木曜日の23時15分頃から時差-16時間(サマータイム中、それ以外では-17時間)の米国・カルフォルニア州にある「レイクマーセドGC(6551ヤード、パー72)」において米国女子ツアー、「LPGAメディヒール選手権」が4日間の日程で開催され、その第3日目、すなわち決勝ラウンド初日が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング223位でリオ五輪4位の実力者、野村敏京、世界ランキング225位で先週も地味ながら結構奮闘していたベテランの上原彩子、そして世界ランキング747位でプラチナ世代の山口すず夏が出ており、野村敏京、上原彩子が予選を通過している。
先週の興奮がまだ冷めやらぬ中、世界ランキング2位のパク・インビ(韓国)、世界ランキング3位のキム・セヨン(韓国)、世界ランキング5位のブルック・ヘンダーソン(カナダ)、世界ランキング6位のダニエル・カン(米国)、世界ランキング7位のレキシー・トンプソン(米国)、世界ランキング8位のキム・ヒョージュ(韓国)等の猛者も出ており、結構厚いフィールドのように思われる。
そんな中、第2日目、予選ラウンド最終日は上原彩子がトータル+4で70位タイに付けて来て、ぎりぎりで予選を通過し、野村敏京がトータル+2で52位タイに付けて来て、ちょっと余裕を持って予選を通過しているので、決勝ラウンドも楽しみになって来た。
残念ながら山口すず夏はトータル+11で128位タイとなって、予選を通過出来なかった。
上原や笹生の刺激通過魅せ
此処で意地出せて楽しみ野村かな
山口やまたの機会を期待して
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング276位のリー・ミン(台湾)で、3日目5バーディー、1ボギーの-4、トータル-9と伸ばし、3位上げて来た。
リーミンや確り伸ばし首位に立ち
リーミンや確り伸ばし首位奪い
2位タイに付けているのは世界ランキング158位のマチルダ・キャストレン(フィンランド)、世界ランキング423位のローレン・キム(米国)で、トータル-7まで伸ばしている。
マチルダ・キャストレンは3日目4バーディー、1ボギーの-3と伸ばし、3位上げて来た。
キャストレン確り伸ばし二位に付け
キャストレン二位まで上げて力魅せ
ローレン・キムは3日目5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの-1と少し伸ばし、2位を維持している。
ローレンキム少し伸ばして二位を維持
ローレンキム二位を維持して力魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング181位のアルバン・バレンツエラ(スイス)、世界ランキング36位のキム・アリム(韓国)で、トータル-6まで伸ばしている。
アルバン・バレンツエラは3日目6バーディー、2ボギーの-4と伸ばし、16位上げて来た。
バレンツエラ下がっても上げ力魅せ
バレンツエラ再浮上して力魅せ
キム・アリムは3日目5バーディー、2ボギーの-3と伸ばし、5位上げて来た。
キムアリム連日上げて四位付け
キムアリム連日上げて強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング23位のジェニファー・カプチョ(米国)は3日目-2、トータル-5と伸ばし、3位上げて6位タイに付けて来た。
再浮上ジェニファーカプチョ強さ魅せ
下がってもまた上げて来るカプチョかな
世界ランキング6位のダニエル・カン(米国)は3日目+2、トータル-5と落とし、5位下がって6位タイとなっている。
世界ランキング11位のリディア・コ(ニュージーランド)は3日目-2、トータル-4と伸ばし、9位上げて11位タイに付けて来た。
リディアコやじわじわ上げて期待させ
リディアコや連日上げて強さ魅せ
世界ランキング12位で飛ばし屋のパティー・タバタナキト(タイ)は3日目-1、トータル-4と少し伸ばしながらも、2位下がって11位タイとなっている。
世界ランキング92位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド)は3日目+2、トータル-4と落とし、9位下がって11位タイとなっている。
世界ランキング18位のユ・ソヨン(韓国)は3日目-5、トータル-3と大きく伸ばし、35位も上げて17位タイに付けて来た。
ユソヨンや下がっても上げ強さ魅せ
ユソヨンや大きく上げて強さ魅せ
世界ランキング7位のレクシー・トンプソン(米国)は3日目-2、トータル-3と伸ばし、13位上げて17位タイに付けて来た。
トンプソン下がっても上げ強さ魅せ
トンプソン決勝で上げ強さ魅せ
世界ランキング2位のパク・インビ(韓国)は3日目-2、トータル-2と伸ばし、15位上げて23位タイに付けて来た。
パクインビ下がっても上げ強さ魅せ
パクインビ決勝で上げ強さ魅せ
世界ランキング15位のハナ・グリーン(オーストラリア)は3日目-1、トータル-2と少し伸ばし、7位上げて23位タイに付けて来た。
ハナグリーン少し伸ばして上げて魅せ
ハナグリーン連日伸ばし強さ魅せ
世界ランキング40位のチャーリー・ハル(イングランド)は3日目+1、トータル-2と少し落とし、14位下がって23位タイとなっている。
世界ランキング17位のフォン・シャンシャン(中国)は3日目イーブン、トータル-1と伸ばせず、2位下がって32位タイとなっている。
世界ランキング3位のキム・セヨン(韓国)は3日目-3、トータルイーブンと伸ばし、22位も上げて36位タイに付けて来た。
キムセヨン下がっても上げ強さ魅せ
キムセヨン大きく上げて強さ魅せ
そして、上原彩子は3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル+1と伸ばし、31位も上げて39位タイに付けて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、全員アウトスタート(第1ホールから)で、トータル+4から出て、前半ではいきなり第1ホールでバーディーを決め、続く5ホールをパーで凌いだ後、第7ホールでまたバーディーを決め、1つ空いて第9ホールでもバーディーを決めて、3打伸ばし、トータル+1で後半へと繋いでいる。
後半に入って3ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩いたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第16ホールでバーディーを決めて取り返し、続く2ホールをパーで凌いで、結局イーブンでトータル+1のまま最終日へと繋いでいる。
新鋭の笹生優花の活躍がベテランの上原彩子にも大いに刺激を与えたようである。
最終日まで活躍を期待したい。
上原や笹生刺激に決勝で
まだ上げ続け期待膨らみ
上原や最終日まで期待して
世界ランキング8位のキム・ヒョージュ(韓国)は3日目イーブン、トータル+1と維持し、9位上げて39位タイに付けて来た。
キムヒョージュスコア維持して順位上げ
キムヒョージュ下がっても上げ強さ魅せ
世界ランキング14位のミンジー・リー(オーストラリア)は3日目+4、トータル+2と落とし、30位も下がって20位タイとなっている。
そして、野村敏京は3日目1イーグル、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの+1、トータル+3と少し落とし、5位下がって57位タイとなっている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル+2から出て、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでバーディーを決め、1つ空いて第5ホールではイーグルを決めたが、続く第6ホールでボギーを叩き、1つ空いて第8ホールでもぼぎーを叩いたので、結局1打だけ伸ばせ、トータル+1で後半へと繋いでいる。
後半に入っていきなりだ10ホールでバーディーを決めたが、続く2ホールをパーで凌いだ後、第13ホールでボギーを叩き、続く第14ホールではダブルボギーを叩いてしまった。
しかし、空かさず第15ホールではバーディーを決めて少し取り返し、バウンスバック!
しかし、1つ空いて第17ホールでボギーを叩き、結局2打落としてトータル+3とし、最終日へと繋いでいる。
下がっても最後に期待野村かな
気分換え最後に期待野村かな