金曜日0時40分から時差-13時間(現在サマータイム中、それ以外では-14時間)の米国・ジョージア州にある「イースト・レイクGC(7346ヤード、パー70)」において米国男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、「ツアー選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
いよいよ30名に絞られた選手が年間チャンピオンを目指して最後の戦いを繰り広げ、優勝すれば1500万ドル(1ドルを約110円とすると、約16億5000万円)の巨額ボーナスをゲット出来る。
ただ、既に終えているプレーオフシリーズ2戦における成績を加味してのハンデが付いた状態から始めることになるから、これまで低迷していた場合にはきつい勝負ともなり得る。
日本人選手としては世界ランキング17位の松山英樹が出ており、プレーオフシリーズにはフェデックスポイントランキングが14位の状態で入ったが、2戦を終えて22位まで下がっているので、トップがトータル-10から出るのに対して、トータル-1からの発進となる。
要するに、既に9打も差が付いているから、相当きついと考えるのか、まだ4日もあると考えるのかで、重みは大分違って来る!?
ともかく、8年連続8回目の最終進出と言うことをとっても、彼は相当凄いことを普通にやってのけている。
その松山英樹は初日、噛み合わなかったのか、初日+7、トータル+6と大きく落とし、最下位の単独30位となっていたが、第2日目にはトータル+1まで戻し、26位タイに付けて来た。
最下位を脱出して第3日目にはどんな展開が待っていたのか!?
この後にも彼の粘り、少しでも巻き返しと言った真骨頂を期待したいところである。
松山や一転上手く伸ばせたか
後の健闘期待するかも
松山や何とか上手く巻き返し
まだまだ期待膨れるのかも
なお、YAHOOのスポーツナビでは第2日目持ち点を加味した順位(たとえばパトリック・カントレーが1位)にしていたのに第3日目の順位変動は第2日目までのスコアから第3日目のスコア+持ち点への変動(たとえばパトリック・カントレーは2位から1位への変動で1位上昇)としている。
昨日挙げていたスコアからの変動(たとえばパトリックカントレーは変動なし)とは違って来るので、ここでは第2日目に挙げていたスコアからの変動を示しておく。
要するに一々再計算せずに、初日に持ち点を加味して順位を付け、そこからは単純にその日、その日を加算し、変動を見て行くようにしてある。
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング4位のパトリック・カントレー(米国)で、3日目6バーディー、3ボギーの-3、トータル-20と伸ばしている。
カントレー確り伸ばし首位を維持
カントレー首位維持続け強さ魅せ
単独2位を維持しているのは世界ランキング1位のジョン・ラーム(スペイン)で、3日目3バーディー、1ボギーの-2、トータル-12と伸ばしている。
ジョンラーム程々伸ばし二位を維持
ジョンラーム二位を維持して強さ魅せ
単独3位に付けているのは世界ランキング6位のジャスティン・トーマス(米国)で、3日目6バーディー、1ボギーの-5、トータル-15と大きく伸ばし、1位上げて来た。
トーマスや大きく伸ばし上げて魅せ
トーマスや三位に上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング12位のアブラハム・アンサー(メキシコ)は3日目-5、トータル-10と大きく伸ばし、11位上げて5位タイに付けて来た。
アンサーや下がっても上げ強さ魅せ
アンサーや五位まで上げて強さ魅せ
世界ランキング15位のビクトル・ホブラン(ノルウェー)は3日目イーブン、トータル-9と伸ばせず、2位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング7位で希代の飛ばし屋、ブライソン・デシャンボー(米国)は3日目+2、トータル-9と伸ばせず、4位下がって7位タイとなっている。
世界ランキング5位のザンダー・シャウフェレ(米国)は3日目-3、トータル-8と伸ばし、7位上げて9位タイに付けて来た。
シャウフェレや確り伸ばし上げて魅せ
シャウフェレや九位に上げて強さ魅せ
世界ランキング2位のダスティン・ジョンソン(米国)は3日目-2、トータル-8と伸ばし、6位上げて9位タイに付けて来た。
ジョンソンや下がっても上げ強さ魅せ
ジョンソンや九位に上げて強さ魅せ
世界ランキング14位のジョーダン・スピース(米国)は3日目イーブン、トータル-8と維持し、1位上げて9位タイに付けて来た。
スピースやスコア維持して上げて魅せ
スピースや九位に上げて強さ魅せ
世界ランキング8位のルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)は3日目+1、トータル-7と少し落とし、2位下がって単独12位となっている。
世界ランキング9位のトニー・フィナウ(米国)は3日目+3、トータル-6と落し、8位下がって13位タイとなっている。
世界ランキング13位のロリー・マキロイ(北アイルランド)は3日目+4、トータル-4と落とし、7位下がって17位タイとなっている。
世界ランキング11位のハリス・イングリッシュ(米国)は3日目+5、トータル-4と落とし、12位下がって17位タイとなっている。
世界ランキング19位でパトリック・リード(米国)は3日目-4、トータル-3と伸ばし、5位上げて単独21位に付けて来た。
どうやら新型コロナウイルス感染症による肺炎だったらしいが、それも大丈夫なようで、ホッとさせられる。
上げ続け安心させるリードかな
上げ続け強さを魅せるリードかな
世界ランキング18位のダニエル・ベルガー(米国)は3日目-3、トータル-2と伸ばし、4位上げて22位タイに付けて来た。
ベルガーや確り伸ばし上げて魅せ
ベルガーや連日上げて強さ魅せ
世界ランキング3位のコリン・モリカワ(米国)は3日目-2、トータル-2と伸ばし、3位上げて22位タイに付けて来た。
モリカワや下がっても上げ強さ魅せ
モリカワや下がっても上げ意地を魅せ
そして、松山英樹は3日目4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの-1、トータルイーブンと少し伸ばし、26位タイを維持している。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル+1から出て、前半では3ホールをパーで凌いだ後、第4~6ホールと3連続でバーディーを決め、残りの3ホールをパーで凌いだから、結局3打伸ばし、トータル-2として後半へと繋いでいる。
後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでバーディーを決め、この時点でトータル-3まで伸ばしており、速報で確か20位タイぐらいまで上がっていたので、一気に期待が膨らみ掛けたが、1つ空いて第15ホールでダブルボギーを叩き、1つ空いて第17ホールでボギーを叩いたので、結局後半では2打落とし、トータルイーブンとして最終日へと繋いでいる。
松山や途中快調期待させ
松山や終盤落とし夢萎み
でもまだ1日残っている。
松山や気持ち切り替え最終日
なお、世界ランキング10位のブルックス・ケプカ(米国)は残念ながら途中で棄権している。