1月19日(木)の夜から時差-14時間の米国・フロリダ州にある「レイクノナ・ゴルフ&カントリークラブ(6617ヤード、パー72)」において米国女子ツアーの開幕戦、「ヒルトン・グランドバケーションズトーナメント・オブ・チャンピオンズ」が4日間の日程で開催され、その第3日目が終わっている。
公式サイトによると賞金総額は150万ドルとあり、1ドルを約129.6円とすると、約1億9440万円となり、国内女子ツアーと比べてもそんなに高額ではない。
また、或る記事によると優勝賞金が22.5万ドル(多分昨年実績)となっているから、これも役2916万円で、国内女子ツアーと変わらない。
それはまあともかく、このツアーは過去2年間の優勝者が出場出来、29名がエントリーしており、予選落ちの無いプロアマ形式の試合となっている。
日本人選手としては世界ランキング10位で黄金世代を代表し、自他共にエースと認める畑岡奈紗(24歳、158㎝)、世界ランキング23位でプラチナ世代を代表し、安定したプレイが売りの古江彩佳(22歳、153㎝、54㎏)、世界ランキング33位で新世紀世代をリードするひとり、米国女子ツアーメンバーの中でも飛ばし屋の笹生優花(21歳、166㎝、63㎏)が出場している。
第2日目を終えて畑岡奈紗がトータル-5まで伸ばして首位と6打差の5位タイに上げ、古江彩佳がトータル-3とまで伸ばして9位タイを維持し、上位を維持しているから大いに期待させ、笹生優花もトータル-1と少し伸ばして16位タイと何とか耐えている!?
ともかく、3人共まだ期待を繋いでいるから最後まで楽しめそうである。
畑岡奈紗じわりと首位に近付いて
優勝目指し期待膨らみ
古江彩佳十位以内に止まって
上位争い期待するかも
笹生優花飛ばし屋振りで楽しませ
上位の確保期待するかも
なお、ライブ中継であるが、今のところWOWOWのみか!?
さて、単独首位を維持しているのは世界ランキング7位でカナダの妖精と呼ばれるブルック・ヘンダーソン(カナダ、25歳、163㎝)で、3日目4バーディー、1ボギーの-3、トータル-14と伸ばしている。
3日目はアウトスタート(第1ホールから)で、トータル-11からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-13と伸ばし、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-14と少し伸ばしている。
少し勢いが穏やかになり、後続にも希望が見えて来た様子であるが、ともかくまだ完全優勝の期待が掛かる。
ヘンダーソン確り伸ばし首位を維持
ヘンダーソン安定続け首位を維持
ヘンダーソン完全勝利期待させ
2位タイに付けているのは畑岡奈紗、世界ランキング2位で鎖骨下に出来た血栓の手術による欠場・調子の下降から復活して来た感のあるネリー・コルダ(米国、24歳、178㎝)で、トータル-11まで伸ばしている。
畑岡奈紗は3日目7バーディー、1ボギーの-6と大きく伸ばして3位上げて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-5からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第3ホールでボギーを叩いたが、続く5ホールをパーで凌いだ後、第9ホールでバーディーを決めて取り返したので、結局維持してトータル-5のまま後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは第11ホールでバーディーを決め、1つ空いて第13~16ホールと4連続でバーディーを決め、1つ空いて第18ホールでもバーディーを決めたので、結局後半では6打伸ばし、トータル-11として最終日へと繋いでいる。
と言うわけで首位のブルック・ヘンダーソンとの差が3打に迫ったから、これは楽しみだ!?
畑岡奈紗大きく伸ばし上げて魅せ
畑岡奈紗二位まで上げて強さ魅せ
畑岡奈紗二位まで上げて期待させ
ネリー・コルダは3日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして2位を維持している。
3日目はアウトスタートで、トータル-7からスタートし、前半では1バーディー、1ボギーのイーブン、トータル-7と維持して、後半に入ってからは加速して、4バーディーの-4、トータル-11と確り伸ばしている。
連日後半に入ってから加速して、強さを魅せている!?
ネリーコルダ確り伸ばし2位を維持
ネリーコルダ後半加速2位を維持
ネリーコルダ二位を維持して強さ魅せ
4位タイに付けているのは世界ランキング45位のマヤ・スタルク(スウェーデン、23歳、175㎝)、世界ランキング17位のチャーリー・ハル(イングランド、26歳、168㎝)で、トータル-9まで伸ばしている。
マヤ・スタルクは3日目5バーディー、1ボギーの-4と伸ばして1位上げて来た。
3日目はアウトスタートで、トータル-5からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-7と伸ばし、後半に入ってからも3バーディー、1ボギーの-2、トータル-9と順調に伸ばしている。
マヤスタルク確り伸ばし上げて魅せ
マヤスタルク連日上げて強さ魅せ
マヤスタルク四位まで上げて強さ魅せ
チャーリー・ハルは3日目4バーディー、1ボギーの-3と伸ばしながらも、1位下がっている。
3日目はアウトスタートでトータル-6からスタートして、前半では2バーディーの-2、トータル-8と伸ばし、後半に入ってからも、2バーディー、1ボギーの-1、トータル-9と少し伸ばしている。
チャーリーハル伸ばしながらも一位下げ
チャーリーハル伸ばし足りずに一位下げ
チャーリーハル四位止まり強さ魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
笹生優花は3日目1イーグル、3バーディーの-5、トータル-6と大きく伸ばし、10位上げて6位タイに付けて来た。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、インスタート(第10ホールから)で、トータル-1からスタートして、前半では2ホールをパーで凌いだ後、第12ホールでバーディーを決め、1つ空いて第14ホールでもバーディーを決めて、続く3ホールをパーで凌いだ後、第18ホールでもバーディーを決めたので、結局3打伸ばし、トータル-4として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは7ホールをパーで凌いだ後、第8ホールではイーグルを決めたので、結局更に2打伸ばし、トータル-6として最終日へと繋いでいる。
連日人一倍飛ばし、また得意のイーグルを決め、おまけにボギーを叩かない安定まで見せているから、これは最後まで目が離せない!?
