sanso114の日記

日々気になったことを気楽に書き留めています。

今週のゴルフ世界ランキングにおける男女日本人選手の動向・・・R4.1.19①

 今週も週明けになると毎週前半に発表されるゴルフの男女世界ランキングにおける日本人選手の動向が気になる。

 

 何時もであればそれを遅くとも火曜日には書き留めておくのであるが、先週のツアーでは男子ゴルフの日本のエース、松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)の感動的な優勝があったもので、その余韻に浸っている内に1日遅れ、今日になった。

 

 昨日辺りはまだテレビで再放送をやっており、ユーチューブに動画がどんどん上がり出した。

 

 記事も角度を変えて書かれ、そんなこんなで楽しむことが出来たが、流石に引き始めたようだ。

 

 そりゃ明日から目ぼしいツアーがまた始まるからね。

 

 と言うわけで私も今日から日常に戻ろうとしている。

 

 なんて、私の日常は元々が暇人だから、大して変わらないけどね。

 

 それはまあともかく、先週日本人選手が出場していた目ぼしいツアーとしてまず挙げたいのはやはり上記の松山英樹が出場していた大会で、米国ハワイ州オアフ島にあるホノルルで開催されていた米国男子ツアー、「ソニー・オープン・イン・ハワイ」である。

 

 この大会には松山英樹の他、東北福祉大学の後輩で米国男子ツアー参戦を目指している金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)、細身ながら飛ばし屋の若手大型選手の星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)、アマチュア世界ランキング1位で米国男子ツアー参戦への夢を膨らませている中島啓太(日本体育大学3年生、21歳、178㎝、75㎏)、米国男子ツアーへの復帰を目指している中堅の小平智(32歳、172㎝、70㎏)、米国のアリゾナ州立大学を卒業して昨年国内男子ツアーの最終プロテストを合格し、マンデートーナメントを通過した新鋭の石過功一郎(23歳、173㎝、86㎏)が出ていた。

 

 その内、松山英樹小平智、中島啓太が予選を通過しており、上記のように松山英樹が優勝したが、これは米国男子ツアーで今シーズン2勝目、通算で8勝目となり、アジアでは最多タイ記録となっている。

 

 松山英樹は初日-4まで伸ばして24位タイと、今年初戦の「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の初日13位タイより更にゆっくりと出ている。

 

 しかし、第2日目には-5、トータル-9と大きく伸ばして5位タイまで上げ、第3日目には-7、トータル-16と爆発的に伸ばし、首位に立つラッセル・ヘンリー(米国、32歳、183㎝、82㎏)と2打差の2位タイまで上げている。

 

 そして最終日を迎え、前半では-3、トータル-19と確り伸ばしながらも、ラッセル・ヘンリーがゾーンに入ったような伸ばし方でトータル-24まで伸ばし、5打差を付けられた。

 

 普通であればここで諦めるのかも知れないが、それでも松山英樹は強い気持ちを持って後半に攻め続け、後半だけで4打伸ばし、トータル-23として最終の第18ホールで遂に追い着いた!

 

 対するラッセル・ヘンリーは後半松山英樹の勢いに魅入られたように伸ばせず、1ボギーの+1、トータル-23と少し落としている。

 

 プレーオフでもその勢いの差が出、松山英樹の天から降臨するスーパーショットも加わって、上記の感動的な終幕を迎えている。

 

        松山やまだ感動が押し寄せて

        動画何度も見直すのかも

 

 また、小平智は初日+1の119位タイと大きく出遅れたが、第2日目に-6、トータル-5と劇的な回復を見せて48位タイまで上げ、ぎりぎりで予選通過を果たしている。

 

 第3日目にもその勢いは止まらず、-5、トータル-10まで伸ばして18位タイに上げ、最終日にも-5、トータル-15まで伸ばして12位タイに入っている。

 

 残念ながら今週の出場権が得られる10位以内とはならなかったが、下部からでも這い上がると覚悟を決めたので落ち着いたのか、かなり好い感じで来ているのは確かなようである。

 

        小平や覚悟を決めて落ち着きが

        プレーにも出て期待膨らみ

 

 それから中島啓太であるが、初日は-3まで伸ばしながらも40位タイと少し出遅れ気味で、第2日目には-6、トータル-9と松山英樹を上回る伸ばし方で5位タイに追い着き、松山英樹の決勝ラウンドに刺激を与えるほどの勢いを見せた!?

