時差-19時間の米国・ハワイ州オアフ島で開催され、日本のエースでマスターズチャンピオンの松山英樹の他、金谷拓実、星野陸也、小平智、米国の大学出身でマンデートーナメントを通った石過功一郎(23歳、173㎝、77㎏)、およびスーパーアマチュアの中島啓太が出場する予定である。

 

 楽しみに待ちたい。