木曜日１５時５５分頃から時差－８時間（サマータイム中、それ以外では－９時間）のスペイン領カナリア諸島テネリフェ島にある「ゴルフコスタ・アデヘ（６８５７ヤード、パー７２）」において欧州男子ツアー、「テネリフェ・オープン」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
先週から３週間に亘ってカナリア諸島での開催が予定されている。
中東、ケニア、そしてこのスペインと、それぞれ近い範囲で複数の大会が組まれており、長距離移動、コロナ禍等を考えた欧州男子ツアーのこの辺りの配慮は流石ではないか！？
日本人選手としては世界ランキング１９３位で旅人ゴルファーの川村昌弘が出場している。
この後の展開は勿論楽しみであるが、楽しみと言えばもうひとつ、彼の発信するゴルフ愛＆旅情に溢れる人気のブログ、「いま僕はココにいます」が先週、「Vol.１１０ カナリア諸島編」に更新されていた。
体感温度１℃のオーストリアから移動した先は、２０℃を超え、太陽がたっぷりと降り注ぐ風光明媚な景勝地！？
おまけに海の幸を使ったスペイン料理が美味しく、夢心地のようである。
そこにチャーター機でリゾートホテルへと直行だと言う。
気持ちが大分軽くなったのか？ 上位を狙えそうなことを書いていたが、先週は残念ながらぎりぎりで予選落ちしていた。
そりゃ気持ちの切り替えがしんどいだろうなあ。フフッ。
でもまあ、今週、それに来週もカナリア諸島であるから、そろそろ本気を期待したいたら、初日は－６まで伸ばして１０位タイに付けていた。
こりゃひょっとしてひょっとするかも！？
早くも期待を膨らませ始めたが、まだ３日も残っているし、さてどうなるのか？
川村やスタートダッシュ六位付け
早くも期待膨らむのかも
なお、今週もYAHOOのスポーツナビでは世界ランキングの更新が完全ではないので、英語版のワールドランキングを参照させて貰った。
さて、単独首位に立ったのは世界ランキング５７１位のニコライ・フォン・デリングシャウゼン（ドイツ）で、２日目１イーグル、８バーディー、１ボギーの－９、トータル－１６と爆発的に伸ばし、５位上げて来た。
ニコライや爆発魅せて首位に立ち
ニコライや爆発魅せて首位奪い
単独２位に付けているのは世界ランキング２４８位のペップ・アングルス（スペイン）で、２日目７バーディーの－７、トータル－１３と爆発的に伸ばし、８位上げて来た。
アングルス爆発力で上げて魅せ
アングルス爆発魅せて二位に上げ
３位タイに付けているのは世界ランキング２２３位のスコット・ジェイミソン（スコットランド）、世界ランキング３９７位のスコット・ヘンド（オーストラリア）、世界ランキング１３１位のカレ・サモーヤ（フィンランド）、世界ランキング７０８位のエドゥアルド・ルソー（スペイン）で、トータル－１２まで伸ばしている。
スコット・ジェイミソンは２日目１０バーディーの－１０と爆発的に伸ばし、何と５２位も上げて来た。
ジェイミソン爆発力で上げて魅せ
ジェイミソン爆上げ魅せて三位付け
スコット・ヘンドは２日目１０バーディー、３ボギーの－７と爆発的に伸ばし、１３位上げて来た。
爆上げし三位に付けたヘンドかな
力魅せ三位に付けたヘンドかな
カレ・サモーヤは２日目１イーグル、６バーディー、３ボギーで、エドゥアルド・ルソーは２日目５バーディーで、共に－５と大きく伸ばし、３位上げて来た。
サモーヤや大きく伸ばし三位付け
サモーヤや実力発揮三位付け
力魅せ三位に付けたルソーかな
三位付け実力魅せたルソーかな
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング１６８位のディーン・バーメスター(南アフリカ)は２日目－３、トータル－１１と伸ばしながらも５位下がって７位タイとなっている。
世界ランキング３５８位のトービヨン・オルセン（デンマーク）は２日目－２、トータル－１１と伸ばしながらも６位下がって７位タイとなっている。
