sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.1.25①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 先週は目ぼしいゴルフツアーがアジアでも日本に割と近いシンガポール、少し遠く、ヨーロッパに近いアラブ首長国連邦、もっと遠い米国本土と広範囲に分かれて開催されていた。

 

 それに男子だけではなく、女子でも開催されており、その内の多くに日本人選手が出ていたので、結構楽しめ、嬉しい疲れが残る週であった。

 

 そんなわけで今は祭りの後状態であるが、もう暫らくしたら今週のツアーが始まるので、そろそろ頭を起こし、先週の軽い振り返りをし、今週の世界ランキングの動向に付いて簡単に書き留めておきたい。

 

 先ずは男子の方であるが、1月20日(木)の朝からシンガポールで国内男子ツアーとアジアンツアーの共催競技で、アジアンツアーではシーズン最終戦の「SMBCシンガポールオープン」が開催され、20名の日本人選手が出ていた。

 

 コロナ禍の影響で日本人選手の出場人数が激減し、更に競技中は雷雲接近によるサスペンデッドの影響もあって予選ラウンドでは2日続きの日没サスペンデッドとなり、かなり厳しい状況であった。

 

 そんな中、予選を通過出来たのはその内の11名で、その中でも新鋭の桂川有人と中堅の小林伸太郎がベストテンに入った。

 

 桂川有人は第1ラウンド-3まで伸ばして6位タイと好発進をして、第2ラウンドでは-1、トータル-4と少し伸ばして5位タイに上げ、第3ラウンドでは-3、トータル-7と伸ばして4位タイに上げ、そして最終ラウンドでは-3、トータル-10と伸ばして2位タイに入ったので、全英オープンへの出場権を得ている。

 

        桂川じわじわ上げて全英に

        道が繋がり期待膨らみ

 

 小林伸太郎も第1ラウンド-2で16位タイとまずまずの好発進をし、第2ラウンドでは-1、トータル-3と少し伸ばして9位タイまで上げたが、第3ラウンドで+2、トータル-1と落とし、30位タイに下がってしまった。

 

 しかし、最終ラウンドで-4、トータル-5と伸ばし、9位タイに入っている。

 

        小林伸一旦下がり奮起して

        最後は九位確保したかも

 

 もう一つ、男子で日本人選手が出ていたのは1月20日(木)の午後からアラブ首長国連邦で開催されていたDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)の高額賞金大会のロレックスシリーズ、「アブダビHSBC選手権」で、新鋭の金谷拓実と中堅で旅人ゴルファーの川村昌弘が出ていた。

 

 この大会も日没サスペンデッドがあり、最終日までは結構忙しくなっていた。

 

 米国男子ツアーでは中々通用しないように見える金谷拓実であるが、第1ラウンドでは-6まで伸ばして4位タイの好発進が出来、第2ラウンドでは+1、トータル-5と少し落として6位タイに下がり、第3ラウンドでは+3、トータル-2と落として28位タイまで下がっている。

 

 しかしここで踏ん張り、最終ラウンドでは-1、トータル-3と少し伸ばして25位タイに入って意地を魅せた。

 

        金谷拓実下がりながらも最後上げ

        少しは意地を魅せられたかも

 

 主戦場としている川村昌弘はコロナ禍で大分間が開いて上手く調整出来なかった面もあるのか、初日は-1と少し伸ばしたものの54位タイと出遅れ気味で、第2ラウンドでは+4、トータル+3と落として62位タイに下がり、ぎりぎりの予選通過であった。

 

 第3ラウンドでも+3、トータル+6と落として74位まで下がり、最終ラウンドでイーブン、トータル+6と維持して65位タイに上げ、漸く意地を魅せられたか!?

 

        川村やコロナ禍の所為隔離され

        調整不足出ていたのかも

 

 一方女子では米国のフロリダ州で1月20日(木)の夜から米国女子ツアーの選ばれし29名による大会、「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメントオブチャンピオンズ」が開催され、日本のエース畑岡奈紗と新鋭の笹生優花が出場していた。

 

 畑岡奈紗は初日-1で14位タイとまずまずの発進であったが、第2日目には-1、トータル-2と少し伸ばしながらも17位タイに下がり、第3日目には+4、トータル+2と落として20位タイまで下がっている。

 

 第3日目には雨が降り、気温がかなり下がったようで、最終日も低温で悩まされた選手が多かったが、畑岡奈紗はトータル+2を維持して18位タイに上げ、最後の意地を魅せている!?