 

 しかし第3日目には緊張が高まり、また難しい状況も影響したのか、+2、トータル-7と落とし、39位タイまで下がり、悔し涙を流している。

 

 それで吹っ切れたのか、最終日は-3、トータル-10まで伸ばし、単独41位まで下がりはしたが、落ち着きを取り戻している。

 

 それだけではなく、ホールアウトした後、最終組に付いて歩き、ちょうど松山英樹の感動的な後半を目に焼き付け、大きな勉強にもなったようだ。

 

        中島や色々揺れた四日間

        新たな道が見えて来たかも

 

 もう一つ開催された目ぼしいツアーはシンガポールで行われたアジアンツアー、「シンガポールインターナショナル」で、日本人選手としてはアジアンツアーの賞金ランキングが20位の関藤直煕(24歳、171㎝、68㎏)、国内男子ツアーでのメジャー大会にも優勝経験があるベテランの小林正則(45歳、186㎝、79㎏)、水野眞惟智(28歳、172㎝)が出ていた。

 

 それから、アジアンツアーの賞金ランキングが11位で日系タイ人のコウスケ・ハマモトも出ており、注目されていた。

 

 この内、小林正則、水野眞惟智、コウスケ・ハマモトが予選を通過し、最終的にコウスケ・ハマモトがトータル+1で5位タイ、小林正則がトータル+6で21位タイ、水野眞惟智がトータル+11で48位タイとなっているから、かなり難しい状況だったようである。

 

 先ずは女子の日本人選手トップ20の変動から挙げておく。

 

     順位  変動  氏名     

   6位  ー   畑岡奈紗(22歳、158㎝)    

   8位  ー   笹生優花(20歳、166㎝、63㎏)    

  14位  ー   古江彩佳(21歳、153㎝、54㎏)    

  15位 ↑ 1 稲見萌寧(22歳、166㎝、58kg)    

  37位  ー   渋野日向子(23歳、167㎝、62㎏)   

  38位  ー   西郷真央(20歳、158㎝、57㎏)    

  41位 ↓ 2 西村優菜(21歳、150㎝、50㎏)   

  61位  ー   小祝さくら(23歳、158㎝、58㎏)   

  64位  ー   山下美夢有(20歳、150㎝、52㎏)  

  66位 ↑ 1 鈴木愛(27歳、155㎝)    

  71位 ↑ 1 勝みなみ (23歳、157㎝)

  72位 ↓ 1 上田桃子(35歳、161㎝、54㎏)

  78位 ↓ 1 高橋彩華(23歳、162㎝、55㎏)

  88位 ↓ 1 吉田優利(21歳、158㎝、58㎏)

  91位  ー   原英莉花(22歳、173㎝、58㎏) 

  95位 ↑ 1 大里桃子(23歳、171㎝、60㎏)

 112位 ↑ 1 岡山絵里(25歳、161㎝、64㎏)

 114位 ↑ 2 三ヶ島かな(25歳、164㎝、51㎏)

 117位  ー   若林舞衣子(33歳、165㎝、60㎏) 

 118位  ー   菊地絵理香(33歳、157㎝、52㎏)

 

 日本人選手が出ている目ぼしいレギュラークラスのツアーがシーズンオフに入っていたので、比較的上位の選手には大きな変動がなく、以下、1000位までの範囲で4位以上上がった選手に付いて簡単に書き留めておく。

 

 今回もまだ5位以上としなかったのは、それでは本格的に変動している時に比べて少なかったからである。

 

 大ベテランでレジェンド級大山志保(44歳、168㎝、62㎏)は7位上がって182位に、大型アスリート系で注目されることも多い柏原明日架(25歳、171㎝、63㎏)は4位上がって184位に、下部のステップアップツアーで頑張るベテランの西山ゆかり(39歳、162㎝、58㎏)は6位上がって410位に、もしかして痩せた? と言われる飛ばし屋の川岸史果(27歳、166㎝)は4位上がって452位に、ステップアップツアーで頑張るベテランの川満陽香里(34歳、164㎝、57㎏)は4位上がって461位になっている。

 