笹生優花大きく伸ばし上げて魅せ
笹生優花下がっても上げ強さ魅せ
笹生優花六位まで上げ期待させ
世界ランキング36位のギャビー・ロペス(メキシコ、29歳、168㎝)は3日目-3、トータル-6と伸ばし、3位上げて6位タイに付けて来た。
ギャビーロペス確り伸ばし上げて魅せ
ギャビーロペス連日上げて強さ魅せ
ギャビーロペス六位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング16位で大病から復帰して来たダニエル・カン(米国、30歳、168㎝)は3日目-2、トータル-6と伸ばし、1位上げて6位タイに付けて来た。
ダニエルカンじわりと伸ばし上げて魅せ
ダニエルカンじわじわ上げて強さ魅せ
ダニエルカン六位まで上げ強さ魅せ
世界ランキング21位で2019年の全英女子オープンにおける渋野日向子との競り合いおよび戦い振りから好印象が残っているアシュリー・ブハイ(南アフリカ、33歳、165㎝)は3日目-5、トータル-5と大きく伸ばし、9位上げて11位タイに付けて来た。
アシュリーや大きく伸ばし上げて魅せ
アシュリーや下がっても上げ強さ魅せ
再浮上強さを魅せるブハイかな
世界ランキング31位のアンナ・ノードクイスト(スウェーデン、35歳、183㎝)は3日目-4、トータル-5と伸ばし、5位上げて11位タイに付けて来た。
ノードクイスト然り伸ばし上げて魅せ
ノードクイスト下がっても上げ強さ魅せ
ノードクイスト再浮上して期待させ
世界ランキング11位のレオナ・マグワイヤー(アイルランド、28歳、168㎝)は3日目+1、トータル-3と少し落とし、9位下がって16位タイとなっている。
世界ランキング12位のセリーヌ・ビュティエ(フランス、29歳、165㎝)は3日目-2、トータル-2と伸ばし、2位上げて18位タイに付けて来た。
セリーヌやじわりと伸ばし上げて魅せ
セリーヌや再浮上して強さ魅せ
セリーヌや下がっても上げ意地を魅せ
そして、古江彩佳は3日目4バーディー、5ボギーの+1、トータル-2と少し落とし、9位下がって18位タイとなっている。
3日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタートで、トータル-3からスタートして、前半ではいきなり第1ホールでボギーを叩き、続く4ホールをパーで凌いだ後、第6ホールでもボギーを叩き、1つ空いて第8ホールでもボギーを叩いたが、空かさず第9ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック!
結局2打落とし、トータル-1として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは、いきなり第10ホールでバーディーを決め、1つ空いて第12ホールでもバーディーを決め、1つ空いて第16ホールでもバーディーを決めて期待させたが、1つ空いて第16、17ホールと連続でボギーを叩いたので、結局後半では1打伸ばせただけで、トータル-2として最終日へと繋いでいる。
初日は出入りが激しく、これまでとちょっと違う古江彩佳のプレイ振りのように思えたものの、2日目になって何時もの安定振りが戻って来たようで安心していたら、3日目になってまた出入りの激しいゴルフとなった。
さて、最終日はどんなプレイを見せてくれるのか!?
古江彩佳少し落として九位下げ
古江彩佳出入り激しく九位下げ
古江彩佳最後安定期待して
世界ランキング35位のアリー・ユーイング(米国、30歳、168㎝)は3日目-4、トータル+1と伸ばし、5位上げて単独22位に付けて来た。
ユーイング確り伸ばし上げて魅せ
ユーイングじわじわ上げて期待させ
ユーイング連日上げて強さ魅せ
世界ランキング41位のマリーナ・アレックス(米国、32歳、160㎝)は3日目-3、トータル+2と伸ばし、4位上げて23位タイに付けて来た。
アレックス確り伸ばし上げて魅せ
アレックス後半上げて意地を魅せ
世界ランキング13位のジェニファー・カプチョ(米国、25歳、165㎝)は3日目-1、トータル+2と少し伸ばし、2位上げて23位タイに付けて来た。
ジェニファーや少し伸ばして上げて魅せ
ジェニファーや下がっても上げ意地を魅せ
世界ランキング30位のアンドレア・リー(米国、24歳、170㎝、64㎏)は3日目+2、トータル+3と落とし、3位下がって単独26位となっている。
そして、世界ランキング49位で2019年の全英女子オープンにおける渋野日向子との競り合いで印象に残るようになったリゼット・サラス(米国、33歳、163㎝)は3日目イーブン、トータル+4と伸ばせず、1位下がって単独27位となっている。