 

        畑岡奈紗悔しい思い引き続き

        次の活躍期待するかも

 

 笹生優花の方は隔離生活も巧く過ごせたのか、初日は-4まで伸ばして2位タイに付け、大いに期待させた。

 

 しかし、第2日目には-2、トータル-6と伸ばしたものの、7位まで下がり、このままずるずる下がってしまうのかと心配させた。

 

 しかししかし、ここで諦めてしまわないのが彼女の好いところのようで、寒さに悩まされながらも、第3日目には-4、トータル-10まで伸ばして単独5位に戻し、最終日は+1、トータル-9と少し落として単独6位と少し下がっている。

 

 まあ初戦にしては上出来との好評価も多く、これからに期待が繋がる。

 

        笹生優花楽しみながら上位入り

        後の活躍期待するかも 

 

 次に世界ランキングであるが、先ずは男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  10位  ー   松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)    

  55位 ↓ 2 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  76位 ↓ 2 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  95位 ↓ 1 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 106位 ↓ 4 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 124位 ↓ 4 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)  

 126位 ↑ 1 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)   

 128位 ↑ 4 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)    

 139位 ↓ 4 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)       

 143位 ↓ 1 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)  

 158位 ↓ 2 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 169位 ↓ 3 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 175位 ↓ 1 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)

 176位 ↓ 3 岩田寛(40歳、177㎝、74㎏) 

 179位 ↓ 4 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 191位 ↓ 9 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 196位 ↓ 8 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 201位 ↓10 石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 207位 ↓13 石川遼(30歳、175㎝、70㎏)

 224位 ↓ 4 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏) 

 

 男子の場合は変動に大きく影響を与える米国男子ツアーの今年の分が既に始まっており、コロナ禍で中断されていた欧州男子ツアーも再開された。

 

 また配当ポイントが比較的少ないにしても、アジアンツアーも開催されているので、どんな変動があったのか注目していたら、先週に引き続き全体には下がっている印象が強く、以下で上がっている選手自体が僅かであった。

 

 取り敢えず最下位の1706位までずっと下スクロールして見て行ったら、米国男子ツアーに下部からでも復帰を目指している中堅の小平智(32歳、172㎝、70㎏)が6位上がって263位に、国内男子&アジアンツアーで2位タイに入った新鋭の桂川有人(23歳、167㎝)が181位上がって397位に、同じく国内男子&アジアンツアーで9位タイに入った中堅の小林伸太郎(35歳、177㎝、80㎏)が44位上がって446位になっている。

 

 次に、女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

     順位  変動  氏名     

   7位 ↓ 1 畑岡奈紗(23歳、158㎝)    

   9位 ↓ 1 笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)    

  14位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  15位  ー   稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)    

  37位  ー   渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)   

  39位 ↓ 1 西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)    

  41位  ー   西村優菜(21歳、150㎝、50㎏)   

  61位  ー   小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)   

  64位  ー   山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  65位 ↑ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)    

  71位  ー   勝みなみ (23歳、157㎝)

  72位  ー   上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  79位 ↓ 1 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  86位 ↑ 2 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  89位 ↑ 2 原英莉花(22歳、173㎝、58㎏) 

  95位  ー   大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 111位 ↑ 1 岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)

 112位 ↑ 2 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 117位  ー   若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏) 

 118位  ー   菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)

 

 日本人選手が出ている目ぼしいレギュラークラスのツアーとしては米国女子ツアーの新シーズンが始まったが、出場選手の少ない大会であったので、比較的上位の選手には大きな変動がなく、以下、700位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。

 

 残念ながらシード権を失ってしまった中堅の福田真未(29歳、168㎝、58㎏)が4位上がって243位に、昨年の9月に棄権してから心配されている中堅の新海美優(26歳、162㎝、58㎏)が4位上がって356位に、ステップアップツアーを中心に活躍していた印象の中堅の山内日菜子(25歳、162㎝、60㎏)が4位上がって429位に、ステップアップツアーを中心に活躍し、イップスを克服しつつあるベテランの服部真夕(33歳、166㎝、57㎏)が4位上がって433位に、ベテランの前田陽子(37歳、164㎝、60㎏)が6位上がって479位になっている。

 

 また、ステップアップツアーを中心に活躍している中堅の井上りこ(28歳、164㎝、57㎏)が5位上がって640位に、ステップアップツアーを中心に活躍している新武瑠衣(28歳、165㎝、55㎏)が4位上がって673位に、昨年11月の最終プロテストに合格した新世紀世代の永嶋花音(ハナネ、20歳、157㎝、54㎏)は4位上がって679位に、ステップアップツアーを中心に活躍しているベテランの福田侑子(40歳、168㎝、66㎏)は5位上がって693位になっている。

 

 そして今週であるが、男子では米国男子ツアーが人気競技アメリカンフットボールの影響を受けて米国・カルフォルニア州で明後日未明から、DPワールドツアー欧州男子ツアーが引き続き中東で明後日午後から開催される予定で、何れにも日本人選手が出る予定である。

 

 少なくとも米国男子ツアーの方はライブ中継が予定されているので、楽しみに待ちたい。

 

 また、女子では引き続き米国・フロリダ州で明々後日夜から米国女子ツアーが開催され、畑岡奈紗、笹生優花に加えて古江彩佳も出る予定である。

 

 此方のライブ放送は何時ものようにWOWOWだけであろうが、楽しみには違いない。