１０月１３日（木）の午後から時差－７時間（現在サマータイム中。それ以外の時期では－８時間）のスペインにある「レアル・クラブ・バルデラマ(７０２８ヤード、パー７２)」においてＤＰワールドツアー（旧欧州男子ツアー）、「アンダルシア・マスターズ」が４日間の日程で開催され、その最終日が終わった。
公式サイトによると賞金総額は３００万ユーロで、１ユーロを約１４４．８円とすると、約４億３４４０万円となり、国内男子ツアーに比べると数倍高額となっている。
また、優勝賞金は５１万ユーロであったから、約７３８５万円となり、これも同様に高額となっている。
日本人選手としては世界ランキング２７６位で旅人ゴルファーと呼ばれている川村昌弘（２８歳、１７３㎝、７２㎏）が出場しており、前半２日間に亘る予選ラウンドを終了した時点でトータルイーブンと維持して２６位タイに付けていたので、余裕を持って後半２日間に亘る決勝ラウンドへと駒を進めている。
全体では５８位タイまでに入った６６名の選手が決勝ラウンドへと駒を進めることが出来た。
またゴルフ愛と旅情漂う人気のコラム、「いま僕はココにいます」が「Ｖｏｌ.１５２ スペイン編」に更新されており、２週間ほど東南アジアでのオフを楽しんだこと、往復で地球半周に当たる２万㎞以上移動をしたこと、荷物が届かず、クラブ、靴を現地調達したこと等が綴られていた。
したがって、今回は慣れない道具によるプレイとなったが、これまでの経験を生かして期待していた通り先ずは予選を通過し、好かった、好かった。ホッ。
川村や道具や靴を調達し
何とか予選通過したかも
川村や経験積んでトラブルも
何とか凌ぎ楽しめるかも
さて、単独首位を維持したまま独走状態で見事優勝したのは世界ランキング１５８位のエイドリアン・オタエギ（スペイン、２９歳、１８３㎝、７９㎏）で、最終日４バーディー、１ボギーの－３、トータル－１９と伸ばした。
決勝ラウンドでは全員アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－１６からスタートして、前半では３バーディーの－３、トータル－１９と伸ばし、後半に入ってからは１バーディー、１ボギーのイーブン、トータル－１９と維持している。
なお、これでこのツアー通算４勝目となり、その結果、世界ランキングは９５位まで上がっている。
オタエギや確り伸ばし勝って魅せ
オタエギや大差を付けて勝って魅せ
オタエギや独走勝ちで力魅せ
単独２位を維持したのは世界ランキング３８８位のヨアキム・ラゲルグレン(スウェーデン、３０歳、１７５㎝、８０㎏)で、最終日５バーディー、２ボギーの－３、トータル－１３と伸ばした。
最終日はトータル－１０からスタートし、前半では４バーディー、２ボギーの－２、トータル－１２と伸ばし、後半に入ってからも１バーディーの－１、トータル－１３と少し伸ばしている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは２６４位まで上がっている。
ラゲルグレン確り伸ばし二位を維持
ラゲルグレン実力発揮二位を維持
ラゲルグレン二位を維持して力魅せ
単独３位に入ったのは世界ランキング６５位のミンウー・リー(オーストラリア、２４歳、米国女子ツアーの人気選手ミンジー・リーの弟)で、最終日４バーディー、３ボギーの－１、トータル－１０と少し伸ばして１位上げて来た。
最終日はトータル－９からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－１１と伸ばしたが、後半に入って１バーディー、２ボギーの＋１、トータル－１０と少し落とした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは５８位まで上がっている。
ミンウーリー少し伸ばして上げて魅せ
ミンウーリー最後は上げて意地を魅せ
ミンウーリー三位に入り強さ魅せ
単独４位に入ったのは世界ランキング３２５位のアンヘル・イダルゴ(スペイン、２４歳)で、最終日２ボギーの＋２、トータル－８と落として２位下がった。
最終日はトータル－１０からスタートして、前半では１ボギーの＋１、トータル－９と少し落とし、後半に入ってからも１ボギーの＋１、トータル－８と少し落とした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは２８４位まで上がっている。
イダルゴやじわじわ落とし二位下がり
イダルゴや大崩れせず四位入り
イダルゴや四位に入り力魅せ
