ヤクルトスワローズが阪神タイガースと対戦し、5対11で負けている。
6回までは入れられたら入れ返す、好い感じで進行して4対4であったが、以降に1対7と大きく差を付けられた。
阪神タイガースの先発投手はベンチでもチームを明るくリードするエースの西勇輝(30歳、181㎝、81㎏)で、5回で96球投げ、6安打(1本塁打)5三振2四球4失点2自責点の粘投で勝敗は付かず3勝2敗のままであったが、防御率は2.38から2.54へと少し悪化している。
しかしまあ、よく耐えて、後の繋いだのは流石エースと言うところであろうか!?
参考までに昨年までの3シーズンの成績を見ておくと、2018年シーズンはオリックスバッファローズの最終年で、162回3分の1投げて10勝13敗で、奪三振数は119、防御率は3.60、WHIPは1.22と準エース級であった。
2019年シーズンは阪神タイガースに移籍してエースを担い、172回3分の1投げて10勝8敗で、奪三振数が112、防御率が2.92、WHIPが1.13と大分好くなっている。
そして2020年シーズンも同様にエースを担い、147回3分の2投げて11勝5敗で、奪三振数が115、防御率が2.26、WHIPが0.98と更に好くなっている。
西勇輝エースの仕事耐えて魅せ
西勇輝勝ちに繋がる粘り魅せ
この試合で注目していたのは新人スラッガー、佐藤輝明(22歳、187㎝、94㎏)で、4打数2安打(1本塁打)1三振1死球1打点2得点と大活躍している。
この結果、打率は2割5分2厘から2割6分1厘に上がり、本塁打は9本で3位、打点は25で首位タイとなっている。
海の向こうでは今日、大谷翔平が9号2ランを打って首位タイに躍り出ているし、どうしても比べたくなってしまう。
佐藤輝つい大谷と比べ出し
佐藤輝プロ野球にも目を向かせ
また、広島カープが読売ジャイアンツと対戦し、9回を終えても1対1で引き分けている。
読売ジャイアンツの先発投手はスクリューボールが武器とし、これまで5勝0敗と絶好調の高橋優貴(24歳、178㎝、82㎏)で、7回で108球投げ、5安打5三振2四球1失点1自責点の好投ながら勝敗は付かず5勝0敗のままで、防御率は1.80から1.71へと少し好くなっている。
何でも沢村栄治以来の開幕6戦6勝が掛かっており、残念ながらそれは逃してしまったが、それでも十分に好い仕事をしたのではないか!?
参考までに昨年までの2シーズンの成績を見ておくと、1軍にデビューした2018年シーズンは93回投げて5勝7敗で、奪三振数が89、防御率が3.19、WHIPが1.27と、内容的に十分期待に応える活躍をしている。
2020年シーズンは開幕前に左肘を痛めた所為で10月まで1軍に上がれず、23回投げて1勝3敗で、奪三振数が23、防御率が4.30、WHIPが1.48と不本意な成績に終わっている。
高橋や試合を繋ぐ仕事魅せ
高橋や試合を作る仕事魅せ
広島カープで気になったのは3人目、最後に登板した新人の栗林良吏(くりばやし りょうじ、24歳、178㎝、83㎏)で、1回で14球投げ、1安打2三振無失点と今日も抑え切り、セーブは付かず8セーブのままであったが、防御率は0.00のままであった。
デビュー以来14戦連続0封のこの記録は新人最長とのことである。
他にも何人か新人の名前が時々上がるから、今年は新人に関して結構豊作なのかも知れない。
栗林零封続け新記録
今季新人豊かなのかも