11月8日(月)は立冬だったので、暦の上ではもう冬になった。
私の住む奈良県の生駒地方では昨夜から結構な雨が降り、最低気温が10℃、最高気温が14℃と言う感じであるから、まだ晩秋と言う感じか。
実感として冬までは行かないが、今朝辺りはこれまでより肌寒く感じられた。
そんな中、今週も彼方此方で幾つかの男女ゴルフツアーの開催が予定されている。
今週もコロナ禍の影響を受けて中止となったツアーもあるが、多分代替のツアーが予定されているので、期待していた目ぼしいツアーは全て開催されるように思われる。
さて、今週も男子ツアーから見て行くと、先ず明日8時から静岡県にある「太平洋クラブ御殿場コース(7262ヤード、パー70)」において国内男子ツアー、「三井住友VISA太平洋マスターズ」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は1億5千万円、優勝賞金は3000万円で、2日間の予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が残り2日間の決勝ラウンドへと駒を進められる予定となっている。
ライブ放送に付いてはCS放送TBSチャンネル2、BSーTBS、地上波TBS系列、インターネット等を利用して大体カバーしているようなので、楽しみに待ちたい。
ところで、国内男子ツアーの残りはこの試合を入れて4試合となったが、参考までに、現時点での賞金ランキングの気に留まったところ挙げておく。
順位 名前 賞金総額(円) 勝数
1 木下稜介 100,869,647 2
2 チャン・キム(米) 95,224,211 2
3 星野陸也 94,839,496 3
4 稲森佑貴 88,078,690 1
5 金谷拓実 87,677,355 2
6 大槻智春 76,297,950 0
7 スコット・ビンセント
(ジンバブエ) 74,468,188 2
8 ショーン・ノリス(南ア) 73,233,047 2
9 香妻陣一朗 72,441,792 1
10 今平周吾 61,488,065 1
13 岩田寛 54,530,499 1
14 比嘉一貴 53,905,503 1
15 浅地洋佑 50,961,219 1
国内の男子ツアーも後四つ
色んな記録気になるのかも
また、明日12時から時差-5時間のアラブ首長国連邦にある「ジャメイラエステーツ ファイアーコース(7480ヤード、パー72)」において欧州男子ツアー、「ドバイ選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は150万ドルとあるから、1ドルを約114円とすると、約1億7100万円となり、国内男子ツアーとそんなに変わらない。
前には900万ドルと書いたが、それは最終戦のことのようである。
日本人選手としては世界ランキング153位で、欧州男子ツアーのランキングとなるレース・トゥ・ドバイで45位に付けている旅人ゴルファーの川村昌弘は出場する予定となっている。
この試合を入れて残り2試合、選ばれし者のみが出場できる最終戦までの出場権はほぼ確定しているそうである。
3週間ぶりの出場であるが、ゴルフ愛&旅情溢れる人気のコラム、「いま僕はココにいます」も三週間ぶりに更新されるか!?
両方共楽しみに待ちたい。
川村や久々に出てどうなのか
少し心配先立つのかも
なお、南アフリカでの開催が予定されていた欧州男子ツアー、「ネッドバンクチャレンジ」は中止となっている。
それから、明日22時50分から時差-15時間の米国・テキサスにある「メモリアル・パークGC(7412ヤード、パー70)」において米国男子ツアー、「ヒューストン・オープン」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は700万ドル、優勝賞金は135万ドルと予定されているから、1ドルを約113円としてそれぞれ約7億9千万円、約1億5千万円となり、国内男子ツアーに比べれば5倍ほどになる高額であるが、それでも今週は欧州男子ツアーよりは低くなっている。
そして今週も残念ながら世界ランキング14位で日本のエースの松山英樹は出場しない。
松山や少し休憩多いかと
寂しさ故の不安なのかも
次に女子の方であるが、明日夜から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「ペリカンGC(6353ヤード、パー70)」において米国女子ツアー、「ペリカン女子選手権」が4日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は175万ドルとなっているから、約2億円で、国内女子ツアーのまあまあ高額な大会と変わらない。
日本人選手としては、世界ランキング6位で新世紀世代をリードする笹生優花(フィリピン国籍も併せ持つ、20歳)、世界ランキング8位で黄金世代をリードする日本のエースの畑岡奈紗(22歳)が出る予定なので楽しみに待ちたい。
笹生優花海の向こうと行き来して
少し疲れが不安なのかも
畑岡や久々に出てどうなのか
少し不安を感じるのかも
なんて、心配ばかりしていても仕方が無いなあ。
折角出るのだから、素直に応援することにしよう。
それから、明後日の朝から千葉県にある「グレートアイランド倶楽部(6741ヤード、パー72)」において国内女子ツアー、「伊藤園レディスゴルフトーナメント」が3日間の日程で開催される予定である。
賞金総額は1億円、優勝賞金は1800万円で、2日間の予選ラウンド終了時に60位タイまでに入っている選手が残り1日の決勝ラウンドに駒を進められる予定となっている。
ライブ放送はCS放送のテレ朝チャンネル、スカイA、地上波のテレビ朝日系列等でまあまあありそうだが、最終日の午後に付いてはこれまでによくあったように地上波でのVTR放送となる予定である。
国内の女子のツアーはまだ古い
因習残り微妙なのかも
ところで、国内女子ツアーの残りはこの試合を入れて3試合となったが、参考までに、現時点での賞金ランキングの気に留まったところ挙げておく。
順位 名前 賞金総額(円) 勝数
1 稲見萌寧 234,566,049 8
2 古江彩佳 230,597,575 6
3 小祝さくら 181,477,583 5
4 西村優菜 171,166,189 4
5 西郷真央 164,787,891 0
6 勝みなみ 123,434,540 2
9 原英莉花 106,385,582 2
10 大里桃子 103,265,686 1
12 笹生優花 99,985,742 2
14 山下美夢有 99,111,214 1
15 高橋彩華 97,208,310 0
18 渋野日向子 77,554,375 2
20 吉田優利 72,971,983 2
なお今年、笹生優花の場合、米国女子ツアーで3位に付け、ここまでの賞金総額は約1億7千万円、古江彩佳の場合、米国女子ツアーで賞金総額約3千4百万円、渋野日向子の場合、米国女子ツアーで賞金総額約1千万円稼いでいる。
国内の女子のツアーも後三つ
他人の懐気になるのかも
それから、先週は米国女子ツアーが中止となり、米国女子ツアーを主戦場とする何人かはサウジアラビアで開催されていた欧州女子ツアーに出て、リディア・コ(ニージーランド)がぶっちぎりで優勝していたが、今週も欧州女子ツアーが今日の午後からサウジアラビアで開催されるようである。
これまであんまり記事が出ておらず、意識して来なかった欧州女子ツアーであるが、今年は27試合で賞金総額が約24億円と、アラブのオイルマネーを得て、まあまあの規模で開催されているようである。
アラブのオイルマネーと言えば、欧州男子ツアーも結構大きな恩恵を受けており、来シーズンからは名称もDPワールドツアーと変更されて、日本も含めた更に広い範囲での開催となると言う。
ともかく男子の日本人選手の中で、もう少し海外でも活躍する選手が増えて来ることを期待したい。
新鋭の金谷拓実が欧州男子ツアーにスポット参戦してまあまあ活躍していたところを見ても、無理でもないように思われるのである。