単独５位に入ったのは世界ランキング１１７位のラスムス・ホイガールト（デンマーク、２１歳、ニコライ・ホイガールトとツインズ）で、最終日６バーディー、５ボギーの－１、トータル－６と少し伸ばして２位上げて来た。
最終日はトータル－５からスタートして、前半では３バーディー、１ボギーの－２、トータル－７と伸ばしたが、後半では３バーディー、４ボギーの＋１、トータル－６と少し落とした。
なお、この試合の結果、世界ランキングは１０９位まで上がっている。
ラスムスやスコア位伸ばして上げて魅せ
ラスムスや決勝で上げ力魅せ
ラスムスや五位に入って力魅せ
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング９４位のスリストン・ロウレンス（南アフリカ、２５歳、１８０㎝、９７㎏）は最終日－２、トータル－５と伸ばし、４位上げて６位タイに入った。
ロウレンスじわりと伸ばし上げて魅せ
ロウレンス最後は上げて意地を魅せ
ロウレンス六位に入り強さ魅せ
世界ランキング１１１位のジョルダン・スミス（イングランド、２９歳、１７８㎝、７６㎏）は最終日＋１、トータル－５と少し落としながらも６位タイを維持した。
落としても順位維持したスミスかな
力魅せ六位維持したスミスかな
六位維持力を魅せたスミスかな
世界ランキング６８位のロバート・マッキンタイア(スコットランド、２６歳、１７８㎝)は最終日＋３、トータル－４と落とし、４位下がって９位タイとなった。
世界ランキング１５０位のトービョン・オルセン（デンマーク、３２歳、１７５㎝、７０㎏）は最終日－２、トータルイーブンと伸ばし、１７位上げて２１位タイに入った。
オルセンやじわりと伸ばし上げて魅せ
オルセンや確り上げて力魅せ
オルセンや最後まで上げ力魅せ
そして、川村昌弘は最終日５バーディー、４ボギーの－１、トータルイーブンと少し伸ばし、１０位上げて２１位タイに入った。
最終日に付いてもう少し詳しく見ておくと、トータル＋１からスタートして、前半ではいきなり第１ホールでバーディーを決め、続く３ホールをパーで凌いだ後、第５ホールでボギーを叩いたが、空かさず第６ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く２ホールをパーで凌いだ後、第９ホールでもバーディーを決めたので、結局２打伸ばし、トータル－１として後半へと繋いでいる。
後半に入ってからは、第１１ホールでバーディーを決めたが、続く第１２ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、１つ空いて第１４ホールでもバーディーを決めたが、続く第１５ホールでボギーを叩いたので伸ばせず、続く１６ホールでもボギーを叩き、残りの２ホールをパーで凌いだので、結局後半では１打落とし、トータルイーブンに戻してホールアウトしている。
なお、この試合の結果、世界ランキングは２６７位まで上がっている。
川村や少し伸ばして上げて魅せ
川村や最後は上げて力魅せ
川村や中位に入り力魅せ
世界ランキング１２３位のニコライ・ホイガールト（デンマーク、２１歳、ラスムス・ホイガールトとツインズ）は最終日イーブン、トータル＋３と維持し、５位上げて３７位タイに入った。
ニコライやスコア維持して上げて魅せ
ニコライや最後は上げて力魅せ
ニコライや中位に入り意地を魅せ
世界ランキング１００位のカルム・シンクウィン（イングランド、２９歳、１８０㎝、８２㎏）は最終日＋３、トータル＋３と落とし、１５位下がって３７位タイとなった。
世界ランキング１０７位のトーマス・デトリー(ベルギー、２９歳、１８８㎝、７０㎏)は最終日－２、トータル＋４と伸ばし、１９位上げて４５位タイに入った。
デトリーやじわりと伸ばし上げて魅せ
デトリーや確り上げて力魅せ
デトリーや最後は上げて意地を魅せ
世界ランキング１０１位のオリバー・ベッケル(南アフリカ、３７歳、１８８㎝、９０㎏)は最終日－１、トータル＋４と少し伸ばし、１０位上げて４５位タイに入った。
ベッケルや少し伸ばして上げて魅せ
ベッケルや確り上げて力魅せ
ベッケルや最後は上げて意地を魅せ
世界ランキング６１位のアドリアン・メロンク（ポーランド、２９歳、１９８㎝）は最終日＋３、トータル＋４と落とし、１４位下がって４５位タイとなった。
世界ランキング８６位のエリック・ファン・ローエン（南アフリカ、３２歳、１９１㎝、８８㎏）は最終日＋５、トータル＋９と大きく落とし、９位下がって６１位タイとなった。
そして世界ランキング７５位のパブロ・ララサバル（スペイン、３９歳、１７８㎝、７５㎏）は最終日＋９、トータル＋１２と大きく落とし、２３位も下がって単独６５位となった。
