sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける女子日本人選手の動向・・・R4.4.19②

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 男子に付いては既に触れたので、ここでは女子の先週開催されたツアーの振り返り、および世界ランキングの変動に付いて触れておく。

 

 4月に入って日本人選手が出場出来そうで世界ランキングの変動に関係しそうな目ぼしいゴルフツアーは下部ツアーも含めて日常的に行われるようになり、如何にも新年度が始まったと言う感じがする。

 

 彼方此方の桜の花は既に散り、新緑の季節が近いことを思わせているが、鼻や目の方は相変わらず多く舞っている花粉の所為でムズムズし放しである。

 

 それはまあともかく、先ずは先週開催されたゴルフツアーから簡単に振り返っておく。

 

 先ず4月12日(火)に千葉県において、1日競技としてレベル的にはステップアップツアーのまだ下部に当たる、最終プロテスト合格を目指す25歳以下の選手に機会を設けたマイナビネクストヒロインゴルフツアーの開幕戦、「マイナビカップ」が開催された。

 

 トータル-3まで伸ばして首位タイに入り、プレーオフを制して見事優勝したのは狭間世代の中野なゆ(22歳、158㎝)で、プレーオフに敗れた結果、単独2位となったのは識西(オニシ)諭里(ユリ、24歳、166㎝)であった。

 

 中野なゆにとっては嬉しい初優勝であった。

 

        中野なゆプレーオフ勝ち自信付け

        次のステップ期待膨らみ

 

 識西諭里はこれでマイナビネクストヒロインゴルフツアーを卒業し、全米女子オープンの予選会にチャンレンジする等、新たな道を模索するそうな。

 

        識西諭里温い環境後にして

        分厚い壁にぶつかるのかも

 

 また4月12日(火)の朝から大分県において国内女子ツアーの下部に当たるステップアップツアー、「フンドーキンレディース」が3日間に日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング752位(先週時点で。以下同様)で狭間世代の大林奈央(22歳、163㎝、60㎏)で、トータル-13まで伸ばして見事完全優勝であった。

 

 初日に-8と爆発的に伸ばして首位タイに立ち、第2日目にはトータル-9まで伸ばして単独首位となり、最終日にはトータル-13まで伸ばした。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは490位まで上がっている。

 

        大林完全勝利強さ魅せ

        次の機会に期待膨らみ

 

 トータル-7まで伸ばして2位タイに入ったのは世界ランキング422位の山内日菜子(25歳、162㎝、60㎏)、世界ランキング463位で昨年の11月に最終プロテストに合格した尾関彩美悠(アミユ、18歳、158㎝、50㎏)、世界ランキング632位の新田彩乃(27歳、167㎝、56㎏)、世界ランキング928位で昨年11月に最終プロテストに合格した丹萌乃(25歳、160㎝)であった。

 

 なおこの試合の結果世界ランキングが山内日菜子は408位に、尾関彩美悠は428位に、新田彩乃は560位に、丹萌乃は716位に上がっている。

 

 また、4月13日(水)の朝からタイにおいて欧州女子ツアーとアジアンツアーの共催大会、「トラスト・ゴルフ・アジアン・ミックス・ステーブルフィールド・チャレンジ」が4日間の日程で開催されたが、これに付いては既に男子の方で触れた。

 

 また、4月14日(木)未明から時差-19時間のハワイにおいて米国女子ツアー、「ロッテ選手権」が開催された。

 

 出場した日本人選手は世界ランキング11位で黄金世代を代表し、エースの畑岡奈紗(23歳、158㎝)、世界ランキング12位で新世紀世代を代表し、全米女子オープンで優勝した笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)、世界ランキング20位でプラチナ世代を代表し、安定してプレイが売りの古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング37位で黄金世代をリードするひとり、全英女子オープンで優勝した渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)、世界ランキング472位で米国女子ツアー3勝を誇り、リオ五輪では4位に入った野村敏京(29歳、166㎝、60㎏)、世界ランキング1172位でプラチナ世代の山口すず夏(21歳、160㎝)で、笹生優花、古江彩佳、渋野日向子、野村敏京が予選を通過している。

 

 笹生優花は初日+1と少し落として63位タイと出遅れ、第2日目にはトータル+3まで落としてぎりぎりで予選を通過した。

 

 そして第3日目にはトータル+4に落としながらも56位タイに上げ、最終日はトータル+4を維持して56位タイを維持した。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは12位に下がっている。

 

 でもまあ、何とか納得の行くプレイで締められたようである。

 

        笹生優花じわじわ落とし最終日

        何とか気持ち繋がったかも

 

 古江彩佳は初日-1と少し伸ばして26位タイと何時ものようにまあまあの発進で、第2日目にはトータルイーブンに落として33位タイに下がっている。

 

 第3日目には+6まで落として68位タイまで下がったところはらしくなかったが、最終日にトータル+6と維持し、67位タイに入ったところが彼女らしさであった!?