 またステップアップツアーで頑張っているベテランの岩橋里衣(35歳、156㎝、53㎏)は4位上がって468位に、佐伯朱音(アカネ、26歳、156㎝、58㎏)は10位上がって681位に、高校生の手塚彩馨(アヤカ、16歳、148㎝)は4位上がって764位に、昨年のプロテスト受験は見送って大学進学を選んだ湯浅芹(18歳、160㎝)は8位上がって949位に、人気があるのか結構名前を見る斉藤愛璃(32歳、165㎝、55㎏)は9位上がって959位になっている。

 

 次に、男子の日本人選手のトップ20の変動を挙げておく。

 

    順位    変動  氏名       

  10位 ↑ 9 松山英樹(29歳、180㎝、90㎏)    

  53位 ↓ 2 金谷拓実(23歳、172㎝、75㎏)

  74位 ↓ 1 木下稜介(30歳、174㎝、75㎏)

  94位 ↓ 2 星野陸也(25歳、186㎝、76㎏)   

 102位 ↓ 1 稲森佑貴(27歳、169㎝、68㎏) 

 120位 ↓ 1 香妻陣一朗(27歳、165㎝、71㎏)  

 127位 ↑ 1 谷原秀人(43歳、178㎝、80㎏)   

 132位 ↑ 4 大槻智春(31歳、172㎝、94㎏)    

 135位 ↑ 3 今平周吾(29歳、165㎝、67㎏)       

 142位 ↑ 2 堀川未来夢(29歳、176㎝、84㎏)  

 156位 ↓ 6 池田勇太(36歳、177㎝、85㎏)

 166位 ↓ 2 比嘉一貴(26歳、158㎝、70㎏)

 173位 ↓ 4 岩田寛(40歳、177㎝、74㎏)

 174位 ↓ 3 片岡尚之(24歳、171㎝、67㎏)

 175位 ↓ 3 川村昌弘(28歳、173㎝、72㎏)

 182位 ↑ 3 浅地洋佑(28歳、169㎝、68㎏)

 188位 ↑16 @中島啓太(21歳、178㎝、75㎏)

 191位  ー   石坂友宏(22歳、173㎝、75㎏)

 194位 ↓ 7 石川遼(30歳、175㎝、70㎏)

 220位 ↓ 3 宮里優作(41歳、170㎝、70㎏) 

 

 男子の場合は変動に大きく影響を与える米国男子ツアーの今年の分が既に始まっており、また配当ポイントが比較的少ないアジアンツアーも開催されているので、どんな変動があったのか注目していたら、全体には下がっている印象が強く、以下で上がっている選手自体が僅かであった。

 

 取り敢えず最下位の1715位までずっと下スクロールして見て行ったら、上記のように米国男子ツアーで奮闘していた中堅の小平智が33位上がって269位になっているのだけが気に留まった。

 

 アジアンツアーで予選を通過して奮闘していた小林正則、水野眞惟智は余程深く沈んでいたのか、1715位のままであった。

 

 そして今週であるが、明日、1月20日(木)からシンガポールで国内男子ツアーの開幕戦、「SMBCシンガポールオープン」がアジアンツアーとの共催で開催されるが、既に記事が出ているように先週のアジアンツアーメンバーの規定違反により今週参加予定であった日本人選手の多くが影響を受けて出られなくなり、大きな変更を余儀なくされた。

 

 例えば賞金ラインキングには加算されない等で、そんなことも含めて出なくなった選手もいるようで、残念なことになっている。

 

 また米国男子ツアーは米国本土に場所を移し、カルフォルニア州で「ザ・アメリカンエクスプレス」が同じく1月20日(木)~23日(日)の日程で開催されるが、エースの松山英樹は出ないそうなので、ちょっと興味が薄れる。

 

 それから、同じく1月20日(木)~23日(日)の日程でアラブ首長国連邦においてDPワールドツアー(旧欧州男子ツアー)、「アブダビHSBC選手権」が開催される予定であるが、旅人ゴルファーの川村昌弘が出場するのであろうか!?

 

 また女子では、いよいよ今年の開幕戦として、同じく1月20日(木)~23日(日)の日程で米国フロリダ州において米国女子ツアーの選ばれし者の大会、「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメントオブチャンピオンズ」が開催される予定である。

 

 この大会には日本人選手としてエースの畑岡奈紗、新鋭の笹生優花と2人出る予定なので誇らしいし、期待に胸が膨らむ。

 

 ともかく、開催される大会が次第に増えて来ており、これは楽しみだ!?