世界ランキング８２位のジョン・カトリン（米国）、世界ランキング２９１位のアレクサンデル・ビョーク（スウェーデン）は２日目－２、トータル－１０と伸ばしながらも９位下がって１１位タイとなっている。
世界ランキング６５位のガリック・ヒーゴ(南アフリカ)は２日目－１、トータル－９と少し伸ばしながらも１４位下がって１６位タイとなっている。
世界ランキング１２５位のジャスティン・ハーディング(南アフリカ)は２日目－２、－７と伸ばしながらも１２位下がって２８位タイとなっている。
世界ランキング１１４位のローリー・カンター（イングランド）、および世界ランキング１６３位のヨースト・ルイテン（オランダ）は２日目－１、トータル－７と少し伸ばしながらも１８位下がって２８位タイとなっている。
世界ランキング１５４位のカルム・シンクウィン(イングランド)は２日目－６、トータル－６と大きく伸ばし、何と６７位も上げて３６位タイに付けて来た。
シンクウィン実力魅せて爆上げし
シンクウィン実力発揮爆上げし
世界ランキング１４８位のジェイミー・ドナルドソン（ウェールズ）は２日目－４、トータル－６と伸ばし、１９位上げて３６位タイに付けて来た。
ドナルドソン確り伸ばし上げて魅せ
ドナルドソン確り上げて力魅せ
世界ランキング１９９位のエディ・ペペレル（イングランド）は２日目－３、トータル－６と伸ばし、２位上げて３６位タイに付けて来た。
ペペレルや確り伸ばし上げて魅せ
ペペレルや確り伸ばし力魅せ
世界ランキング１３４位のアドリア・アルナウス(スペイン)は２日目イーブン、トータル－６と伸ばせず、２６位も下がって３６位タイとなっている。
世界ランキング１０８位のマティアス・シュバプ(オーストリア)は２日目－２、トータル－５と伸ばしながらも１０位下がって４８位タイとなっている。
世界ランキング１０５位のサーミ・ベリメキ（フィンランド）は２日目－１、トータル－５と少し伸ばしながらも、２４位も下がって４８位タイとなっている。
そして川村昌弘は２日目５バーディー、６ボギーの＋１、トータル－５と出入りの激しいゴルフで少し落とし、３８位も下がって４８位タイとなっている。
２日目に付いてもう少し詳しく見ておくと、アウトスタート（第１ホールから）で、トータル－６から出て、前半では第２ホールでボギーを叩いたが、空かさず第３ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
続く第４ホールでまたボギーを叩いたが、空かさず第５ホールでバーディーを決めて取り返し、バウンスバック！
ここまでは好かったが、続く第６ホールでボギーを叩き、１つ空いて第８ホールでもボギーを叩いたので、結局２打落としてトータル－４で後半へと繋いでいる。
後半に入って第１１ホールでバーディーを決めたが、続く第１２ホールでボギーを叩き、続く２ホールをパーで凌いだ後、第１５日ホールでもボギーを叩いたので、この時点で更に１打落としてトータル－３となっており、CUTラインの下まで来てしまい、冷や冷やさせられた。
しかしここで終わらないのがこの数年の川村昌弘の粘り強さで、１つ空いて第１７、１８ホールとバーディーを決めてトータル－５まで戻し、少し余裕で通過して決勝ラウンドへと駒を進めている。
川村や冷や冷やさせて通過魅せ
川村や通過の後を期待させ
それから世界ランキング１３３位のキャラム・ヒル（スコットランド）、世界ランキング１６７位のホルヘ・カンピーヨ（スペイン）、世界ランキング１８５位のベンジャミン・エベール（フランス）、世界ランキング１８９位のコナー・サイメ（フィンランド）はトータル－２で９１位タイ、世界ランキング１０２位のカート・キタヤマ（米国）はトータルイーブンで１０６位タイ、世界ランキング１５６位のマイケル・ロレンゾ・ベラ（フランス）はトータル＋２で１２１位タイ、世界ランキング６８位のアントワヌ・ロズネル（フランス）はトータル＋３で１２９位タイ、世界ランキング１４６位のロマン・ランガスク（フランス）はトータル＋６で１４５位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭った。