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは22位に下がっている。

 

        古江彩佳三日目崩れらしくなく

        其れでも最後らしかったかも

 

 渋野日向子は初日-1と少し伸ばして26位タイとまあまあ好発進で、第2日目にはトータル-3まで伸ばして11位タイに上げている。

 

 マスコミやファンが騒ぎ出して第3日目にはトータル-7まで伸ばし、2位タイに上げ、最終日にはトータル-9まで伸ばして単独2位に入った。

 

 決勝ではボギーを打たず、大崩れせず、完成形に近付きつつある渋野日向子。海外でも待たれていたヒロインのようである。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは31位まで上がっている。

 

        渋野日向子ボギー打たずに二位となり

 

        渋野日向子大崩れせず二位となり

 

        渋野日向子ベストファイブにまた入り

        ファンやマスコミ騒ぎ出すかも

 

 野村敏京は初日+2で72位タイと出遅れたが、第2日目にはトータル+3まで落としながらも62位タイに上げてぎりぎりで予選を通過した。

 

 そして、第3日目にはトータル+6まで落として68位タイとなったが、最終日にはトータル+3まで伸ばして48位タイに入っている。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは445位まで上がった。

 

        腰痛と上手く付き合う野村かな

        ランクを上げる活躍を魅せ

 

 また4月14日(木)の朝から韓国において韓国女子ツアー(KLPGA )の今シーズン第2戦、「メディヒール朝鮮日報チャンピオンシップが4日間の日程で開催された。

 

 優勝したのは世界ランキング129位のパク・ジヨンで、この試合の結果、92位まで上がっている。

 

 また4月15日(金)の朝から熊本県において国内女子ツアー、「KKT杯バンテリンレディスオープン」が3日間の日程で開催された。

 

 最後まで激しいバトルが繰り広げられ、トータル-8まで伸ばして首位タイに入ったのは、世界ランキング108位で黄金世代の初優勝が待たれるひとり、植竹希望(ノゾミ、23歳、170㎝、59㎏)、世界ランキング89位でプラチナ世代をリードするひとり、コスメ番長と呼ばれる吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)、世界ランキング425位で昨年6月に最終プロテストに合格したプラチナ世代の新人、小倉彩愛(サエ、21歳、158㎝、50㎏)、世界ランキング39でプラチナ世代をリードするひとり、小さな巨人の西村優菜(21歳、150㎝弱、50㎏)であった。

 

 その中から6ホールにも及ぶプレーオフを制して見事優勝したのは植竹希望で、勿論嬉しい国内女子ツアー初優勝であった。

 

 なお、この試合の結果、世界ランキングは80位まで上がっている。

 

        植竹やプレーオフ制し初勝利

        彼方此方感謝感涙に濡れ

 

 プレーオフ6ホール目で負けた吉田優利は世界ランキングが85位まで上がっている。

 

 プレーオフの2ホール目で脱落した小倉彩愛は世界ランキングが259位まで上がっている。

 

  プレーオフの1ホール目で脱落した西村優菜は世界ランキングが37位まで上がっている。

 

 なお、オーストラリア女子ツアーはオープンウィークであった。

        

 次に世界ランキングであるが、日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

   順位  変動  氏名     

  12位 ↓ 1 畑岡奈紗(23歳、158㎝) 

  13位 ↓ 1  笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)            

  22位 ↓ 2 古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏) 

  24位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)   

  25位 ↓ 2 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg) 

  31位 ↑ 6 渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)

  37位 ↑ 2 西村優菜(21歳、150㎝弱 50㎏)  

  59位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)       

  67位 ↑ 1 小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)

  70位 ↓ 4 山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏) 

  72位  ー   堀琴音(26歳、165㎝、56kg)  

  74位 ↓ 1 勝みなみ (23歳、157㎝)

  75位 ↑ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)      

  77位  ー   高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  80位 ↑28 植竹希望(23歳、170㎝、59kg)

  85位 ↑ 4 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  97位 ↓ 5 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

  98位 ↓ 3 原英莉花(23歳、173㎝、58㎏) 

 109位 ↑ 5 渡邉彩香(28歳、172㎝、65kg)

 121位  ー   三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 

 先週も彼方此方で開催され、その幾つかで日本人選手が活躍した結果、まあまあ大きな変動も観られたので、以下、1000位までの範囲で50位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 上記の小倉彩愛(21歳、160㎝、53㎏)は166位上がって259位に、同じくレギュラーツアーに出て11位タイに入った、昨年11月の最終プロテストに合格した竹田麗央(19歳、166㎝、68㎏)は51位上がって366位に、上記の大林奈央は263位上がって490位に、上記の新田彩乃(27歳、167㎝、56㎏)は72位上がって560位に、レギュラーツアーに出て14位タイに入ったベテランの青山加織(36歳、154㎝、50㎏)は163位上がって591位になっている。

 

 また、上記の丹萌乃(25歳、160㎝)は212位上がって716位に、黄金世代で米国女子ツアーの下部に当たるエプソンツアーを主戦場としている西畑萌香(24歳、159㎝、52㎏)は70位上がって743位に、鬼頭さくら(27歳、162㎝、63㎏)は50位上がって833位に、昨年6月の最終プロテストに合格した狭間世代の薮田梨花は116位上がって905位に、照山亜寿美(27歳、160㎝)は91位上がって966位になっている。

 

 そして今週であるが、先週に引き続き男女共に彼方此方で開催され、その幾つかには日本人選手も出るようなので、今週もまた寝不足は覚悟しなければなるまい!?

 

 今週も国内が充実しており、木曜日の朝から早速ステップアップツアー、マイナビネクストヒロインゴルフツアーが開催され、金曜日の朝からは国内女子ツアーも開催される予定である。

 

 また海外では、木曜日の朝からオーストラリアの女子ツアーと欧州女子ツアーが共催する大会、および韓国女子ツアー、木曜日の夜からは米国女子ツアーの開催が予定されている。

 

 上記の内の幾つかには日本人選手も出場すると思われるので、ライブ中継の視聴、公式サイトでの速報検索等をしながらのんびり楽しみたい。