昨日の２時頃から時差－１９時間の米国、ハワイ州にある「カポレイＧＣ（７００１ヤード、パー７２）」において米国女子ツアー、「ロッテ選手権」が４日間の日程で開催され、その第２日目、すなわち予選ラウンド最終日が終わっている。
日本人選手としては世界ランキング９位でエース、黄金世代の畑岡奈紗、世界ランキング１８位で全英女子チャンピオン、黄金世代の渋野日向子、世界ランキング４６位で新世紀世代の笹生優花（フィリピン国籍でもある）、世界ランキング８８位で黄金世代の歌姫、河本結、世界ランキング１７６位でリオ五輪４位の実力者、野村敏京、世界ランキング２２５位で気が付けば実力を発揮してするすると上がって来るベテランの上原彩子、世界ランキング６９２位でプラチナ世代の山口すず夏が出ており、笹生優花がロケットスタートで－８まで伸ばし、首位タイに立っている！
放送は何時ものようにWOWOWが独占しているが、私のように視られない人もネットの速報等で楽しみたい。
ハワイにて熱き戦い展開し
ハワイにて笹生優花が首位に立ち
さて単独で首位を維持したのは笹生優花で、２日目９バーディー、１ボギーの－８、トータル－１６と連日爆発的に伸ばしている。
今日は午後の組なので、暫らくは次々に抜かれて行ったが、動き出すと流石で、前半で６バーディー、１ボギーの－５、トータル－１３まで伸ばし、この時点で首位と１打差の２位まで追い着いていた。
そして後半に入って３バーディーの－３、トータル－１６まで伸ばし、単独首位に抜け出ている。
今日のドライビングディスタンスは２６４．５ヤードで、畑岡奈紗の２６９ヤード、渋野日向子の２６９．５ヤードと比べても抑え気味で、丁寧に攻めている。
そうして風が強くなり、難しくなると言われている午後を上手く乗り切ったのは流石である。
ただ、本人の弁によると、フィリピンに似て暖かいのは好いらしいが、フィリピンはもっと暖かく、風がきつくないそうな。
そして、風が強いのは得意でないそうだが、それでもこの快進撃である。
これは未だ早いと言われつつも、決勝ラウンドへの期待が大きく膨らまざるを得ないではないか！？
笹生優花続けてダッシュ首位を維持
笹生優花爆発力で首位を維持
笹生優花風を攻略首位を維持
笹生優花もう決勝も期待させ
単独２位に付けているのは世界ランキング１１位のリディア・コ（ニュージーランド）で、２日目９バーディーの－９、トータル－１４と爆発的に伸ばし、５位上げて来た。
朝起きて、流石にこれを見た時は気が遠くなりそうになったが、それをも笹生優花が上回ったところが凄い！？
それはまあともかく、これは高い壁であるが、その分、楽しみにもなって来た。
リディアコや爆発力で二位に付け
リディアコやダッシュを魅せて二位に付け
リディアコや高い壁程面白く
リディアコや厚い壁程面白く
３位タイに付けているのは世界ランキング２３３位のルナ・レブロン（・ガルメス）（スペイン）、世界ランキング８位のキム・ヒョージュ（韓国）、世界ランキング４位のネリー・コルダ（米国）、世界ランキング１７位のユ・ソヨン（韓国）で、トータル－１１まで伸ばしている。
ルナ・レブロンは２日目１０バーディー、２ボギーの－８と爆発的に伸ばし、２４位も上げて来た。
レブロンや爆発力で上げて魅せ
レブロンや爆発魅せて三位まで
キム・ヒョージュは２日目１イーグル、６バーディー、１ボギーの－７と爆発的に伸ばし、１１位上げて来た。
キムヒョージュ爆発力で上げて魅せ
キムヒョージュ爆発魅せて三位まで
ネリー・コルダ、ユ・ソヨンは共に２日目５バーディー、１ボギーの－４と伸ばし、３位を維持している。
ネリーコルダ確り伸ばし三位維持
ネリーコルダ実力魅せて三位維持
ユソヨンや確り伸ばし三位維持
ユソヨンや実力魅せて三位維持
以下、気になった選手に付いて簡単に書き留めておく。
世界ランキング２９位のアリー・ユーイング（米国）は２日目－３、トータル－１０と伸ばしながらも４位下がって７位タイとなっている。
世界ランキング７位のレキシー・トンプソン（米国）は２日目－５、トータル－９と大きく伸ばし、４位上げて１０位タイに付けて来た。
トンプソン大きく伸ばし上げて魅せ
トンプソン大きく伸ばし力魅せ
世界ランキング３位のキム・セヨン（韓国）は２日目－４、トータル－９と伸ばしながらも３位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング５２位のブリタニー・アルトマレ(米国)は２日目－１、トータル－９と少し伸ばしながらも９位下がって１０位タイとなっている。
世界ランキング６位のブルックス・ヘンダーソン（カナダ）は２日目－４、トータル－８と伸ばしながらも２位下がって１６位タイとなっている。
世界ランキング２位のパク・インビ（韓国）は２日目－６、トータル－７と大きく伸ばし、４５位も上げて２０位タイに付けて来た。
パクインビ大きく伸ばし上げて魅せ
パクインビ爆発力で上げて魅せ
世界ランキング２０位のハナ・グリーン（オーストラリア）は２日目－５、トータル－７と大きく伸ばし、２８位も上げて２０位タイに付けて来た。
ハナグリーン大きく伸ばし上げて魅せ
ハナグリーン実力発揮上げて魅せ
世界ランキング１５位のオースティン・アースト(米国)は２日目－４、トータル－７と伸ばし、７位上げて２０位タイに付けて来た。
アーストや確り伸ばし上げて魅せ
アーストや確り伸ばし力魅せ
世界ランキング５位のダニエル・カン(米国)､世界ランキング１２位のジェニファー・カプチョ（米国）は２日目－３、トータル－７と伸ばしながらも６位下がって２０位タイとなっている。
そして渋野日向子は２日目４バーディー、１ボギー、１ダブルボギーの－１、トータル－５と少し伸ばしながらも２７位も下がって４１位タイとなっている。
前半ではいきなりダブルボギーを叩き、３つのバーディーで取り戻して伸ばし掛けたら最後にボギーを叩き、結局イーブンであったが、後半にバーディーを決めて１打伸ばしている。
渋野日向子少し伸ばして決勝へ
畑岡奈紗は２日目３バーディーの－３、トータル－４と伸ばし、１３位上げて５２位タイに付けて来て、少し余裕を持って予選を通過している。
前半はずっとパーで凌ぎ、このままでは予選落ちかと心配したら後半でバーディーを３つ決めているのは流石ではないか！？
畑岡や最後は意地で通過して
畑岡や実力発揮通過魅せ
世界ランキング１６位のイ・ジョンウン６（韓国）は２日目イーブン、トータル－３と伸ばせず、３３位も下がって６０位タイとなって、ぎりぎりで予選を通過している。
世界ランキング１０位のミンジー・リー（オーストラリア）はトータル－２で７７位タイ、野村敏京はトータル－１で８４位タイ、上原彩子はトータル＋１で１０６位タイ、河本結はトータル＋２で１１４位タイ、山口すず夏はトータル＋１６で１４２位タイとなり、残念ながらCUTの憂き目に遭った。
